Swirls – “Powerstation”
この告知は、バンドSwirlsのセカンドアルバムからのファーストシングルのリリースを伝えています。このシングルに付随するミュージックビデオは、バンド自身(「nous-mêmes les boss」)によってディレクション、撮影、編集され、彼らのスパニッシュ・ツアー中に撮影されたものです。音源は、彼らの「国内のRick Rubin」と称されるHugo AllardによってRadio Ravioli Recordsでライブレコーディングとミックスが行われ、Patrice Guillermeによってマスタリングされました。
この新曲は、2026年春にリリースが予定されているセカンドアルバムの予告であり、アルバムは彼らが愛する2つのレーベルA Tant Rêver Du Roi RecordsとHowlin Bananaからリリースされます。現在、舞台裏ではツアーの準備が進められており、日程は間もなく公開される予定です。ファンに向けて、ミュージックビデオ全編とストリーミングプラットフォームへのリンクがバイオに掲載されていることが呼びかけられています。
Major Murphy – Hallelujah (It’s Christmas Day)
Major Murphyがリリースした新シングル「Hallelujah (It’s Christmas Day)」は、激動の一年を背景に、クリスマスという普遍的な祝祭の暖かさと、現代的な生活のリアリティを対比させています。歌詞は「今年の出来事は説明できない」という内省的な始まりを持ちながらも、「薪を燃やし、雪が降る」という古典的なクリスマスの情景を描き出します。ここでは、迫り来る個人的な事情(「もう一日滞在する必要があるなら警告する」)と、日常の些細な情報(「店は11時まで開いている」)が混在し、混沌とした現実の中での安らぎの瞬間を探るムードが漂っています。
サビの「Hallelujah, it’s Christmas Day」で示される高揚感は、伝統的なクリスマスのイメージと結びつけられています。「街中にいる赤ん坊(キリスト)」や「羊を数える」といった宗教的・牧歌的なモチーフと、「なかなか眠れない」という個人的な不安が並置され、曲全体を通して、個人的な愛(「I tell you I love you so much」)と、季節の祝祭(「Hallelujah」や「Merry Christmas」)の力が、混乱や孤独を乗り越えるための「一年続く繋がり」として機能していることが示唆されます。パンチを飲み、乾杯を交わす行為は、ホリデーシーズンがもたらす、一時的でありながらも不可欠な「喜びと平和」の必要性を強調しています。
duendita – “uplifted one”
ニューヨークを拠点とする、特定のジャンルに収まらないアーティスト、duenditaが、今年初めにリリースしたアルバムサイズのプロジェクト『a strong desire to survive』、そしてその後のシングル「piel」「bassline」「big one」に続き、新たなトラック「uplifted one」を公開しました。
duenditaの最新シングル「uplifted one」は、極めて短くも熱狂的な音楽作品です。1分半にも満たない長さですが、弾けるような、多幸感に満ちた感覚を確立するのにそれ以上の時間は必要ありません。音楽は、飾り気のないソウルフルで軽快なインディー・ポップとして提示されており、duendita自身はInstagramで、この曲が「喜びと人生を愛すること」について歌っているとコメントしています。
「魂の暗い夜」の先に見出す禁欲的な美しさ:Julian ElorduyがJulian Never名義で新作を公開、地下音楽とメロディック・ポップを融合させた最も剥き出しの自己を表現
Julian Elorduyのソロプロジェクト、Julian Neverが、ニューアルバム『Everyday Is Purgation』のリリースに先駆け、最初のシングルを公開しました。Julian Elorduyは15歳から音楽活動を続けており、ノイズの混沌としたMayyorsから、ジャングリーなインディーポップのFine Steps、そして内省的なPious Fictionへと、その音楽性を進化させてきました。
彼のニューアルバム『Everyday Is Purgation』は、神秘主義者十字架の聖ヨハネの著作に触発された「魂の暗い夜 (Dark Night of the Soul)」を経験した後、そこから目覚めた視点から制作されています。安易な物語を剥ぎ取り、より明瞭で禁欲的な目で何が残るかを見極めることがテーマです。この作品は、彼を育てたアンダーグラウンドの音楽と、彼を魅了し続けるメロディック・ポップの両方によって等しく形作られた、Julianにとって最も感情が露わになった状態を示しています。
Monorail Musicは、Julian Neverのスタイルを「ジャングルで、すべてがチャイムのように鳴り響くバラード調のパワーポップ・ポエトリー」と称賛しています。彼のボーカルは「心と情熱に満ちており」、Wild NothingのJack Tatumを彷彿とさせる表現力を持ちながらも、自身の心を隠さず、心地よい高音域へと伸びる歌声を聴かせていると高く評価されています。
Sweet Pill、Doja Catも注目した成功作に続く待望のセカンドアルバム『Still There’s A Glow』を発表―自己制御の崩壊を歌うリードシングル「No Control」を公開
フィラデルフィアを拠点とするハイエナジーなエモバンド、Sweet Pillが、セカンドアルバム『Still There’s A Glow』を発表しました。2022年にリリースされたデビュー作『Where The Heart Is』は、その高いエネルギーでエモシーンを揺るがし、Doja Catにも注目されるなど大きな成功を収めました。バンドは、この成功に続き、ニューアルバムからリードシングル「No Control」を公開しています。
ボーカリストのZayna Youssefは、先行シングル「No Control」について、アルバムの中で最初に完成した楽曲であると説明しています。「当時、私は少し耽溺的な気分でした。欲しいものを、欲しい時に手に入れ、同時に世間を無視していた」と彼女は語ります。続けて、「私は自分の自己価値が安っぽいと感じ、健全な人間としての境界線がないように感じていました。文字通り、自己を制御できていませんでした」と、この楽曲が自己の制御の欠如から生まれたことを明らかにしています。
Youssefは、「この曲は、ある種の私自身のどん底への道です」と続け、「これは、自分自身を言いなりになる人間、自信がなく、感謝の気持ちがない人間だと呼ぶ、私なりの洒落た方法です」と述べています。当時の彼女は「隣の芝生は青い」というメンタリティを持ち、既に持っているものがあるにもかかわらず、さらに多くを望んでいたとのことです。『Still There’s A Glow』はMatt Weberによってプロデュースされ、「No Control」にはJohnny Komarが監督を務めたミュージックビデオが付属しています。
gobbinjr – “just a dream”
2019年以来、長らく沈黙を保っていたEmma Witmerのソロ・シンセポッププロジェクト、gobbinjrが活動を再開し、来春にニューアルバム『crystal rabbit moon』をリリースすることを発表しました。『Manalang』(2016年)や『ocala wick』(2018年)といった過去作で評価を確立してきたgobbinjrにとって、これは待望のフルレングス作品となります。
アルバムの発表と同時に、gobbinjrは先行シングル「just a dream」を公開しました。この曲は、ぼやけていて、優しくつぶやくようなトラックであり、Witmerは「叶わぬ恋が破綻した後、現実へ粉々に打ち砕かれて戻ってくること」について歌っていると述べています。ボーカルは、ルームメイトが寝ている間に録音されたため、非常に静かなのが特徴です。この楽曲のミュージックビデオは、C.C. Mulliganによるアニメーション作品となっています。
Nothing – “purple strings”
Philadelphiaのヘヴィ・シューゲイズバンド Nothingが、ニューアルバム『A Short History Of Decay』を来年リリースし、先行シングル「Cannibal World」に続く新曲「Purple Strings」を公開しました。フロントマンのNicky Palermoは、WhirrのNicholas Bassettと共同でLPの作曲とプロデュースを行い、テキサスのSonic Ranchでレコーディングされました。今作は、CloakroomのDoyle MartinとCam Smith、Best CoastのBobb Bruno、Manslaughter 777のZachary Jonesという新しいバンドメンバー体制で制作された初のLPとなります。
本日公開された「Purple Strings」は、リードシングルとは対照的に、静かで、悲しみに満ちた、雰囲気のある楽曲です。このトラックには、ハープの巨匠であるMary Lattimoreが貢献しており、Camille Getzのバイオリン、Jason Adamsのチェロといったストリングスとともに、不気味な静けさを構築しています。そのサウンドは、評論家をして『OK Computer』期のRadioheadを思い起こさせると言わせるほど、Nothingのこれまでの楽曲にはない新たな側面を見せています。また、バンドはKevin Hausが監督を務めた「Purple Strings」のミュージックビデオとともに、2026年のFull Body 2、Cryogeyser、VMO(Violent Magic Orchestra)を伴う北米ツアーの日程も発表しました。
Pan Amsterdam – NYC Town (NightjaR Remix)
「NYC Town (NightjaR Remix)」は、Pan Amsterdamによる楽曲をNightjaRがリミックスした作品です。都会的で実験的なヒップホップの要素に、リミキサー独自の電子音やリズムの解釈が加わり、夜のニューヨークを想起させるような独特な空気感を持つトラックに仕上がっています。
Pan Amsterdamは、トランペット奏者としての顔も持つラッパーであり、そのジャジーでオフビートなスタイルが特徴です。このリミックスでは、彼のユニークなデリバリーと、NightjaRによる緻密なプロダクションが融合し、オリジナル版とはまた異なる重層的なサウンドスケープが提示されています。
LAのドリーミーバンド Draag、新作EP『Miracle Drug』を発表:シューゲイズとスクリーモを融合させた衝撃的なタイトル曲を先行公開
ドリーミーなロサンゼルスのバンド、Draagが、昨年のEP『Actually, the quiet is nice』に続き、ニューEP『Miracle Drug』のリリースを発表しました。同時に公開されたタイトル曲「Miracle Drug」は、シューゲイズとスクリーモが驚くほど融合したトラックであり、聴く者を圧倒する仕上がりになっています。
ボーカリストのAdrian Acostaは、この楽曲について、自身の自己免疫疾患との闘いがインスピレーション源であることを説明しています。「自己免疫疾患と共に生きることは、目に見えない日常的な闘いです。まるで自分の体が刑務所のように感じられ、奇跡の薬(miracle drug)を望む日もあります」と彼は語ります。しかし、その経験を通して「健康を当たり前と思わず、人生や極めてシンプルな瞬間を深く感謝することを学ぶ」ことができ、「本当に重要なことに対する鋭い視力を与えてくれた」と感じていると述べています。
Frou Frou Feelings – “Surrender”
Frou Frou Feelingsは、視覚芸術家Susie GreenとミュージシャンHarriet Zoe Pittard (Zoee)によるコラボレーション音楽プロジェクトです。このデュオは、「良い子(good girl)」としての条件付けや従順さがもたらす影響を探求し、それに対し欲望や反抗の表明を通じて対抗することをテーマとしています。GreenとPittardは、「Frou Frou Feelingsは、自己主張とエンパワーメントを実験する場であり、私たち二人に錨(いかり)を下ろし、サポートし、インスピレーションを与え、最も表現豊かで、飾られた、空想的な自己にアクセスさせてくれる」と述べています。
このコラボレーションは、2023年にSusie Greenが南フランスのCRAC Occitanie, Seteでアーティスト・イン・レジデンスを務めた際に始まりました。Greenが女性の視点から街を再解釈する絵画的な楽譜と話し言葉のパフォーマンス作品を制作し、Pittardがそれに合わせた夢のようなエレクトロニックなサウンドスケープを作成しました。彼らのインスピレーション源には、Ulrike Ottingerの映画や衣装、Angela Carterの小説『The Passion of New Eve』、Anna Uddenbergの彫刻のほか、Ludus、PM Dawn、The Durutti Column、Marie Davidsonなどの音楽プレイリストが含まれています。
