Jordan Rakei – “Paradise”

Jordan Rakei(ジョーダン・ラケイ)が、Fontanaよりリリースされる7枚目のニュー・アルバム『A Safe Place To Be Wild』からの第3弾シングル「Paradise」を解禁しました。伝説的なAbbey Road Studiosでレコーディングされた本作は、インパクトのあるドラムとメロウなキーボードの音色が心地よく交錯する、鮮やかでありながらエモーショナルな楽曲です。「自分は誰なのか」という問いかけに対し、「幼少期のパラダイスの子供」と答えるリフレインが象徴的なように、兄弟とともに過ごした幼少期の情景や無垢な記憶、そして大人へと変化していく過程での葛藤を描いたノスタルジックで力強いソングライティングが光ります。

ソウル、ジャズ、オルタナティヴR&Bの領域を静かに拡張してきた彼が、本来の自分を受け入れ、恐れを手放した本作は、直感的で飾らない情動に溢れた仕上がりとなっています。楽曲のリリースに合わせ、LondonのAlexandra Palace公演をファイナルとするキャリア最大規模のイギリスおよびヨーロッパ・ツアーの開催も決定。自己受容と創作の自由をテーマにした待望のニュー・アルバムへの期待を最高潮に高める、誠実でダイナミックな先行シングルに仕上がっています。


10年以上の信頼が結実した即興の実験場:Anna Butterss、John Raymond、Ben Lumsdaineによる注目の新トリオがデビュー・アルバム『Beginningless』を発表

Anna Butterss、John Raymond、Ben Lumsdaineによる新たなトリオが、デビュー・アルバム『Beginningless』のリリースを発表し、タイトル曲でもある先行シングル「Beginningless」を公開しました。ロサンゼルスのスタジオにてわずか2日間でライブ録音された本作は、 Jon HassellやFlyといった先鋭的なアーティストからの影響を掲げつつ、生楽器とエフェクトを自在に融合させたアンビエントかつ刺激的なサウンドを展開しています。

先行シングル「Beginningless」は、常に私たちの周りを流れている音楽の息吹へと繋がる窓のような楽曲です。悠然としたベースとドラムのビートが素朴なトランペットのメロディを導き、静けさのなかで対立と調和を繰り返しながら徐々に高まりを見せていきます。ゴーストのようなトランペットの重低音と沸き立つようなドラムがピークを迎える一方で、静かに歩みを進めるベースのラインが、曲が終わった後も旅がどこまでも続いていくかのような余韻を残します。

アルバム全体としても完全即興演奏を軸に据え、オーバーダビングを極力排した生々しく親密な即興空間が作り上げられています。トランペット、ベース、ドラムという最小限の編成でありながら、ペダルやプロセッシングを各楽器の機能拡張として巧みに操ることで、流動的なテクスチャーと夜のネオンを思わせる独自の音響世界を創出しています。10年以上に及ぶ彼ら3人の深い信頼関係と直感が緻密に交差する、何度聴いても新鮮な驚きに満ちた名盤の誕生です。

ブルックリンのアヴァン・インディー Wilder Maker が描く実験と哀愁の夜――即興演奏の解体と緻密な再構築から生まれた先行曲「Hands off the Suit, Creep」と3部作の第2章『Smoking the Bunny』

ブルックリン を拠点に活動するアヴァン・インディー・グループ Wilder Maker が、Western Vinyl より11月6日にリリースされるニューアルバム『Smoking the Bunny』から、先行シングル「Hands off the Suit, Creep」を発表しました。前作『The Streets Like Beds Still Warm』に続く本作は、全3部作として構想されたプロジェクトの第2弾にあたる作品です。バンドリーダーの Gabriel Birnbaum がスタジオでの即興演奏を裁断・再構築し、後からメロディと歌詞を乗せるという革新的なアプローチで生み出された楽曲であり、アルバムへの期待を大きく高める先陣を切っています。

先行トラック「Hands off the Suit, Creep」は、彼らが展開する実験的かつシネマティックな音世界を象徴する一曲です。Broadcast や Tortoise、さらには Ry Cooder を思わせるジャンル横断的なサウンドアプローチが光り、異質な要素のコラージュでありながら精緻なストーリー性を感じさせます。即興演奏の解体とエディットを経て作られた独特のグルーヴと詩的なボーカルラインが融合し、聴き手を一瞬で彼らの奇妙で愛おしい世界観へと惹き込みます。

この楽曲が収録されるアルバム『Smoking the Bunny』は、深夜の酩酊や意識の混濁、そして番号付きのホテルの部屋を彷徨うように巡る記憶の物語を描いたコンセプト作です。Talk Talk の名盤のごとく編集作業そのものを壮大な創作活動として捉え、Katie Von Schleicher や Macie Stewart など多彩なゲスト陣が参加。若さの無限性に対する修正や人生の折り返し地点(ミッドライフ)をテーマに、断片的な音が緻密に組み合わさった、まるで1年間の夢を捉えたかのような深い味わいを持つ作品に仕上がっています。

Charlotte Greve – “Lighter Blue”

ブルックリンを拠点に活動するドイツ出身のサックス奏者、作曲家、シンガーのCharlotte Greveが、ソロ・デビューアルバム『Waterbodies』からのニューシングル「Lighter Blue」を発表しました。The New York Timesから「独自のアーティスト性を確立している」と称賛を受け、PitchforkやThe Wireなどでも高く評価される彼女らしく、ジャズ、現代音楽、アンビエント、エクスペリメンタルを自在に行き来する幻想的で緻密なサウンドスケープが広がる楽曲です。

公式ミュージックビデオでは、サックスの透明感あふれる音色とアンビエントな響き、静けさを湛えたヴォーカルが織りなす「Lighter Blue」の美しく深みのある世界観が映像として繊細に表現されています。彼女の多面的な音楽的背景が結実した表現力と視覚美が見事に調和しており、デビュー作『Waterbodies』の深遠な美学を感じさせる必見の映像作品となっています。


Lehto x Renegades Of Jazz – “Afro Cookie” (Lehto’s Version)

『Afro Cookie』は、制作名義であるRenegades Of Jazzとして2016年に発表したアルバム『Moyo Wangu』からのファースト・シングルであり、リリースから長い年月を経て、楽曲に改めて磨きをかけるべく今回の新版が手がけられました。原曲が特にドラム面などで少々時代遅れに感じられたことから、既存の雰囲気を壊さないよう配慮しつつ、音源のアップデートが行われています。

本作はリミックスではなく、楽曲の音楽性や全体の構成には一切手を加えず、オリジナルの音声ファイルをもとにミックスの精度を高めた最新バージョンです。適切なミキシングのやり直しに加え、新たなドラムやパーカッションの挿入、さらに細かな部分の修正を施すことで、当時の魅力を保ったまま現代的なクオリティへと進化を遂げています。


Ghost Funk Orchestra – “Yours”

Ghost Funk Orchestra(ゴースト・ファンク・オーケストラ)がKarma Chief Recordsよりリリースした「Yours」は、バンドリーダーのSeth ApplebaumがDick Hymanやブラジルのオルガン奏者Ed Lincolnのレコードに影響を受けて書き下ろしたシングルです。ミッドセンチュリー期のラウンジやバチェラー・パッド・ミュージックのどこか奇妙でポップなニュアンスを取り入れたブルージーなソウル・ナンバーで、スタジオ音源としては初めてCamellia Hartmanをリード・ボーカルに起用。恋人の甘い言葉の裏にある嘘を見抜き、不信感を募らせる切ない心情を、ユーモアとキッチュなアレンジを交えてドラマチックに描き出しています。

あわせて公開されたミュージック・ビデオは、楽曲が持つレトロでサイケデリックな空気感と劇的な世界観をビジュアルとして余すことなく表現した映像作品です。2025年の欧州ツアーを収めたライブ盤『Live In Europe』で先行披露されファンに親しまれてきた楽曲が、スタジオ・レコーディングならではの洗練されたアンサンブルと緻密な演出によって新たな魅力を発揮。ファンク、ジャズ、ラウンジ、オーケストラル・ポップを横断する彼らならではのヴィンテージかつ先進的な映像世界を楽しめる仕上がりとなっています。


ロサンゼルスとシカゴのジャズシーンを結ぶ至高のコラボレーション——Jeremy Cunninghamが描く記憶と愛の瞑想、新曲「Some Days」と新作アルバム『Passing Fires』

ドラマーであり作曲家としても高い評価を得る Jeremy Cunningham が、2026年10月2日にリリースされるニューアルバム『Passing Fires』から、最新シングル「Some Days」を公開しました。名作『The Weather Up There』に続く待望の新作からの先行曲となる本作は、親密な音響アプローチと洗練されたアンサンブルが融合した、アルバムの全貌を占う重要な作品となっています。

10月2日にリリースされるアルバム『Passing Fires』は、記憶や愛、そして変化についての鮮烈な瞑想を描き出した一枚です。プライベートなピアノのスケッチやリビングルームでの家庭的な録音、さらには緻密にレイヤーされたスタジオ・パフォーマンスが織り交ぜられており、宅録ならではの温かみと圧倒的な解像度のサウンドプロダクションが見事なバランスで同居しています。

本作は、催眠的なグルーヴやサイケデリックなテクスチャー、優しく詩的なバラードなど、多彩なスタイルが交差する万華鏡のような仕上がりです。ロサンゼルスとシカゴの現代ジャズシーンを象徴する Paul Bryan、Josh Johnson、Jeff Parker、Sen Morimoto、Makaya McCraven らのサポートをはじめ、12名におよぶトップクラスのミュージシャンが参加しており、先行シングル「Some Days」とともにアルバム全体への期待を大いに高めています。


corto.alto – “NOBLEHILL” (feat. Jacob Alon)

スコットランド・グラスゴー出身のトロンボーン奏者/マルチ奏者 Liam Shortall によるプロジェクト corto.alto が、最新シングル「NOBLEHILL (feat. Jacob Alon)」とそのミュージックビデオを公開しました。本楽曲は、Ninja Tune より2026年9月4日にリリースが予定されているニューアルバム『SOME SMALL FORTUNE』のラストを飾る重要なトラックです。

スコットランドのシンガーソングライター Jacob Alon をフィーチャーした本曲は、corto.alto 特有の現代的なジャズ/プロダクション・サウンドに、胸を打つエモーショナルな歌声と繊細なフォークのニュアンスが絶妙に融合した楽曲です。映像作品として公開されたミュージックビデオとともに、新作アルバム『SOME SMALL FORTUNE』のフィナーレに相応しい、美しく余韻の残る世界観を鮮烈に提示しています。


L’Rain – “elmyra”

ブルックリンを拠点に活動するマルチインストゥルメンタリスト/サウンドアーティスティック Taja Cheek のソロプロジェクト、L’Rain による新曲「elmyra」は、2026年8月14日に Mexican Summer よりリリースされるニューアルバム『fata morgana』からの先行シングルです。緻密に重なるギターのレイヤーや実験的なサウンドコラージュ、そしてエモーショナルなボーカルワークが融合し、彼女ならではの実験的ポピュラーミュージックの深度をさらに押し広げるトラックに仕上がっています。

アルバム『fata morgana』のリリース直前に解禁された本作は、作品全体に漂う重層的な音響空間と「現実と幻想の境界」を探求するテーマ性を象徴する一曲です。映像世界や音響美学が共鳴し合うMVとともに、長年のコラボレーターである Ben Chapoteau-Katz や Andrew Lappin らと共に構築された濃密なサウンドプロダクションが、聴く者を没入感あふれる独特の世界観へと惹き込みます。


When I Return – “To Admire”

When I Returnによるシングル「To Admire」は、バンドにインスピレーションを与え、目指すべき指標となってきた人々やミュージシャンへの敬意と意思表明を込めて書かれた楽曲です。疾走感のある高揚した展開と、優美に伸びるロングメロディの間を柔軟に行き来する複雑なアレンジメントが特徴で、絶えず熱量を帯び続けるリズムセクションが現代ジャズの先進的かつ広範な表現力を力強く牽引しています。

7人編成(セプテット)ならではの豊かな即興性が存分に発揮されており、トランペッターのOla Lømo Ellingsenによるスケール感のあるソロから、ドラマーのSteinar Heide Bøとトロンボーン奏者のJørgen Bjelkerudによる白熱したソロの掛け合いへと展開し、楽曲全体が熱量を増していきます。本楽曲はデビューアルバム『The Weight of Bloom』と同じセッションで録音されたものであり、Oslo Jazz Festivalへの出演に合わせてリリースされた注目のトラックとなっています。


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