イタリア人ソングライターSleap-eのセカンド・アルバム『8106』が発表

自分自身を取り戻しつつあるSleap-e。このイタリア人シンガー・ソングライターのセカンド・アルバム『8106』には、遊びの精神、妥協することなく好きなことを追求する子供のような本能が表現されています。

Sleap-eのミュージックビデオの多くは、彼女のボローニャでの生活の些細な出来事へのラブレターであり、ボローニャの街や食べ物のビジュアル・スクラップブック。

「夜に通り過ぎる列車、朝の寝室のカーテンの優しいはためき、ベッドのシーツに隠れる猫、外の舗道のナメクジに至るまで。8106号室の4つの殺風景な壁の中に閉じ込められ、しがみつくものは何もありませんでした。私はとても孤独で、自分を失っているように感じました。時には、自分自身や自分が何者であるかを身近に感じるためには、家から遠く離れて、すでに持っているものを懐かしむ必要があるのです」

Sleap-e – “Wounded”

ボローニャ出身のバンドがWWNBBから5月にリリースする待望のEPを先取りした1曲目 “Wounded” で、Sleap-eは今、生きるべき人生、20歳そこそこのアジア人のマルティナ・モラビトが、毎日その疑問を肌で感じて生きています。その問いが音楽となり、音楽は揺れ、しなやかであると同時に神経質で、押し付けがましく主張し、不機嫌なメロディーにぶら下がっている。

「今、生きるべき人生とは何か? タイトルにある「傷」、若い頃のもろさを白い紙にして、Sleap-eは情熱的な物語を書き、描き、消し、書き直したのです」

Sleap-eのベッドルームポップは今やR&Bとソウルに汚染され、最も明るい雰囲気と最も夜的な雰囲気、甘さと退屈さ、Mac DeMarcoとオーティスレディング、最もメランコリックな Strokesへの愛とココロコの心奪われる詩を一緒にしているのである。