オークランドを拠点に情熱的なギター・オルタナティヴ/インディー・ロックを展開する4人組Awningが、名門レーベルWinspearとの契約第一弾となる最新シングル「Little Green Book」を解禁しました。不穏なギターのディスコード(不協和音)が印象的なヴァースから、歪みの嵐とともにボーカルのChristian Dimickが爆発的なシャウトを聴かせるサビへと突き進む、疾走感と重厚なエッジを兼ね備えたダイナミックな一曲。直面した grief(深い悲しみ)や喪失感をテーマに、パーソナルな感情を守る暗号的な言葉遊びと「亡き人の言葉を携えて生きていく」という切実な一文を巧みに交錯させた、エモーショナルな楽曲美学が光ります。
エクスペリメンタル・ミュージシャンMorgan Garrettが、They Are Gutting A Body of WaterのDouglas Dulgarianが主宰するフィラデルフィアのコミュニティ・レーベルJulia’s Warへの移籍第一弾となる最新シングル「Honest Mistake」をリリースしました。YHWH NailgunのギタリストSaguiv Rosenstock(ベースも担当)がプロデュースを手掛け、元Show Me the BodyのドラマーJackie McDermottが参加した本作。不安定に揺らぐギター・フックと重厚なベースライン、幽玄なピアノの旋律が交錯する中、Garrettの深みのあるボーカルが緊迫感を創出しています。本人をして「自身のアリーナ・ロック金字塔」と形容される通り、狂気的なノイズの熱量と張りつめた静寂が見事に同居する不穏で実験的なロック・トラックへと仕上がっています。
John Angus Stewartが監督を務めたミュージックビデオは、バンドのニューヨーク滞在中にメンバー自ら撮影した映像をフィーチャーした作品です。都会の街並みと彼らの生々しい表情が切り取られ、楽曲が醸し出す緊密で独特な緊張感と見事にシンクロしています。Rosalíaの参加でも話題を集める待望の新作アルバム『Dopamine Chamber』に向け、世界的な躍進を続ける彼らの現在地を強くアピールする一作です。
スコットランドのポスト・ロック・バンド Mogwaiが、パンク界のレジェンド Iggy Popとタッグを組んだ新曲「Underground」をリリースしました。本楽曲は、2027年1月8日に彼らの自主レーベル Rock Actionからリリースされるキャリア括りのコレクション作品『Happy Tears』に収録される先行シングルです。Iggy Popが「強烈で現代的な孤独」を感じたと語る通り、重厚なサウンドとMatt Sweeneyがアレンジを手掛けたヴォーカル、そして怒りを隠さないストレートなメッセージが強烈なインパクを残すナンバーに仕上がっています。
MogwaiのStuart BraithwaiteにとってThe StoogesやIggy Popは人生を変えたほどの存在であり、長年の敬意と憧れが結実したコラボレーションとなっています。併せて公開されたミュージックビデオとともに展開される本作は、2025年のアルバム『The Bad Fire』を経てなお進化を続ける彼らの異質な存在感を誇示するとともに、ドキュメンタリー音源『Happy Tears: The Story of Mogwai』の発表とも連動した、バンドの歴史における大きな節目を象徴する一曲です。
タイトルの「falling into place(収まるべき場所に収まる/崩れ落ちる)」というフレーズが示す通り、本作における「落ちる(falling)」という行為には、危険や身を委ねること、そして時間をかけて自分自身を取り戻していく過程という二重の意味が込められています。数年前に書かれた楽曲が時間をかけて形を変えたことで、過去の恥じるべき記憶ではなく、自分の奇妙な部分を失わずに現在を誠実に生きようとする自己承認の歌へと昇華した、深く美しい一曲です。
This Is The Kitが、7枚目のスタジオアルバム『Ghost Coat』を2027年1月15日にMemphis Industriesからリリースすると発表し、リードシングル「Skim a Stone」とそのビデオを公開しました。「Skim a Stone」はアルバムの2曲目に収録されています。タイトルは「水切り」の意味で、Kate Stablesによれば、まつ毛、3回以上跳ねる水切りの石、折れたポテトチップスといった、人が願いを託すものを歌った曲です。物事がうまくいくよう願うおまじない的な思考や、繰り返してしまう行動がどう心を落ち着かせるのか、そして起きたことを受け止めて前へ進むことがテーマになっています。サウンドは、初期作品にあったフォークの要素とラフなフルバンドの質感を融合させた、耳に残る一曲と評されています。