インディー・フォーク/エレクトロニック・デュオの@が、最新アルバム『Autosmile』からの第2弾シングルとなる「Punish My Mind」をリリースし、メンバーのStone Flipczak自身が監督を務めたミュージックビデオを公開しました。アルバムのタイトル曲に続いて解禁された本作は、バンドの楽曲の中でも特に初期に録音されたものであり、彼らならではの個性的で自由度の高いサウンド・アプローチが光る楽曲に仕上がっています。
イギリスのポストパンク・バンド Dry Cleaning が、アルバム『Secret Love』のデラックス拡張版『Secret Love (Expanded Edition)』をリリースしました。本作には、プロデューサーの Cate Le Bon とのセッション中にレコーディングされたもののオリジナル盤には未収録だった新曲「Grass」、「I Have the Key」、そして先行シングルとしてリリースされた「Sliced by a Fingernail」の3曲が追加収録されています。メンバーの Lewis Maynard が「アルバムの最終トラックリストを決めるのは難しいが、収録漏れした曲がのちに陽の目を見て、より注目を集めることもある。今回はセッションの中でも特にお気に入りの楽曲たちを収録できた」と語る通り、バンドにとって初のデラックス版となる特別なリリースです。
全11曲で構成されるアルバム『Autosmile』は、それぞれが独立して作業した後に互いの楽曲を完成させるという彼ら特有のソングライティング・プロセスを経て制作されました。ささやかな機材を用いて主に自宅で録音(ホームレコーディング)され、親しい友人たちによるチェロ、バイオリン、ドラムの演奏で豊かに彩られた本作は、ローファイな手法を驚くほど瑞々しく没入感のあるサウンドへと変貌させています。アルバムの聴きどころには、タイトル曲のほか、ノスタルジックな「I Know You Are (But What Am I Thinking)」や、複雑なアレンジが光る「Punish My Mind」などが挙げられ、変化や喪失、自己反省といったテーマを深く探求しています。
本作は、忘れがたいフォークの質感、プログレッシブな装飾、インディー・ポップのフック、そして映画のような美しさの間を軽々と移動しながら、美しさと痛み、ユーモアと重大さといった「対比」を鮮烈に描き出しています。不確実な現代において好奇心や繋がり、変容の可能性を提示する、彼らの最も成熟した最高峰のパートナーシップを示す作品です。なお、アルバムのリリースに合わせて北アメリカ、イギリス、ヨーロッパを巡るツアーも予定されており、レーベルメイトであるYHWH NailgunやThis is Loreleiとの共演ステージも含まれています。
楽曲のリリースに合わせて公開されたクリエイティブやビデオは、彼らの自宅録音に親しい友人たちのストリングスなどを加えた、ローファイでありながら瑞々しく没入感のある世界観を鮮烈に視覚化しています。美しさと痛み、ユーモアと重大さといった相反する要素を巧みに調和させたこのシングルは、アルバムの発売に伴い北アメリカ、イギリス、ヨーロッパを巡るツアー(レーベルメイトのYHWH NailgunやThis is Loreleiとの共演を含む)の幕開けにふさわしい、@の最も進化したパートナーシップを示す重要な映像・音楽作品として注目を集めています。
Julia Jacklinの4枚目のスタジオアルバム『The Gem』が9月25日に4ADから世界同時リリースされます。本作はRobert Muinosとの共同プロデュースのもと、彼女の地元であるメルボルンで全編レコーディングされました。アルバムの底流には「愛したい、でも自由でありたい」という彼女の人生の普遍的なテーマが流れており、先行シングルとしてキャッチーな楽曲『Get Away From Me (I Think I’ll Love You Soon)』が発表されています。
アルバム『The Gem』からの第一弾先行シングルとして発表された『Get Away From Me (I Think I’ll Love You Soon)』は、耳に残るキャッチーさと、ジャングリー(軽快で煌びやか)なギターサウンドが心地よい中毒性抜群のイヤーワーム(脳内ループ)ソングです。アルバムの発表と同時にミュージックビデオも公開されており、新作への期待を大いに高める仕上がりとなっています。
サウス・ロンドンを拠点とするポストパンク・バンド Dry Cleaning が、ニューシングル「Sliced by a Fingernail」をリリースしました。本作は、体が長い犬を描いたキム・ジュヨンの絵本『Welcome to My Life』から着想を得ており、フロントパーソンの Florence Shaw によれば、過度な注目を浴びることで「切り刻まれる」ような感覚に陥った者が、巨大な花の蕾の中や夜の群衆に紛れて匿名性を切望する姿が描かれています。開かずに茶色く変色していくシャクヤクの蕾の緊迫感など、独特な比喩が散りばめられた一曲です。
Future Islandsは、結成20周年を記念するニューアルバム『From a Hole in the Floor to a Fountain of Youth』のリリースを発表し、先行シングルとして「Sail」と「Find Love」を公開しました。本作は、2006年の始動から2024年の第7作『People Who Aren’t There Anymore』に至るまでの軌跡を辿る2枚組LPで、ストリーミング未解禁の楽曲を半分以上含む、レア曲や別バージョン、ファン垂涎のトラックで構成された特別なコレクションとなっています。
このプロジェクトは単なるベスト盤ではなく、バンドの成長と真の姿を再定義する試みです。ベーシストの William Cashion が選曲とタイトルを手掛け、「床の穴(日常)」から「若さの泉(夢が現実となる魔法)」へと向かう旅路を20周年にちなんだ20曲で表現しました。情熱的なシンセ・ポップの旗手として、バイラルな瞬間を超えた深いニュアンスと感情的な耐久力を備えた彼らの歩みが、この20曲を通じて鮮やかに描き出されています。