アイルランドのオルタナティヴ・ポップバンドSoda Blondeが手掛けるシングル「My Violence」は、ヴォーカルのFaye O’Rourkeによって書き下ろされ、自己の欲望や主張を「暴力性」という強烈なワードで象徴的に落とし込んだ楽曲です。歌詞では「笑顔にさせることもできるけれど、望むものを手に入れる」という二面性や葛藤、そしてメディアや社会に対する違和感が描かれ、女性の内なる怒りや感情を露わにした力強いアンセムとして昇華されています。バンド自身がセルフプロデュースを行い、Adam O’ReganによるミックスとAbbey Road StudiosでのStefan Brownによるマスタリングを経て、感情の起伏を美しく緻密なサウンドへと結実させています。
映像面においても、バンドのギタリストでありこれまでも多くの映像制作を手掛けてきたAdam O’Reganらがビジュアル表現を担当し、曲の持つダークで感情豊かな世界観を凝縮したスタイリッシュな映像作品に仕上がっています。レコーディングにおけるCian Synott(The Clinic)によるドラムエンジニアリングが生み出すダイナミックなリズムと重なり合い、バンドメンバー(Faye O’Rourke、Adam O’Regan、Donagh Seaver O’Leary、Dylan Lynch)それぞれの存在感が際立つ演出によって、視覚と聴覚の双方から聴き手を引き込む仕上がりとなっています。
