ペンシルベニアを拠点とするThom Wasluckのソロ・プロジェクトPlanning For Burialと、ニューヨークの新鋭トリオPsalmによるスプリット・シングルが、Portrayal Of Guiltの運営するレーベルより解禁されました。スプリット作品という文化の真価を提示する本作は、互いに異なる音楽性を持ちながらも共鳴し合う2組が真摯に向き合い、力強い一つのステートメントとして創り上げた強力な作品となっています。
Planning For Burialによる楽曲「R.W.H.」は、7分間にわたり静かに熱量を高めていくスローコア〜ドローン・ロックを展開し、バンドLowの初期スローコアや後期の実験的アプローチに通じる深遠な美しさを漂わせています。対するPsalmの「The Shroud Of Want」は、スクリーモとドゥーム・メタルを融合させた咆哮が炸裂する7分超のエピックであり、圧倒的なカタルシスで聴き手を呑み込みます。不穏な空気感をじっくり紡ぐ前者に続き、激しい感情をダイレクトに爆発させる後者が絶妙なコントラストを生み出し、双方の重厚な世界観が見事に結実したスプリットに仕上がっています。
