Swirls – “Powerstation”

この告知は、バンドSwirlsのセカンドアルバムからのファーストシングルのリリースを伝えています。このシングルに付随するミュージックビデオは、バンド自身(「nous-mêmes les boss」)によってディレクション、撮影、編集され、彼らのスパニッシュ・ツアー中に撮影されたものです。音源は、彼らの「国内のRick Rubin」と称されるHugo AllardによってRadio Ravioli Recordsでライブレコーディングとミックスが行われ、Patrice Guillermeによってマスタリングされました。

この新曲は、2026年春にリリースが予定されているセカンドアルバムの予告であり、アルバムは彼らが愛する2つのレーベルA Tant Rêver Du Roi RecordsとHowlin Bananaからリリースされます。現在、舞台裏ではツアーの準備が進められており、日程は間もなく公開される予定です。ファンに向けて、ミュージックビデオ全編とストリーミングプラットフォームへのリンクがバイオに掲載されていることが呼びかけられています。

「魂の暗い夜」の先に見出す禁欲的な美しさ:Julian ElorduyがJulian Never名義で新作を公開、地下音楽とメロディック・ポップを融合させた最も剥き出しの自己を表現

Julian Elorduyのソロプロジェクト、Julian Neverが、ニューアルバム『Everyday Is Purgation』のリリースに先駆け、最初のシングルを公開しました。Julian Elorduyは15歳から音楽活動を続けており、ノイズの混沌としたMayyorsから、ジャングリーなインディーポップのFine Steps、そして内省的なPious Fictionへと、その音楽性を進化させてきました。

彼のニューアルバム『Everyday Is Purgation』は、神秘主義者十字架の聖ヨハネの著作に触発された「魂の暗い夜 (Dark Night of the Soul)」を経験した後、そこから目覚めた視点から制作されています。安易な物語を剥ぎ取り、より明瞭で禁欲的な目で何が残るかを見極めることがテーマです。この作品は、彼を育てたアンダーグラウンドの音楽と、彼を魅了し続けるメロディック・ポップの両方によって等しく形作られた、Julianにとって最も感情が露わになった状態を示しています。

Monorail Musicは、Julian Neverのスタイルを「ジャングルで、すべてがチャイムのように鳴り響くバラード調のパワーポップ・ポエトリー」と称賛しています。彼のボーカルは「心と情熱に満ちており」、Wild NothingのJack Tatumを彷彿とさせる表現力を持ちながらも、自身の心を隠さず、心地よい高音域へと伸びる歌声を聴かせていると高く評価されています。

Sweet Pill、Doja Catも注目した成功作に続く待望のセカンドアルバム『Still There’s A Glow』を発表―自己制御の崩壊を歌うリードシングル「No Control」を公開

フィラデルフィアを拠点とするハイエナジーなエモバンド、Sweet Pillが、セカンドアルバム『Still There’s A Glow』を発表しました。2022年にリリースされたデビュー作『Where The Heart Is』は、その高いエネルギーでエモシーンを揺るがし、Doja Catにも注目されるなど大きな成功を収めました。バンドは、この成功に続き、ニューアルバムからリードシングル「No Control」を公開しています。

ボーカリストのZayna Youssefは、先行シングル「No Control」について、アルバムの中で最初に完成した楽曲であると説明しています。「当時、私は少し耽溺的な気分でした。欲しいものを、欲しい時に手に入れ、同時に世間を無視していた」と彼女は語ります。続けて、「私は自分の自己価値が安っぽいと感じ、健全な人間としての境界線がないように感じていました。文字通り、自己を制御できていませんでした」と、この楽曲が自己の制御の欠如から生まれたことを明らかにしています。

Youssefは、「この曲は、ある種の私自身のどん底への道です」と続け、「これは、自分自身を言いなりになる人間、自信がなく、感謝の気持ちがない人間だと呼ぶ、私なりの洒落た方法です」と述べています。当時の彼女は「隣の芝生は青い」というメンタリティを持ち、既に持っているものがあるにもかかわらず、さらに多くを望んでいたとのことです。『Still There’s A Glow』はMatt Weberによってプロデュースされ、「No Control」にはJohnny Komarが監督を務めたミュージックビデオが付属しています。

gobbinjr – “just a dream”

2019年以来、長らく沈黙を保っていたEmma Witmerのソロ・シンセポッププロジェクト、gobbinjrが活動を再開し、来春にニューアルバム『crystal rabbit moon』をリリースすることを発表しました。『Manalang』(2016年)や『ocala wick』(2018年)といった過去作で評価を確立してきたgobbinjrにとって、これは待望のフルレングス作品となります。

アルバムの発表と同時に、gobbinjrは先行シングル「just a dream」を公開しました。この曲は、ぼやけていて、優しくつぶやくようなトラックであり、Witmerは「叶わぬ恋が破綻した後、現実へ粉々に打ち砕かれて戻ってくること」について歌っていると述べています。ボーカルは、ルームメイトが寝ている間に録音されたため、非常に静かなのが特徴です。この楽曲のミュージックビデオは、C.C. Mulliganによるアニメーション作品となっています。

Nothing – “purple strings”

Philadelphiaのヘヴィ・シューゲイズバンド Nothingが、ニューアルバム『A Short History Of Decay』を来年リリースし、先行シングル「Cannibal World」に続く新曲「Purple Strings」を公開しました。フロントマンのNicky Palermoは、WhirrのNicholas Bassettと共同でLPの作曲とプロデュースを行い、テキサスのSonic Ranchでレコーディングされました。今作は、CloakroomのDoyle MartinとCam Smith、Best CoastのBobb Bruno、Manslaughter 777のZachary Jonesという新しいバンドメンバー体制で制作された初のLPとなります。

本日公開された「Purple Strings」は、リードシングルとは対照的に、静かで、悲しみに満ちた、雰囲気のある楽曲です。このトラックには、ハープの巨匠であるMary Lattimoreが貢献しており、Camille Getzのバイオリン、Jason Adamsのチェロといったストリングスとともに、不気味な静けさを構築しています。そのサウンドは、評論家をして『OK Computer』期のRadioheadを思い起こさせると言わせるほど、Nothingのこれまでの楽曲にはない新たな側面を見せています。また、バンドはKevin Hausが監督を務めた「Purple Strings」のミュージックビデオとともに、2026年のFull Body 2、Cryogeyser、VMO(Violent Magic Orchestra)を伴う北米ツアーの日程も発表しました。

LAのドリーミーバンド Draag、新作EP『Miracle Drug』を発表:シューゲイズとスクリーモを融合させた衝撃的なタイトル曲を先行公開

ドリーミーなロサンゼルスのバンド、Draagが、昨年のEP『Actually, the quiet is nice』に続き、ニューEP『Miracle Drug』のリリースを発表しました。同時に公開されたタイトル曲「Miracle Drug」は、シューゲイズとスクリーモが驚くほど融合したトラックであり、聴く者を圧倒する仕上がりになっています。

ボーカリストのAdrian Acostaは、この楽曲について、自身の自己免疫疾患との闘いがインスピレーション源であることを説明しています。「自己免疫疾患と共に生きることは、目に見えない日常的な闘いです。まるで自分の体が刑務所のように感じられ、奇跡の薬(miracle drug)を望む日もあります」と彼は語ります。しかし、その経験を通して「健康を当たり前と思わず、人生や極めてシンプルな瞬間を深く感謝することを学ぶ」ことができ、「本当に重要なことに対する鋭い視力を与えてくれた」と感じていると述べています。

ミュンヘンからロンドンへ移住したPILLBERT(Lilian Mikorey)が、アコースティックとフィールドレコーディングを融合させ、「夢の家」を巡る自己探求の3段階を描いた全10曲のデビューアルバム

ソングライター/プロデューサーである Lilian Mikorey こと PILLBERT が、デビューLP『Memoria』から先行シングル「The Lighthouse」とそのミュージックビデオをリリースしました。この楽曲は、彼女の特徴であるしなやかなフォークギター、フィールドレコーディング、そして親密なボーカルをブレンドしたサウンドで、アイデンティティや帰属意識といったテーマを深く探求しています。ビデオは Lara Fritz と Hanne Kaunicnik がディレクションし、Quirin Brunhuber が振り付けを担当、Marina Mata Gomez と Jasmine Henry がダンサーとして出演しています。

20歳になる前にミュンヘンからロンドンへ移住し、故郷を失った Mikorey は、「家」の概念そのものを問い始め、その孤独を乗り越えるために集めた物体(骨、石など)や、頭の中で築いた「夢の家」を通じて「家にいるという実際の感覚」を追跡しました。アルバム制作の出発点となったのは、暖かさを放ちながらも見捨てられたように見える故郷の小さな家の写真でした。彼女は「この写真のような音の音楽を作りたい」という思いから、周囲の音や集めた物体の音を録音し、独学のギターとAbletonでの制作スキルを用いて、パーソナルで内省的な音楽を構築しました。

全10トラックからなるアルバム『Memoria』は、頭の中で家を築く、それが永遠の解決策ではないと悟る、そしてそれを受け入れるという3つの段階を辿る彼女の感情的な旅路を辿っています。Mikorey は、道に迷っている状態を受け入れることで、成長し、「家」の意味に関する一般的な概念から離れた新しいものが育つ余地が生まれることを発見しました。このアルバムは、同じように成長を志すすべての人にとっての道しるべとなることを目指しています。

Courtney Marie Andrews – “Little Picture of a Butterfly”

Courtney Marie Andrewsは、来月リリースされるニューアルバム『Valentine』からの新たなプレビューとして、シングル「Little Picture of a Butterfly」を公開しました。彼女はこの楽曲について、「待ちぼうけを食らった後、失恋の発作の中でこの曲が私の中からこぼれ落ちた」と語っています。

音楽的には、曲の冒頭は、恋の病(limerence)が持つ「空想的で、夢見がちで、無力な弱々しい感覚」を表現したかったといいます。しかし、その恋の病が「幻想や作り事」を生み出すことが認識されると、バンドが力強く介入し、主人公は「行動を起こすこと、目覚めること、そして自らの力の中へと蹴り込まれる」という、エンパワーメント(力づけ)の瞬間が描かれています。

Tiga & Fcukers – “SILK SCARF”

Tiga は、来たるアルバム『HOTLIFE』からの最新シングル「Silk Scarf」をリリースしました。このトラックで彼は、ニューヨークのデュオ Fcukers とコラボレーションしています。Tiga は彼らを「Classic Tiga Party Funk Workout」に加える唯一の選択肢だったと述べており、彼らのスピリットが「Electroclash Summer of Love (Y2K – present)」を思い出させると語っています。

名前の綴りの問題はあったものの、このコラボレーションはすぐに独自の生命を持ち、時代を超越した創造的なエネルギーと親近感をもって制作されました。「Silk Scarf」は、安易な分類を拒否するダンスレコードとなりました。Tiga は「変なレコードでも、十分良ければ変じゃなくなり、ただのパーティーレコードになる」と説明しており、「パーティーに来ていないのなら、宿題でもしてファンクから離れろ」と、彼の特徴である挑発的な姿勢を示しています。

新メンバーApril Dimmickがもたらしたヘヴィメタルの衝撃:ポートランドのHOAXED、Arthur Rizkらを制作陣に迎えた映画的かつ重厚なダークロックの新境地を提示

オレゴン州ポートランドを拠点とするダークロック・トリオ HOAXED が、2022年のデビュー作以来、3年の歳月をかけて進化させた待望のニューアルバム『Death Knocks』を 2026年2月13日にリリースします。Relapse Recordsから発売される本作は、「死の淵での体験」や「未知への好奇心」をテーマに、生と死の境界線上の感情を深く掘り下げた、バンドにとって記念碑的な作品となります。

今作では新ベーシスト/ボーカリストの April Dimmick が加入し、彼女のクラシックなヘヴィメタルの背景が楽曲に新たな深みをもたらしました。3年間のツアーで共演バンドから得た刺激を吸収し、ステージ上で磨き上げたアンサンブルは、テンポを上げつつもエッジの効いたグルーヴへと自然な進化を遂げました。 Kat Keo の魔法のようなヴォーカルと April のハスキーなコーラスが生み出すコントラストは、脆さと力強さを同時に描き出しています。

レコーディングは Gabe Johnston(Unto Others等)をプロデューサーに迎え、わずか8日間という短期間で集中して行われました。さらに Arthur Rizk(Power Trip, Kreator等)がミキシングとマスタリングを手掛けたことで、洗練されたスケールの大きなサウンドが実現しました。アルバムの幕開けを飾るリードシングル「Where the Seas Fall Silent」をはじめ、映画的な陰鬱さと重厚なベースラインが織りなす本作は、バンドの新たな黄金期を告げる一作です。

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