ARTIST : Superposition
TITLE : II
LABEL : We Jazz Records
RELEASE : 7/19/2024
GENRE : jazz, percussion
LOCATION : Helsinki, Finland
TRACKLISTING :
1.Clouding
2.Clashes
3.Huia
4.Elfvik
5.Superseven
6.KMT
7.Angel Oak
8.To Dream
9.Uuz nousee
フィンランドのカルテット、Superpositionがセカンド・アルバム『II』をWe jazz Recordsから7月19日にリリース。バンドは同日、We Jazzが主催するヘルシンキのOdysseus Festivalでニュー・アルバムをライブ・プレミア。ドラマーのOlavi Louhivuoriが率いるSuperpositionは、サックスにLinda FredrikssonとAdele Sauros、ベースにMikael Saastamoinenをフィーチャー。デビュー・アルバム(We Jazz Records、2020年)で、その年のフィンランド・ジャズ・アルバムに贈られる「EMMA」賞を受賞したSuperpositionは、アコースティック・フリー・ジャズをベースにしたカルテットのサウンドを、よりメロディアスで流れるような方向へと進化させた、極めて強力なニュー・アルバムで飛躍を遂げました。
ライブ・コンボとして人気の高いSuperpositionは、何よりもまず、共に音楽を発展させることの力を理解している堅実なグループです。4人のメンバーはそれぞれアルバム2作目のために作曲を持ち込んでおり、全員がバンド全体のサウンドに役立つように作曲しています。バンドの事実上のリーダーであるOlavi Louhivuori(オラヴィ・ロウヒヴオリ)は、9曲中4曲を作曲していますが、ここに序列はなく、Superpositionサウンドは確かに共有されたものです。
内省的でムーディーなパッセージは、バンドのファイヤースピリットと自然に浮き沈みし、最高の音を奏でます。Don CherryやOrnette Colemanなどのアコースティック・フリーダム・ジャズの系譜を思い浮かべてください。最初のシングル “Clouding “の忍び寄るような激しさから、”Clashes “の控えめな緊張感、そして “Huia “の全力疾走まで。Superpositionのサウンドには、親しみやすさとアンセミックさが同居しています。バンドの音楽には強い物語性があり、『II』はまさに “ページをめくる音楽”。