マルチメディアアーティストであり作曲家でもあるSurabhi Sarafが、自身の音楽名義APNIとして、スーフィー(イスラム神秘主義)の楽曲「Yaar Vekho」を崇高なアンビエント・ミュージックへと昇華させた最新シングルをリリースしました。ヒンドゥー教の古典音楽の素養と、長年の実験的サウンドアートの経験を融合させた本作では、Matthewdavid McQueenが手がける電子音のテクスチャーと、Stuart Bogieの漂うようなクラリネットの旋律がコラボレーション。幾重にも重ねられた歌声が、流動的で即興性に満ちた宇宙的な音響空間を創り出しています。
原曲の「Yaar Vekho」が持つ、川を渡って「固定されたアイデンティティを超えた愛」へと向かう精神性を、APNIは深い畏敬の念とともに表現しています。本作は、海洋のようなドローンや呪術的なチャントが印象的だった前作EP『APNI: a spell for many selves』に続く作品であり、彼女自身が「自分の中の最も古い部分から、今も愛する勇気を持っている部分への捧げ物」と語るように、信仰心に満ちた切なる渇望と、他者とのつながりを描き出す美しく壮大なアンビエント・スピリチュアル・ソングに仕上がっています。
