ロンドンを拠点に活動するDJ兼音楽プロデューサーSONIKKUが、セカンド・アルバムを発表

ロンドンを拠点に活動するプロデューサー、DJ、ソングライターであるSONNIKUがBella Unionからリリースするセカンド・アルバム『Whirlwind of Malevolence』は、音楽、ヴァイブス、人々など、あらゆるものがちょうどいい形で融合する、そんな壮大な一夜を描いている。

先行シングルとなった「Debaucherous」は、『Whirlwind of Malevolence』の多くと同様、サウンド的には2000年代中期から後期のエレクトロに似ている。SONIKKUは直接的なインスピレーションとしてBodyroxの「Yeah Yeah」のようなトラックを挙げている。独特のシンセサイザーの突き刺すようなサウンドと、キレのあるドラム・ビートは、UKダンス・ミュージックのあの時代の最高の瞬間を思い起こさせるが、完全にノスタルジーに浸ることはない。

「このインストゥルメンタルは本当に遊び心があり、ビートもあるので、PartiBoi69が自分のことをする余地がたくさんあった。彼はオーストラリアですぐにヴァースを書いて、ロンドンに来て一緒にミックスしたんだ。この曲は、楽しくてユーモラスなヴァイブスを凝縮していて、すべてが完璧にマッチしたんだ」。

PartiBoi69のブーイングするようなヴォーカルは、ラッパーと会ったこともないようなハイテンションな用心棒の中間のような存在で、このトラックに熱を帯びたエッジを与え、騒々しさを断ち切っている。

Ninajirachi & Kota Banks – “Kota on the plane” (MGNA Crrrta remix)

Kota BanksをフィーチャーしたNinajirachiの「Kota On The Plane」が、米国のプロデューサーデュオMGNA Crrrtaによってハードダンスに変身した。2010年代のダンス・ポップの構造とメロディーに対するNinajirachiの愛を共有する彼らは、「Ninajirachiが好きなのは、彼女がEDMが好きな女の子のための音楽を作っているから」と説明する。

このリミックスでは、疾走感のあるシンセサイザーの下で、テンポの速い4つ打ちのリズムがフィーチャーされている。Kotaのボーカルは、チョップされ、ピッチが曲げられ、このクラブ向けのトラック全体に遊び心たっぷりに散りばめられている。MGNA Crrrtaはこのトラックについて、「Kota on the planeは、まるで乱れたお団子でプライベート・ジェットに乗り込むような感じがして最高だよ。もう少し激しくしたかったんだ」 と語っている。

「MGNA Crrrtaに夢中で、彼らのリミックスはまさにEPに必要なものだった。もし飛行機の中でKotaをリミックスしなければならなかったら、私もこの方法を取ったと思う」 と話している。

彼女はまた、「私たちは来年初めに一緒にUS/カリフォルニア・ツアーをするんだけど、彼らのセットを見るのが待ちきれないわ」と明かしている。とても楽しみよ」

Sindy – “Ficker Form” + “Gloom Lance”

Gloom Lanceは、音楽的絶頂を持続させることに耽溺した作品。キック一辺倒。ドゥーミーなシンセ・ドリブン・ポップに、狡猾なエレクトロニック・パーヴァージョンが加わり、サイバーゴス・ダンス・パーティーとスクラッチされたShitpostのリミックス。

A. G. Cook – “Beautiful”

A.G. Cookが2014年に発表したオリジナル・トラックを再構築したニュー・シングル “Beautiful (2023 Edit)” を本日リリースした。

数々のライブ・パフォーマンスでこの曲を披露してきたA. G. Cookは、PC Musicでの最後のリリースのひとつとして、ファンの大きな要望を受けて、待望の再構築トラックを発表した。

“Beautiful” は長年にわたり、PCの歴史の様々な場面で再登場してきた重要な曲だ。最初のバージョンは、2014年6月の正式リリースの前に2013年の『Tank Mix』に収録され、最終的には2015年のPC Music初のコンピレーション『PC Music Vol.1』のリード曲のひとつとして収録された。”Beautiful (2023 Edit)” の新しいアートワークは、グラフィックデザイナーのTimothy Lukeがサウンドクラウドのオリジナル・アートワークをリフしたものだ。

この “Beautiful (2023 Edit)” は、6月にPC Musicが10周年を迎えたことを受けて制作された。クックによって設立されたこの画期的なレコード・レーベルは、この記念日に、2023年以降は新曲のリリースを中止し、アーカイヴや特別プロジェクトに重点を移すと発表した。

Gay Meat – “Lychee Ice”

昨年秋、ノースカロライナのインディー・エモ・パフォーマー、Gay Meat(Museum Mouthのリーダー、Karl Kuehnとしても知られる)は、痛烈なデビューEP ‘Bed Of Every’ をリリースした。それ以来、キューンはシカゴに拠点を移し、新曲をレコーディングしているようだ。今日、彼は “Lychee Ice” という弾むような楽しい曲で戻ってきた。そう、彼はVAPEのフレーバーについて歌っているのだ。センス・メモリーだ。信じられないほど真剣でありながら、皮肉が効いている。その両方が手に入らないなんて誰が言ったの?