Saccades – “Ze Roberto”

Saccades(The KVB の Nicholas Wood によるソロ・プロジェクト)によるシングル「Ze Roberto」は、ノスタルジックで浮遊感あふれるサイケデリック・ポップソングです。元ブラジル代表のレジェンド的サッカー選手ゼ・ロベルト(Zé Roberto)にインスパイアされた本作は、70年代風のオーガニックなシンセサウンドやグルーヴィーなベースライン、そしてドリーミーなメロディが心地よく交差します。The KVB のシューゲイザー/ダークウェーヴな質感とは一味異なる、陽光を浴びたようなソフトロックやブラジリアン・サイケのチルな音像が印象的です。

ミュージックビデオは、楽曲が持つレトロでノスタルジックな空気感をヴィンテージ感あふれる映像表現で再現した作品となっています。アナログ調のフィルム質感や独特のカラーパレット、そしてドリーミーなカット割りが、曲のゆったりとしたサイケデリックなグルーヴと見事にリンク。Nicholas Wood が探求するローファイで洗練されたポップセンスとミステリアスな世界観を、視覚的にも存分に楽しめる仕上がりとなっています。


LUCY (COOPER B HANDY) – “COURTSIDE”

ニューイングランドを拠点に活動するアーティスト Cooper B. Handy のソロ・プロジェクト LUCY が、待望のニューアルバム『CITIZEN’S ARREST』のリリースを発表し、リードシングル「COURTSIDE」を公開しました。2024年の『Album, Vol. 9』に続く本作は、Taxidermists や Safe Mind といった多岐にわたるキャリアを経て生み出される注目の最新作です。サザン・ラップの要素にローファイ・ロックやエレクトロニック・ポップを融合させた、彼の多才な音楽性が光るアプローチが取られています。

あわせて公開されたミュージックビデオとともに届く「COURTSIDE」は、アルバム『CITIZEN’S ARREST』の独創的な世界観を力強く提示するファースト・プレビューとなっています。ジャンルの境界を軽やかに踏み越えるキャッチーで洗練されたサウンドメイキングが際立っており、これまで独自のDIY精神で多彩なプロジェクトを展開してきた LUCY の表現力を存分に体感できる一曲に仕上がっています。


90年代オルタナの遺伝子とスケールアップした音像の融合——Waggingの先行シングル「Empty as Sky」と、Drop of Sunスタジオで結実したセルフタイトル作『Wagging』

アメリカ・ノースカロライナ州アッシュビルのインディー・ロック・シーンから登場したバンド Wagging が、ニューシングル「Empty as Sky」をリリースしました。本楽曲は、2026年10月23日に Having Fun / We Are Busy Bodies よりリリースされるセルフタイトルの2ndアルバム『Wagging』からの注目の先行カットです。Rilo Kiley や The Breeders などの90年代オルタナ/ギター・ポップの系譜を継承する魅力的なキャッチーさと、複雑で知性あふれる歌詞世界が見事に結晶したトラックとなっています。

10月23日に発売されるアルバム『Wagging』は、全9曲で構成されたバンドの新たなる躍進を示す作品です。2024年のデビュー作『My Own Private Rodeo』で見せた生々しくシンプルなサウンドから一歩踏み出し、より力強くスケールの大きい音像を目指して制作されました。MJ Lenderman や Snail Mail などを手掛ける注目プロデューサー Alex Farrar のもと、Drop of Sun スタジオにてわずか4日間の集中セッションで録音された本作は、綿密に絡み合うギターのテクスチャーと躍動感あふれるリズムセクションが全編を彩っています。

フロントパーソンである Alison Antaramian が描く奥深い作詞アプローチと、バンドの一体感ある力強いアンサンブルが融合した「Empty as Sky」は、アルバム全体のドラマチックな深化を象徴する重要な1曲です。宅録の温かみからアッシュビルを代表するダイナミックなオルタナティヴ・ロックへと変貌を遂げた彼らの真骨頂が詰まっており、来たる2ndアルバムへの期待を最高潮に高める注目の作品に仕上がっています。

Wagging – “Empty as Sky”

アメリカ・ノースカロライナ州アッシュビルのインディー・ロック・シーンを牽引するバンド Wagging の新曲「Empty as Sky」は、2026年10月23日に Having Fun / We Are Busy Bodies よりリリースされるセルフタイトルの2ndアルバム『Wagging』からの注目のシングルです。Rilo Kiley や The Breeders といったオルタナ/ギター・ポップの巨頭たちを彷彿とさせるキャッチーなメロディーと、精緻で複雑な歌詞世界が融合した力強い一曲に仕上がっています。

MJ Lenderman や Snail Mail などを手掛けた気鋭のプロデューサー Alex Farrar を迎え、名門 Drop of Sun スタジオにてわずか4日間の濃密なセッションで録音された本作は、絡み合う繊細なギター・テクスチャーと巧みなリズム・アレンジがダイナミックに響き渡ります。デビュー作で見せたシンプルなサウンドから一転、よりスケールが大きくダイナミックに進化した彼らの真骨頂を堪能できる、アルバムへの期待を大いに高める躍動的なトラックです。

Foot Ox – “Prairie Song”

オレゴン州ポートランドを拠点とする実験的フォーク・バンド Foot Ox によるシングル「Prairie Song」は、彼らのニュー・アルバム『Topanga Canyon』の世界観を優しく象徴するローファイ/アンビエント・フォーク・トラックです。ソングライター Teague Cullen の夢や古い映画に着想を得た叙情的なソングライティングを軸に、素朴なアコースティック・サウンドと繊細で型破りなアレンジが浮遊感のあるメロディを紡ぎ出します。抽象的なイメージで描かれる詩世界と自然体の演奏が重なり合い、聴く者を穏やかな哀愁とノスタルジーへ誘う一曲に仕上がっています。

本作が収録されるアルバム『Topanga Canyon』は、Buck Meek らの住むカリフォルニア州トパンガ・キャニオンの自宅やポーチで録音された作品です。Kisser、AJJ、Pigeon Pit、iji、Lake といった友人ミュージシャンたちが一堂に会し、ほぼライブ録音形式で制作されました。風の音や鳥のさえずり、会話などの環境音までもがそのまま作品に溶け込んでおり、Foot Ox の流動的なコラボレーション精神と、特定の場所や時間で育まれた温かな友情の記憶がダイレクトに刻み込まれた味わい深いアルバムです。


The Drin – “Haven’t Lived it Yet”

シンシナティのアンダーグラウンド・ロック・シーンで異彩を放つバンドThe Drinが、ニュー・アルバム『I Lost My Way For Centuries』のリリースを発表し、先行シングル「Haven’t Lived It Yet」を公開しました。CanやThe Fallを思わせるサイケデリック・ロックとポスト・パンクのジャンクで朧気な混成サウンドで脚光を浴び、作品を重ねるごとにクラシック・ロックの要素も取り入れてきた彼らですが、CD-Rの容量上限に迫る全23曲・74分におよぶ大作となる本作でも、その独創的なアプローチを進化させています。

リードシングル「Haven me Lived It Yet」は、The Beta Bandを彷彿とさせるサイケデリックで堂々とした楽曲展開が光る一曲です。激しい嵐のようなサウンドの中で、怒涛のミドルテンポ・ドラム、煌々と鳴り響くブラス、そして螺旋を描くリードギターが優雅に交錯し、バンドの新たな音楽的境地を鮮烈に提示しています。


Told Slant – “Draw Blood”

ニューヨークのインディー・ロック・シーンを代表するプロジェクトTold Slant(Felix Walworthによるソロ・プロジェクト)が、最新アルバム『What’s Up』からの第2弾シングル「Draw Blood」を解禁しました。先行シングル「Manhattan」に続いて公開された本作は、ニューヨークのインディー・ミュージックならではの美しさと寂寥感が同居した、美しくもどこか荒涼とした表情を見せる楽曲に仕上がっています。

抑圧された感情と深い諦念が漂う本作についてWalworthは、「このアルバムにはあまりにも圧倒的で抱えきれないほどの挫折感や不満が存在しており、それを表現するには宗教的な祈りに頼るほかなかった」と語っています。「汚れた息を肺に溜め込み、汝の弟子を呪い、洪水を祈る」という賛美歌(詩篇)を思わせる詩的な歌詞と、どこか自暴自棄でありながら催眠的なギターの旋律が交錯し、日常の虚無感と幻想が美しく織りなす濃密な音響空間を作り出しています。


Tacoblaster – “Boss Lady / Ghost Off Me”

フランス・ボルドーを拠点に活動するインディーバンド、Tacoblasterがニューシングル『Boss Lady / Ghost Off Me』をリリースしました。本作は、疾走感あふれるガレージパンクやパワーポップのエネルギーと、サーフポップ特有の清涼感あるメロディラインが見事に融合した意欲作です。

サウンド面では、ローファイかつスラッカーロック特有のラフで抜け感のある質感を引き継ぎつつ、スケートポップやインディーロックのキャッチーなフックを凝縮。ボルドーのDIYインディーシーンの熱気をダイレクトに伝える、ガレージポップ〜ポップパンク・ファン必聴の一作となっています。


Tre Burt – “Hold Me Slowly Till I Float”

サクラメントにルーツを持ち、現在はナッシュビルを拠点に活動するシンガーソングライター Tré Burt が、ニュー・シングル「Hold Me Slowly Till I Float」をリリースしました。故 John Prine が設立した名門 Oh Boy Records に所属する彼ならではの、フォーク、ソウル、アメリカーナを融合させたタイムレスなサウンドスケープと、聴き手の胸を打つ深くリアルな情動が静かに息づく一曲です。

本作では、タイトルが示す「浮かび上がるまで穏やかに抱きしめてほしい」という切実で柔らかな祈りのような感情が、温かく包み込むようなアコースティックなアンサンブルと彼の情熱的でエモーショナルな歌声によって優しく描かれています。日常の孤独や葛藤にそっと寄り添うような深い包容力を湛えており、ソングライターとしての表現力と人間味が存分に発揮された、味わい深いフォーク・ソウル・ナンバーに仕上がっています。


Radiator Hospital- “A Fine Vintage”

Radiator Hospitalが、2026年8月14日にLame-O Recordsよりリリースされるニュー・アルバム『DISTORTING TIME』からの先行シングル「A Fine Vintage」をリリースしました。本作は、フロントマンのSam Cook-Parrottが同年の1月から2月にかけて自宅で書き下ろし、自らレコーディングまで手掛けた楽曲です。ミキシングおよび追加エンジニアリングにJeff Zeigler(Uniform Recording)、マスタリングにIan Farmerを迎え、DIY精神に溢れたパーソナルな質感と洗練されたサウンド・プロダクションが見事に融合した、ローファイかつエモーショナルなインディー・ポップ/パワー・ポップに仕上がっています。

あわせて公開された「A Fine Vintage」のミュージック・ビデオは、Ali Donohueが監督を担当しています。フロント・カバーのデザインまで自身でこなすSam Cook-ParrottのDIYな美学やアルバムの世界観が映像美として落とし込まれており、長年の活動を経て再び音楽的情熱を取り戻したバンドのフレッシュな輝きを象徴する、温かみと愛調に満ちた映像作品となっています。


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