Ragana – Desolation’s Flower

ARTIST :
TITLE : Desolation’s Flower
LABEL :
RELEASE : 10/27/2023
GENRE : , ,
LOCATION : Oakland, California

TRACKLISTING :
1.Desolation’s Flower
2.Woe
3.Ruins
4.DTA
5.Winter’s Light Pt. 2
6.Pain
7.In the Light of the Burning World

ドラム、ギター、ヴォーカルを交互に担当するデュオ。2011年にワシントン州オリンピアのDIYパンク・シーンで結成され、現在はオリンピアとカリフォルニア州オークランドを拠点に活動。これまでの活動では5枚のアルバムを自主リリースし、2018年にはこのジャンルで人気の高いThouと組んでスプリット盤をリリース。翌年、Raganaは『We Know That the Heavens Are Empty EP』をリリース。バンドは2022年後半にと契約し、このたび同レーベルからのデビューLP『Desolation’s Flower』を発表。

『Desolation’s Flower』でRaganaは、太平洋岸北西部の動植物から、Mt.Eerieのダークでノスタルジックなフォーク、そしてオリンピアの祖先であるWolves In The Throne Roomまで、多くの影響を受け、それらをブラック・メタルの実験的で非常に特異なテイクに統合しています。Raganaは、生々しい感情と心を揺さぶるアトモスフェリックに集中することで、優しく魅惑的なヴォーカル・ハーモニーから、胸を突き刺すような絶叫まで、シームレスに移り変わり、重く、美しく、そして懲罰的な音楽を生み出しています。

ここ数年の激動の中で書かれた『Desolation’s Flower』は、バンドにとってこれまでで最も破壊的な作品で、喪失、怒り、痛み、希望の7つの呪文を含んでいます。ワシントン州アナコルテスにあるUnknown Studio(『Planning For Burial』、『drowse』、『Divide and Dissolve』、『Have a Nice Life』)の名手Nicholas Wilburによる巧みなエンジニアリングが施されたこのアルバムは、過去10年以上にわたるバンドの理念と実行力の集大成。

クィアとトランスの祖先への感謝の賛歌であり、その喜びと生存が私たちの生活を可能にし、その記憶が私たちを鼓舞し、ますます目に見えるようになる憎悪と抑圧の流れに抵抗する助けとなるのです」とバンドは説明。「Pain」は、過剰摂取で失った幼なじみの親友を悼み、祝福し、恥や悲しみの下を掘り起こし、痛みと喜びの中に共に立つための作品。サイドBのオープニング曲 “DTA “は、”Death To America “の頭文字をとったもの。オークランドの路上で繰り広げられる暴動の音を融合させたこの曲は、時代の潮流であるというメッセージを強調。死は新たな始まりであり、未来の異なるビジョンを鼓舞するための言葉に過ぎない」とラガナはコメント。アルバムのクローズである “In the Light of the Burning World “は、Desolation’s Flowerのすべてを集約しています。最後の歌詞は「私たちは燃え盛る世界の光の中で生きている」と嘆き、怒りとサバイバルからカタルシスと慈愛へと滝のように流れます。