モントリオールを拠点に活動するジュール・アンリのソロプロジェクト、Super Plageが放つシングル「LATULIPE」は、まさに「フレンチ・セクシーなエレクトロ・ポップ」を体現した一曲です。「冬なんてクソ喰らえ(Fuck l’hiver)」という彼のモットー通り、どんよりとした寒さを吹き飛ばすような、開放的で遊び心あふれるサマーバイブスが全開。カナダ・ケベックのインディーレーベル「Lisbon Lux Records」からリリースされた本作は、彼のルーツであるキャッチーなポップセンスと、ダンスフロアを揺らすハウスミュージックやフレンチ・タッチ(French Touch)特有のフィルターの効いたグルーヴが最高に心地よく融合しています。
また、この楽曲は単に踊れるだけでなく、地元モントリオールの音楽カルチャーへの熱いリスペクトとメッセージが込められている点も特徴です。曲名である「LATULIPE」は、モントリオールにある伝説的な老舗劇場の名前に由来しており、2024年に巻き起こった劇場の存続・閉鎖反対運動の熱気や騒音からインスピレーションを受けて制作されました。ぬくもりのあるディスコ調のビートと、エレクトロニック・ハウスの洗練されたサウンドスケープのなかでフランス語の響きが艶やかに躍動する、メッセージ性と高揚感を兼ね備えた大人のエレクトロ・ポップに仕上がっています。
