Basia Bulat – “Laughter (Bouquet Version)”

カナダ・モントリオール出身のシンガーソングライターBasia Bulatによる新作EP『Bouquet』からの楽曲「Laughter (Bouquet Version)」のライヴ・ミュージック・ビデオ。トロントで撮影された本作は、監督・撮影・編集をRoger Galvezが手掛け、Cora Kozarisによる華やかなフローラル・デザインがステージ空間を演出しています。スタジオ音源とは異なるアコースティックでオーガニックな演奏が、楽曲の持つ親密さと生々しい美しさをダイレクトに伝えます。

歌詞では、春の開花や季節の移ろいを通して、内なる喜びや救いを見出していくプロセスが優しく紡がれます。過去の試練や葛藤を乗り越え、風に想いを解き放つような歌詞の世界観が、色鮮やかな花々に囲まれた暖かな映像表現と美しくシンクロ。Basia Bulatの伸びやかな歌声と相まって、観る者の心に深い余韻を残す映像作品に仕上がっています。


Bye Parula – “Quand vient le soir”

パンデミックという暗闇の中で結成されたモントリオール発のバンド、Bye Parulaがニューシングル「Quand vient le soir」をリリースしました。シンガー兼ベーシストのLoïc Calatayud-Sola、ギタリストのSebastián Riquelme、ドラマーのSergio D’Isantoの3人は、パトリック・ワトソンらの系譜を継ぐ実験的なインディー・ロックとコミュニティ精神を継承。フォークの素朴さとファンキーなグルーヴを融合させた、華やかで独創的なアート・ポップ・スタイルを確立しています。

2026年発売のセカンドアルバム『Something Out of Nothing』からの楽曲である本作は、セルジュ・ゲンズブールのオーケストラル・ファンクやエリオット・スミスの繊細なメロディ、さらにトーキング・ヘッズの多彩なリズムを織り交ぜた変幻自在なサウンドが特徴です。70年代のシネマティックな感性と現代的なR&Bが溶け合い、柔らかな幻想の世界と洗練された都会的な響きを行き来する、彼らならではの音楽世界を提示しています。


Klô Pelgag – “Le Roi de la montagne”

ケベックを拠点にカナダ全土で高く評価されるアーティスト、Klô Pelgagが、Secret City Recordsよりニューシングル「Le Roi de la montagne」をリリースしました。これまでに20ものフェリックス賞(ADISQ)やJUNO賞を受賞し、MTelusでのソールドアウト公演やPatrick Watson、Pommeらとのコラボレーションでも知られる彼女は、今やカナダ音楽シーンに欠かせない存在として確固たる地位を築いています。

新曲「Le Roi de la montagne」は、山頂から転落した「山の王」という象徴的なイメージを軸に、自分を道連れにしようとする相手への複雑な愛着と葛藤、そして自立への切望を描いた一曲です。過去への執着や孤独と共生する関係性から離れ、自分自身の明日を見つめ直そうとする決意が、メランコリックかつ情熱的な詩世界で表現されており、彼女の洗練された表現力が存分に発揮された作品となっています。


Bye Parula – “I don’t know”

モントリオール出身のオルタナティヴ・ロックバンドBye Parulaが、ニューアルバム『Something Out of Nothing』を6月5日にSecret City Recordsからリリースすることを発表しました。Robbie Kusterがプロデュース、Warren Spicerがミックスを手掛けた本作には、Bibi ClubのAdèle Trottier-RivardやKarkwaのFrançois Lafontaineら豪華ゲストが参加。先行シングル「KISSBURN」は、執着する相手を追い求める人物の視点から描かれた、自信と色気に満ちた一曲となっています。

アルバムの発表に合わせて、新曲「I don’t know」も第2弾シングルとして公開されました。バンドは4月18日のトロント公演を皮切りにライブ活動を展開し、リリース後の6月11日には地元モントリオールのSala Rossaでアルバム発売記念公演を開催する予定です。初期のバイラルな注目を経て、洗練されたアンサンブルと独創的な世界観が詰まった初のフルアルバムに大きな期待が寄せられています。

Tiga – “FRICTION”

カナダ・モントリオールの重鎮Tigaが、10年ぶりとなる待望のニューアルバム『HOTLIFE』から、最終先行シングル「FRICTION」を本日リリースしました。Jesper DahlbäckやPrioriと共作し、Patrick Hollandが追加制作に参加した本作は、これまでの矢継ぎ早なフックとは一線を画すリラックスしたアプローチが特徴です。「生きるだけで多大なコストがかかる」という現代社会の困難な状況を、彼らしい軽快さと深い感情が同居する絶妙なバランスで表現しています。

この楽曲は、ダンスミュージックが日常の重荷を軽減し、現実逃避の場として機能し続けていることへの賛歌でもあります。4月17日にTurbo RecordingsとSecret City Recordsから共同リリースされるアルバム『HOTLIFE』には、Boys Noize、Fcukers、Maara、MRDといった豪華ゲストも参加予定。先行曲「ECSTACY SURROUNDS ME」や「HOT WIFE」に続く本作は、現代の「摩擦(フリクション)」と「緊張」の中で、私たちが求めるべき癒やしと連帯をクールなヴァイヴで提示しています。

Bye Parula – “KISSBURN”

この楽曲『Kissburn』は、一人の相手に強く執着し、熱烈に追いかけ回す語り手の視点で描かれています。相手から決して目を離さず、自分の「呪縛(スペル)」の中に引きずり込もうとする強い独占欲と、それに裏打ちされた圧倒的な自信が歌詞全体に溢れています。どこかセクシーで魅力的な一方、その情熱はどこか滑稽にも映るほどのめり込んでおり、相手が徐々に自分に惹きつけられ、逃れられなくなっていく様を確信しているかのような危うい自信が漂っています。

物語は一晩中続くダンスへと発展し、夜が明けるまで止まらない熱狂的な時間を求めています。お互いの感情を隠せないことを確信し合い、高揚感の中で朝の光が差し込むまで踊り続ける二人の姿が目に浮かぶようです。夜の闇から夜明けの光へと移り変わる中、衝動的に相手と溶け合おうとする、切迫感と高揚感が入り混じった激しいダンスナンバーとなっています。

Tiga & Boys Noize – “HOT WIFE”

Tigaが、待望のニューアルバム『HOTLIFE』からの最新シングル「HOT WIFE」をリリースしました。ベルリンでBoys Noizeと共に制作された本作は、あえて「クールなダンスレコード」という安全圏を脱し、自身の口で作った強烈なベースラインに乗せて、私生活や妻について歌い上げる大胆なポップ・センスが炸裂しています。彼は、DJを「究極の独身貴族」として神格化する幻想に終止符を打ち、自身の真実をコントロールするために、あえてプライベートを公にする道を選んだと語っています。

歌詞については、わずか6単語というミニマルな構成ながら、彼が提唱する「ラディカルな感謝」という概念に基づいています。「魅力的な妻を持つ幸運な男たちの声を聞いてほしい」と語る一方で、曲名の「HOT WIFE」がスワッピングを指すスラングであることをリリース直前まで知らなかったという、彼らしいユーモラスなエピソードも明かされています。自らの結婚生活を次のレベルへと引き上げるべく、タブーや世間の目を恐れずに制作された、遊び心満載の一曲です。

Flore Laurentienne、三部作の完結編『Volume III』を 4 月に発表。バッハとピンク・フロイドが交差する壮大なオーケストラ・サウンド

ケベック出身の作曲家 Mathieu David Gagnon によるプロジェクト Flore Laurentienne が、2026年4月10日に Secret City Records よりニューアルバム『Volume III』をリリースすることを発表しました。先行シングル「Régate」は、ストリングスオーケストラと伝説的なシンセサイザー「EMS Synthi」がダイナミックに交錯する楽曲です。本作は2019年から続く三部作の完結編であり、ケベックの伝説的コレクティブ L’Infonie へのオマージュを捧げつつ、アコースティックとシンセシスの融合をさらに深化させています。

アルバムの核心にあるのは、種が芽吹き、花を咲かせ、やがて朽ちて再び循環するという、生命のサイクルと混沌の中にある調和の探求です。これまでの作品とは異なり、今作の楽曲の多くは7人編成のアンサンブルによる滞在制作やコンサートを通じて有機的に練り上げられました。Johann Sebastian Bach の明晰さから Hans-Joachim Roedelius のミニマリズムまでを飲み込んだそのサウンドは、バンドメンバーとの共作によってかつてない深みと広がりを獲得しています。

また、本プロジェクトはファッション界からも注目を集めており、楽曲「Petit piano」が Louis Vuitton の2026年春夏キャンペーンに起用されました。4月からはロンドン、パリなどを巡る欧州ツアーが決定しており、6月26日には Montreal International Jazz Festival の舞台である Maison Symphonique での公演も控えています。ネオクラシカルとプログレッシブな電子音が織りなす、妥協のない人間味あふれる音楽体験は、今まさに世界へと広がっています。

Tiga & Fcukers – “SILK SCARF”

Tiga は、来たるアルバム『HOTLIFE』からの最新シングル「Silk Scarf」をリリースしました。このトラックで彼は、ニューヨークのデュオ Fcukers とコラボレーションしています。Tiga は彼らを「Classic Tiga Party Funk Workout」に加える唯一の選択肢だったと述べており、彼らのスピリットが「Electroclash Summer of Love (Y2K – present)」を思い出させると語っています。

名前の綴りの問題はあったものの、このコラボレーションはすぐに独自の生命を持ち、時代を超越した創造的なエネルギーと親近感をもって制作されました。「Silk Scarf」は、安易な分類を拒否するダンスレコードとなりました。Tiga は「変なレコードでも、十分良ければ変じゃなくなり、ただのパーティーレコードになる」と説明しており、「パーティーに来ていないのなら、宿題でもしてファンクから離れろ」と、彼の特徴である挑発的な姿勢を示しています。

Klô Pelgag – “Marie-Noël”

フレンチ・カナディアンのシンガーソングライター、Klô Pelgag(本名 Chloé Pelletier-Gagnon)が、Robert CharleboisとClaude Gauthierによる名曲「Marie-Noël」の非常にソフトなカバーバージョンを全プラットフォームでリリースしました。この35歳のアーティストは、この時代を超越したホリデーシーズンのクラシック曲を、ピアノとボーカルのみという構成で優しく歌い上げています。

彼女は先日のADISQガラ(Gala de l’ADISQ)で、アルバム『Abracadabra』で最優秀オルタナティブ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを、また楽曲「Le goût des mangues」のミュージックビデオ(Laurence Baz Morais監督)で最優秀ビデオ・オブ・ザ・イヤーの2部門でフェリックス賞(Félix)を受賞したばかりです。この最新リリースは、彼女の受賞後の活動として注目されます。