Preloved – “Granite Hill”

ロサンゼルスのインディーポップ・バンドPreloved(プリラヴド)が、Lauren Recordsよりリリースしたデビュー・アルバム『Willow』から、収録曲「Granite Hill」のミュージックビデオを公開しました。アルバムは7月31日にリリースされたばかりで、バンドの瑞々しいサウンドとノスタルジックな感性が凝縮された作品として注目を集めています。

公開されたビデオは、楽曲が持つ澄んだメロディとドリーミーな世界観を鮮やかに表現した映像作品に仕上がっています。アルバム『Willow』の魅力を象徴するトラックとして、バンドの繊細な表情や楽曲の叙情的な雰囲気を丁寧に映し出し、観る者を彼らのノスタルジックな音像世界へと惹き込みます。

Sadurn – “never tell me”

フィラデルフィアを拠点とするインディー・フォーク・バンド Sadurn(サダーン)によるシングル「never tell me」は、待望のニュー・アルバム『The Underworld』からの先行トラックです。中心人物である G DeGroot が2021年の失恋をきっかけに書き始め、バンド結成初期にメンバーと共に完成させた本作は、2022年のデビュー作『Radiator』リリース以前からライブの締めとして演奏され、ファンに親しまれてきた6分超のパワー・バラード。アコースティックデュオ前提だった過去作と異なり、最初からフルバンド編成を意図して作られたダイナミックで叙情的なアンサンブルが冴え渡ります。

同時に公開されたミュージック・ビデオは、DeGroot が何週間もかけて自作したパペットや自身が描く独特なキャラクターが登場し、異次元の世界へタイムスリップする幻想的な物語が描かれています。森の中でのロケやグリーンバックを駆使したユーモラスな演出を取り入れつつ、強いビジョンをもって丁寧に作り込まれた映像は、楽曲が持つ切なくも温かなエモ・フォークの世界観をより魅力的に引き立てています。


Foot Ox – “Prairie Song”

オレゴン州ポートランドを拠点とする実験的フォーク・バンド Foot Ox によるシングル「Prairie Song」は、彼らのニュー・アルバム『Topanga Canyon』の世界観を優しく象徴するローファイ/アンビエント・フォーク・トラックです。ソングライター Teague Cullen の夢や古い映画に着想を得た叙情的なソングライティングを軸に、素朴なアコースティック・サウンドと繊細で型破りなアレンジが浮遊感のあるメロディを紡ぎ出します。抽象的なイメージで描かれる詩世界と自然体の演奏が重なり合い、聴く者を穏やかな哀愁とノスタルジーへ誘う一曲に仕上がっています。

本作が収録されるアルバム『Topanga Canyon』は、Buck Meek らの住むカリフォルニア州トパンガ・キャニオンの自宅やポーチで録音された作品です。Kisser、AJJ、Pigeon Pit、iji、Lake といった友人ミュージシャンたちが一堂に会し、ほぼライブ録音形式で制作されました。風の音や鳥のさえずり、会話などの環境音までもがそのまま作品に溶け込んでおり、Foot Ox の流動的なコラボレーション精神と、特定の場所や時間で育まれた温かな友情の記憶がダイレクトに刻み込まれた味わい深いアルバムです。


スウェーデンの伝統音楽と向き合い覚醒したThe Tallest Man On Earth、生々しく洗練された新曲「Deliver Me From Trying」と原点回帰のニューアルバムを語る

スウェーデン出身のフォークミュージシャンKristian Matssonによるソロプロジェクト、The Tallest Man On Earthが新曲「Deliver Me From Trying」を公開しました。生々しくも洗練されたサウンドが印象的なこの楽曲は、先行シングル「Colors」に続く最新トラックであり、来たるニューアルバム『Just Beyond Endless Mountain』の全貌を示す象徴的な一曲となっています。また、著名な写真家・映像作家であるAnton Corbijnがアルバムのアートワークやプレス写真の撮影を手掛けている点も注目を集めています。

新作アルバム『Just Beyond Endless Mountain』は、Matssonが生まれ育ったスウェーデン中部のダーラナ地方へ戻り制作された作品です。これまでアメリカン・フォークやブルース、さらにはBob DylanやPete Seegerといったアーティストからの影響を強く反映させてきた彼ですが、今作ではフィドルをはじめとする地元スウェーデンの伝統音楽や昔の生活様式を深く探求しました。かつて抱いていた自国の文化的継承に対する苦手意識を克服したことで、「これまで作ったどれよりも自分らしく、真のルーツから生まれたアルバム」だと自身も語っています。

2023年のアルバム『Henry St.』で自身初となるバンド編成でのレコーディングを経て、音楽への揺るぎない確信と新たな遊び心を得たMatsson。ステージ上でギターコードを目一杯伸ばし、駆け回りながら圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了する彼の真骨頂は今作でも遺憾なく発揮されています。この秋からは10月15日のノースカロライナ公演を皮切りに、全米を巡る大規模なツアーの開催も決定しており、ニューアルバムの楽曲とともに全国へそのエネルギーを届ける予定です。


The Tallest Man On Earth – “Deliver Me From Trying”

スウェーデン出身のフォークミュージシャンであるKristian Matssonによるプロジェクト、The Tallest Man On Earthの新曲「Deliver Me From Trying」は、生々しさと洗練された響きをあわせ持った最新シングルです。本楽曲は、故郷であるダーラナ地方へ戻り、フィドルや伝統音楽を再発見したことで生まれた新作アルバム『Just Beyond Endless Mountain』からの先行トラックとなっており、既発曲「Colors」とともに作品の核をなす一曲として公開されています。

長年アメリカン・フォークやブルースからの影響を感じさせてきた彼ですが、今作ではかつて抱いていた自身の文化的ルーツへの拒絶感を乗り越え、昔の生活様式や音楽を掘り下げたことで「これまでで最も自分らしい」作品へ昇華させました。楽曲とともに解禁されたミュージックビデオやアルバムジャケット、プレス写真の撮影には著名な写真家Anton Corbijnが起用されており、ビジュアル面も含めて自身のルーツと深く結びついた世界観を打ち出しています。


Fenne Lily – “Sleeping”

イギリス出身のシンガー・ソングライターFenne Lilyによる新曲「Sleeping」は、2023年の前作『Big Picture』に続く4thアルバム『Win Win』(2026年10月23日リリース)からの先行シングルです。本作のリリース発表と併せて、ロンドンのThe Lower Thirdでの3日間公演や地元ブリストルのStrange Brewを含む特別なアルバム発売記念ライブの開催もアナウンスされました。

Fenne Lilyが「このアルバムは部屋の中で集まった人々による生演奏で作られたからこそ、同じような距離感と生々しさで祝福したい」と語る通り、最新シングル「Sleeping」もその温かな臨場感を漂わせています。親密なアンサンブルと叙情的なメロディが美しく交錯し、本格的なワールドツアーに先駆けてアルバムのオーガニックな世界観を鮮烈に提示する楽曲に仕上がっています。


Lily Seabird – “The Afterglow”

バーモント州を拠点に活動するシンガー・ソングライターLily Seabirdによる新曲「The Afterglow」は、Lame-O Recordsより2026年9月4日にリリースされるニューアルバム『Lightspheres on Their Way』からの先行シングルです。フォーク伝承の巨星Michael Hurleyの訃報に心を揺さぶられた彼女が、カフェの電気代の請求書に歌詞を書き留めたという本作は、生と死、そして人の内に秘められた脆さと尊厳をテーマに、詩的で奥行きのある叙情性を紡ぎ出しています。

彼女特有のトラバドール(吟遊詩人)的なフォーク・センシビリティとグランジーなオルタナ・ロックの質感が見事に融合し、温かみのあるアコースティックな響きからスケール感のある広がりのある音像へと展開していきます。親密で私的な叙事詩でありながら、どこか普遍的なあたたかみと静かな力強さをたたえた音響世界を描き出しており、MVの映像美とともに新作アルバムが持つ深遠な世界観を印象的に提示する一曲です。


Laura Veirs – “Arc Still Bends”

Laura Veirsがリリースしたシングル「Arc Still Bends」は、2026年に10周年を迎えるNeko Caseやk.d. langとのコラボレーション作『case/lang/veirs』の記念再発盤リリースを前に、彼女自身のソロアルバム『Temple Songs』からの先行シングルとして公開された楽曲です。「Flying Into Darkness」や「Pulse」といったトラックに続いてアルバム発売直前に解禁され、彼女のキャリアにおける精力的なソロ活動の展開を示す一曲となっています。

楽曲自体は、進歩や希望という概念が遠く感じられる時代において、それでもなお希望を模索する心情を描いた繊細で心に染み入るナンバーです。「The arc still bends towards justice, right? / So why am I holding this fucking sign?(正義への道筋はまだ曲がっているはずでしょう?ならなぜ私はこんなプラカードを掲げているの?)」という印象的な歌詞が象徴するように、社会に対する強い疑問と葛藤、そして微かな希望への願いがまっすぐに歌い上げられています。


Ada Lea x MEGGO – “the evergreen, the birch”

モントリオールを拠点に活動するシンガーソングライターAlexandra LevyによるプロジェクトAda Leaが、MEGGOをフィーチャーしてリリースしたシングル「the evergreen, the birch」は、EP『the end is a wave』からの第2弾にして最後の先行シングルです。レーベルSaddle Creek(カナダ国外)およびNext Door Records(カナダ国内)からリリースされた本作は、彼女がこれまで追求してきた広がりのあるサウンドから一転し、より親密でナチュラルな音空間へと回帰した楽曲となっています。

楽曲は、温もりと繊細さに満ちたアコースティック・フォーク・ポップに仕上がっており、控えめながらも深いパーソナルな情緒を漂わせています。開放感と静謐さが同居するサウンドの中でMEGGOとのコラボレーションが美しく響き合い、聴き手を優しく包み込むような情緒的なトラックとなっています。


Babehoven – “Three Reds”

Babehovenがリリースしたシングル「Three Reds」は、重厚で深みのあるコンセプトを軽やかで遊び心あふれるサウンドへと変換してみせる彼ら特有の魅力に満ちたフォーク・ナンバーです。楽曲の着想源は彼らがツアー中に楽しんでいる「すれ違う同色の車を数えてポイントを競うゲーム」から来ており、共感覚(シネスタジア)的な要素や「隠蔽と露出の不均衡」といった抽象的な問いが軽快なリズムに乗せて表現されています。

歌詞においては、かつて存在した生命の痕跡や死というテーマを重苦しく捉えるのではなく、自分たちの前に存在し、去った後も続いていくエネルギーへのオマージュとして軽やかに描いています。過去のあらゆるものと同じ物質で構成されているという事実が持っている「警告」と「祝福」の双方向の感情を巧みに織り込みながら、ポップで親しみやすい楽曲へと昇華させています。


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