ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト Zzzahara が、2026年6月5日に Lex Records からリリースされる4枚目のアルバム『Distant Lands』より、Winter をフィーチャーした第1弾シングル「I Can Be Yours」を解禁しました。本作は、2025年初頭の David Lynch の他界をきっかけに、彼らが再び「夢」を見ることを試みたことから始まったプロジェクトです。亡き兄と宇宙で対話する奇妙で重苦しい夢が、アルバム制作の大きな原動力となりました。
これまでの恋愛中心の歌詞から一転し、本作では家族の死や20代前半のオピオイド依存経験といった、より深く個人的な傷跡に向き合っています。アルバムタイトルの『Distant Lands』は、亡き兄と「異なる世界(遠い土地)」にいながらも繋がっている感覚や、薬物による意識の乖離状態を象徴しています。Zzzahara は、快楽主義的な過去を卒業し、自身の内面にある複雑な事実をありのままに語る「非伝統的な成長記録」として今作を位置づけています。
制作の背景には、Wong Kar Wai(王家衛)の映画や Milan Kundera の文学作品からの強い影響もあり、不確実性や矛盾を受け入れる健全な客観性が養われました。「悲しみに依存する」ことをやめ、人生のポジティブな面もネガティブな面もストイックに受け入れようとする姿勢が反映されています。真実を生きることに旗を立て、後悔なくエネルギーを爆発させる Zzzahara の新たな芸術的フェーズを象徴する一作です。
