REZN – Burden

ARTIST : REZN
TITLE : Burden
LABEL :
RELEASE : 6/14/2024
GENRE : , ,
LOCATION : Chicago, Illinois

TRACKLISTING :
1.Indigo
2.Instinct
3.Descent of Sinuous Corridors
4.Bleak Patterns
5.Collapse
6.Soft Prey
7.Chasm

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REZN – Rob McWilliams (ヴォーカル、ギター)、Phil Cangelosi (ベース)、Patrick Dunn (ドラム)、Spencer Ouellette (シンセサイザー/サックス)からなるシカゴを拠点とするバンドが、ニュー・アルバム『Burden』を新レーベルより6月14日にリリースすることを発表した。併せて、その大規模なリード・シングル/ビデオ “Chasm” を発表する。結成以来、REZNはアンダーグラウンド・メタルの荒涼としたモノクロームの深みを掘り起こし、サイケデリア、プログレ、シューゲイザーの万華鏡のような喜びと融合させてきた。最新アルバム『Burden』では、宇宙への生命線を保ちつつ、最も深く、最も荒涼としたサウンドの淵を切り開いている。Black Angelsのようなモダン・サイケの霞んだ次元、Spectral Voiceのような洞窟のような陰鬱さとリバーブのかかったギター、OMのような低音域の瞑想の交差点で、REZNは『Burden』を作り上げた。

『Burden』は、2021年7月にイリノイ州トロノのアース・アナログ・スタジオでMatt Russellによって前作『Solace』と同時にレコーディングされた。REZNは2枚組のアルバムをリリースするのではなく、素材を2枚の別々のレコードに分け、それぞれに異なるエモーショナルな音色を持たせた。Solace』が高揚感を与え、麻薬的な夢想的な感覚を生み出すことを意図していたのに対し、『Burden』は錯乱、閉所恐怖症、悲惨さをテーマにしている。音楽的には、『Burden』は雰囲気よりもリフ、エーテルよりもパーカッション、美しさよりも不協和音を好むが、それでも前作との間には紛れもない結束がある。力強さと崇高なテクスチャーの融合は、REZNのアプローチにおいて常に重要な戦術であり、共感覚を誘発するメタラーであるエルダーやロシアン・サークルズとのツアー歴を説明するような二面性を持っているが、『Burden』ほどバンドの情緒的な気質のスペクトルが明確に定義され、完全に探求されていると感じたことはない。

『Burden』のアートワークは、Solaceの風景画を文字どおり継承したもので、山脈のふもとにある炎のような深淵を示している。Burdenの最も控えめな瞬間でさえ、嵐の前の静けさのように感じられ、懲罰的なクローザーでありリード・シングルである「Chasm」の前に勢いを増す。螺旋階段の最後の数段に差し掛かった時、もう後戻りはできないと悟るような、実存的な下降の最終段階を表現するために “キャズム”を書いたんだ」とRob McWilliamsは言う。壁が四方から迫ってきて、出口がどんどん遠くなっていくようなサウンドにしたかったんだ」。マイクのメロディックなフィンガータッピング・スタイルは、このセクションをめまいがするような地獄のパニック発作のようなものへと滲ませる。曲の最後の瞬間には、溶けたような、ファズアウトした音の壁が繰り返される。