Cass McCombs – “Seeing The Elephant”
Cass McCombs と Hand Habits(Meg Duffy)がタッグを組み、Domino および Fat Possum からスプリット7インチ・シングルをリリースします。本作には、Cass McCombs による新曲「Seeing the Elephant」と、Hand Habits による「Good Person」の計2曲が収録されています。あわせて公開された「Seeing the Elephant」のミュージックビデオは Larry Unrein が監督を務め、野生の象が悠然と過ごす姿を捉えた印象的な映像作品に仕上がっています。
この限定盤レコードは、現在開催中の Cass McCombs のツアー会場にある物販テーブルにて先行販売されており、昨年のアルバム『Interior Live Oak』を携えたライブに足を運ぶファンが最も早く手に入れることができます。その後、在庫分はオンラインでも販売される予定で、現在は予約受付が開始されています。インディー・フォークシーンを牽引する両者の個性が一枚に凝縮された、ファン必携のコレクターズアイテムと言えるでしょう。
Hand Habits – “Good Person”
Cass McCombs と Hand Habits(Meg Duffy)がタッグを組み、Domino および Fat Possum からスプリット7インチ・シングルをリリースします。本作には、Cass McCombs による新曲「Seeing the Elephant」と、Hand Habits による「Good Person」の計2曲が収録されています。
この限定盤レコードは、現在開催中の Cass McCombs のツアー会場にある物販テーブルにて先行販売されており、昨年のアルバム『Interior Live Oak』を携えたライブに足を運ぶファンが最も早く手に入れることができます。その後、在庫分はオンラインでも販売される予定で、現在は予約受付が開始されています。インディー・フォークシーンを牽引する両者の個性が一枚に凝縮された、ファン必携のコレクターズアイテムと言えるでしょう。
メタルからエモーショナルなハードコアへ──Convergeが前作からわずか4ヶ月で放つ第12作『Hum of Hurt』、リリース決定
Converge が、今年2月リリースの前作からわずか数ヶ月という異例のスパンで、通算12枚目となるニューアルバム『Hum of Hurt』を6月5日に Deathwish / Epitaph からリリースすることを発表しました。ギタリストの Kurt Ballou が録音・ミックスを担当し、アートワークは Jacob Bannon とイギリスのアーティスト Thomas Hooper が共同で手掛けています。本作の制作背景について Jacob Bannon は、当初はノイズ・ロックを意識していたものの、最終的には前作のメタル寄りなアプローチとは異なる、よりダイナミックでエモーショナルなハードコア・アルバムになったと語っています。
アルバムの視覚的なテーマについて Jacob Bannon は、心電図(EKG)と不安定な地震波が融合し、鼓動が静止へと溶け込んでいくイメージを描いたと説明しています。内装のアートワークには、古代インドの五大要素(地・水・火・風・空)を象徴するフィギュアが混沌の中で絡み合う様子が表現されており、作品全体に流れる「痛み」の概念を視覚化しています。また、タイトル曲「Hum of Hurt」のミュージックビデオも公開されており、長年音楽活動に身を投じてきた Jacob Bannon 自身の内省的な葛藤と、変化への渇望が歌詞に反映されています。
本作のリリースにあたり、500枚限定の「Ghost」カラー・ヴァイナルも用意されています。この特別仕様盤には、Nightswim Project がシルクスクリーンでプリントした Jacob Bannon デザインの大型アルバム・ラップが付属しており、コレクターズアイテムとしての価値も高い内容です。ボストンでの看板広告や配信プラットフォームでのリークを経て正式発表された本作は、35年にわたりコミュニティを牽引してきた彼らの、止まることのない創作意欲を象徴する一枚となっています。
april’s fish – “lizy’s room”
フランスのナンシーを拠点とする April’s Fish の新曲「Lizy’s room」は、ドリームポップや シューゲイズの浮遊感に、ポストロックの叙情性を巧みに織り交ぜた重層的な一曲です。Mike Junker (Guitar)、Pheaktra Phat (Bass, Vocals)、Léo Deubel (Drums) のトリオ編成による本作は、スラッカーロックの脱力感とトリップホップの陶酔的なリズムが同居しており、ジャンルを横断するオルタナティブな野心に溢れています。
制作面では Samy Abboud と Le Serveur がプロデュースとアレンジを手掛け、BMM Land にて Le Serveur による緻密なミックスとマスタリングが施されました。Sébastien Sollazzo が監督したミュージックビデオや、Élise Deubel によるアートワークを含め、視覚・聴覚の両面から彼らの美学が徹底されています。繊細なボーカルとダイナミックな楽器隊のアンサンブルは、静寂と昂揚を繰り返しながら、リスナーをまさに「Lizyの部屋」へと引き込むような親密で幻想的な世界観を構築しています。
MJ Lenderman 全面プロデュース! ニューヨークの Tracey Nelson がアッシュビルの精鋭たちと紡ぎ上げた傑作『Hercules』がついに公式リリース
ニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライター Tracey Nelson が、K Recordsの新しいインプリントPerennialからニューアルバム『Hercules』をリリースすることを発表しました。本作は、現在非常に多忙な活動を続ける MJ Lenderman がプロデュースを手掛け、全編にわたって演奏でも参加。先月公開された MJ Lenderman との共作シングル「Dolly’s Coat」に続く、待望のフルアルバムとなります。
本作には MJ Lenderman だけでなく、ノースカロライナ州アッシュビルのインディー・シーンを象徴する豪華な面々が集結しています。Wednesday のメンバーである Karly Hartzman、Ethan Baechtold、Xandy Chelmis をはじめ、Hotline TNT の元ギタリスト Jack Kraus などが参加。もともとCD-Rとして自主制作されていた音源が、信頼を寄せる仲間たちの手によって新たな生命を吹き込まれ、公式な作品として結実しました。
アルバムの幕開けを飾るタイトル曲「Hercules」は、至福のメランコリーを湛えたフォーク・ロックの佳曲です。昨年YouTubeでひっそりと公開されていた「Just Shoot Me Now」と同様に、Wednesday や MJ Lenderman のファンにも深く響くであろう、温かくも切ない空気感を纏っています。アッシュビルのカントリー・インディー・ロックのコミュニティと共鳴しながら、Tracey Nelson 独自の瑞々しい感性が光る一作となっています。
Mark Guilianaら現代ジャズの精鋭たちと描く、即興と信頼の記録——先行シングル「Arches」から紐解く、Sharada Shashidharの飽くなき実験精神
シンガーソングライター Sharada Shashidhar が、Colorfield Recordsより待望のニューアルバム『A Foot on the Ground』を2026年6月3日にリリースすることを発表し、先行シングル「Arches」を公開しました。ロサンゼルスのLucy’s Meat Marketで2年間にわたり録音された本作は、彼女がこれまでに触れたことのない楽器やツールを駆使し、自身の表現を大きく拡張させた実験的な作品となっています。
制作過程では、プロデューサーの Pete Min との対話を通じて、これまでの完璧主義をあえて手放すアプローチが取られました。一見「不自然」や「恐ろしい」と感じるような瞬間にも音楽的な価値を見出し、それらをコラージュや彫刻のように丁寧に繋ぎ合わせることで、嘘偽りのない完成形へと昇華。特定のスタイルに固執せず、自身のアイデアを多角的に表現することに重きを置いています。
アルバムには、Caleb Buchanan や Timothy Angulo といった長年の友人に加え、現代ジャズ界の重要人物である Mark Guiliana や Benny Bock も参加しています。明確なロードマップをあえて作らず、その日に湧き上がったインスピレーションをスタジオで共有しながら制作された本作は、多くの才能が交差することで生まれたオーガニックで躍動感あふれる記録となっています。
Skinhead – The Plan: 1
ハードコア・シーンのベテラン、SkullことJoshua Longによるプロジェクト Skinhead が、新作EP『The Plan: 1』をリリースしました。前作アルバム『It’s A Beautiful Day, What A Beautiful Day』が2025年のハードコア・ベストアルバムの一枚として高い評価を得る中、今作はLongが執筆した短編小説集『Records On An Island』の世界観とも連動した内容となっています。彼の特徴である、スキンヘッド・カルチャーに根ざした雄弁なストーリーテリングと、冷徹なユーモアがさらに研ぎ澄まされた作品です。
本作には、暴力的な犯罪計画をテーマにした2分間の猛烈なハードコア・ナンバー「The Plan: 1」と、緊迫したシンセのパルスに乗せて語られる6分間のスポークン・ワード・トラックの計2曲が収録されています。特に後者は小説の補完的な役割を果たしており、サンクスギビングの夜に深刻な事態に巻き込まれていく二人のパンクス、デニスとチェイスの物語を深く掘り下げています。音楽と文学の両面から、彼独自のダークでスリリングな物語世界を拡張する意欲作と言えるでしょう。
急逝した名ドラマー TJ DeBlois の魂を刻んだ最終録音——FILMがデビューアルバム『Permanence』で放つ、剥き出しのパンク・スピリット
フィラデルフィアを拠点とするメロディック・パンク・トリオ FILM が、デビューアルバム『Permanence』を5月22日にLauren Recordsからリリースすることを発表しました。バンドは The Starting Line の Ken Vasoli、Hop Along の Joe Reinhart、そして Halfway to Holland の TJ DeBlois という実力派たちで構成されています。パンデミック禍の自然発生的なセッションから始まったこのプロジェクトは、過剰な装飾を排し、ポスト・ハードコアやパンクの生々しい精神に根ざした直感的なサウンドを追求しています。
本作は、2023年に38歳の若さで急逝したドラマー TJ DeBlois の遺作でもあります。当初はデモとして制作されていましたが、彼の逝去を受けてバンドは録音に一切手を加えず、その瞬間の即時性と魂をそのまま保存することを選択しました。先行シングル「Roundabout」に象徴されるように、スタジオでの衝動的なセッションがそのままパッケージ化されており、長年の友人であった Reinhart は「TJが叩いた最後の演奏を多くの人に聴いてほしい」と、彼への深い敬愛を込めて語っています。
音楽的には Drive Like Jehu や Braid といったバンドのDNAを受け継ぎ、完璧さを求めるのではなく、剥き出しのエネルギーをぶつけるような荒々しいメロディが特徴です。アルバムタイトルの『Permanence(永続性)』が示す通り、この作品は単なるデビュー作を超え、深い友情と喪失、そして音楽的なコラボレーションの記録としての意味を持っています。リアルタイムでバンドが形作られていく瞬間を切り取った、エモーショナルで力強いステートメントと言えるでしょう。
Dry Cleaning – “Sliced by a Fingernail”
サウス・ロンドンを拠点とするポストパンク・バンド Dry Cleaning が、ニューシングル「Sliced by a Fingernail」をリリースしました。本作は、体が長い犬を描いたキム・ジュヨンの絵本『Welcome to My Life』から着想を得ており、フロントパーソンの Florence Shaw によれば、過度な注目を浴びることで「切り刻まれる」ような感覚に陥った者が、巨大な花の蕾の中や夜の群衆に紛れて匿名性を切望する姿が描かれています。開かずに茶色く変色していくシャクヤクの蕾の緊迫感など、独特な比喩が散りばめられた一曲です。
楽曲と共に、パフォーマンス・デュオの BULLYACHE が手掛けたヴィジュアライザーも公開されました。映像内では、地下室の洗濯機の上でダンサーが頭を回転させるなど、歌詞にある「ヘッドスピン」を文字通りかつ不穏に表現したパフォーマンスが展開されています。Dry Cleaning らしいシュールなユーモアと、Jooyoung Kimのイラストレーションから引用された「注目に対する居心地の悪さ」というテーマが重なり合い、バンドのさらなる芸術的深化を感じさせる作品となっています。
1000 Rabbits – “Rubik’s Cube”
イギリスのレーベルYoungに所属する期待の新星ポストパンク・バンド、1000 Rabbitsが、鮮烈なデビュー・シングル「Virgin Soil」に続く新曲「Rubik’s Cube」を公開しました。もともと「The James Bond Song」という仮タイトルで制作されていたこの楽曲は、その名の通りスパイ映画のような緊張感を漂わせるサウンドが特徴です。パーカッシブなギター、不気味に響くバイオリン、そして緩急の激しいダイナミズムを駆使し、緻密に構築されたドラマが終盤に向けてカオスへと変貌していく圧巻の展開を見せています。
ボーカルの River によるエモーショナルな熱唱が光る本作は、現在の Black Country, New Road をより野性的(フェラル)にし、甘さを削ぎ落としたような独自の質感を放っています。バンドは「『Virgin Soil』で踊ってくれてありがとう。この曲でも踊ってくれることを願っています」とファンへメッセージを送っており、Cuan Rocheが手掛けたミュージックビデオと共に、彼らの底知れないポテンシャルを改めて証明する一曲となっています。
