Benny Sings – “Real Person” (feat. Elijah Fox)

オランダ・アムステルダムを拠点とするポップ・マエストロ、Benny Singsが、LAの気鋭マルチ奏者/プロデューサーのElijah Foxをフィーチャーしたニューシングル「Real Person」をリリースしました。これまでの作品でも見られた、洗練されたヨット・ロックやAORの要素に、Elijah Foxが得意とするジャズ・ヒップホップ的なモダンな鍵盤のニュアンスが加わっています。優しく語りかけるようなBenny Singsのヴォーカルと、都会的なセンスが光るインストゥルメンタルが完璧な調和を見せる一曲です。

本作は、デジタル社会の中で「生身の人間(Real Person)」としての繋がりや実感、そして等身大の自分であることを肯定するような、温かくも軽快なメッセージが込められています。彼らの卓越したソングライティング能力によって、日常の何気ない瞬間を特別なものに変えてくれるような「魔法」がかけられており、聴く者をリラックスさせると同時に、確かな知性を感じさせる上質なポップスへと昇華されています。春の陽射しのような心地よさと、現代の洗練を同時に味わえる仕上がりです。

Gasolina – “Don’t Be Shy”

ストックホルムを拠点に活動し、カルト的な人気を誇るパンクバンド ShitKid のベーシストとしても知られる Lina Molarin Ericsson のソロプロジェクト、Gasolina が最新シングル「Don’t Be Shy」をリリースしました。本作は PNKSLM Recordings からの第3弾リリースであり、サプライズでヒットを記録したクリスマス・シングルに続く、ディスコの影響を色濃く反映したキャッチーな一曲です。

楽曲制作は昨夏、プロデューサーの Luke が奏でたインストゥルメンタルにインスパイアされて始まり、日常の仕事中に口ずさんだメロディから形作られました。歌詞については彼女自身が「普通のラブソングを書くことができない」と語る通り、退屈や落ち着かなさから、それほど執着していない相手に対して盲目的になってしまう心理を皮肉を交えて描いています。本作は、2026年後半に予定されている新作EPからの先行シングルとなります。

Hajk – “I’m on Your Side”

オスロを拠点とするノルウェーのポップ/ロック・バンド、Hajkが、レーベルJansen Recordsからニューシングル「I’m on Your Side」をリリースしました。彼らは2017年2月にJansen Plateproduksjonからセルフタイトルのデビューアルバム『Hajk』をリリースし、そのアルバムでSpellemannprisen 2017(ノルウェーのグラミー賞に相当)のポップグループ部門にノミネートされるなど、高い評価を受けています。

「I’m on Your Side」は、ノルウェーの音楽シーンで確固たる地位を築いた彼らの、待望される新作となります。Hajkは、そのデビュー以来、親しみやすいポップ/ロック・サウンドで知られており、このニューシングルも彼らの音楽的特徴を受け継いでいることが期待されます。

Alex Cameron – “Short King”

コンセプト性の高い楽曲で知られるオーストラリアのシンガーソングライター Alex Cameron が、2022年のアルバム『Oxy Music』以来となる新曲を発表しました。この新曲 「Short King」 は、彼がこの3年間で何をしてきたかを示唆していますが、その内容はなんと、背の低い男性に対する嫉妬と自己憐憫という、予想外のものです。

身長約193cm(6フィート4インチ)という長身の Cameron が、自分よりもずっと背の低い男性、いわゆる「ショート・キング」に惹かれる女性への怒りと羨望を歌っています。彼は「誰か彼女を連れてきてくれ、彼女はショート・キングに夢中だ/あの男は5フィート9インチ(約175cm)未満だ」「君は僕にチャンスすら与えない/そしてこの背の低い野郎どもは、なんてこった、ダンスが上手いんだ」といった歌詞で、タブーを破る嫉妬心を露わにしています。この曲は Cameron 自身が作詞・プロデュースを手掛けており、Lou Reed のような心地よい「チャグ(chug)」感のあるサウンドが特徴です。以下で聴くことができます。

Hemi Hemingway – Wings of Desire

ニュージーランドを拠点に活動するShaun Blackwellのプロジェクト、Hemi Hemingwayが、ニューシングル「Wings of Desire」をリリースしました。この楽曲は、4月に発表された「(To Be) Without You」に続く、2024年2作目のシングルです。

2021年のデビューEP『The Lonely Hunter』で60年代のクルーナーポップを披露し、ロンドンでの公演をソールドアウトさせた後、Hemi Hemingwayは故郷ニュージーランドに戻りました。帰国後は、Kurt VileやParquet CourtsのA. Savageのサポートアクトを務めるなど、ライブ活動を続ける傍ら、新曲制作にも取り組んできました。2026年初頭にはニューアルバムのリリースが予定されており、「Wings of Desire」は、その期待をさらに高めるティザーとなっています。

この楽曲についてHemiは、「長期間にわたる激しい不安とうつ病を経験した後、自分が必要とされていない、使われていない、実現されていないと感じることにうんざりしていた。自業自得かもしれないが、今にも破裂しそうだった」と語っています。彼は、20代前半の、愛が実現するかもしれないという高揚感と、悲劇がいつ訪れるかわからないという不確実性の間で揺れ動く感情を再体験したいと願っていました。「この終わりのない期待と失恋の綱引き、そして『これからどうなるんだろう』という気持ちに突き動かされたいと強く願っていた」と、楽曲に込めた個人的な想いを明かしています。このシングルには、Adam Joseph Browneが監督を務めた素晴らしいミュージックビデオも付属しています。

Footballhead – Hesitate

Tiny Enginesから、Footballheadのシングル「Hesitate」が本日リリースされました。もともとRyan Nolenによるソロプロジェクトとして始まったFootballheadは、90年代のラジオロックのポップな側面を追求しています。分厚いギターサウンドとキャッチーなフックを持つノスタルジックな楽曲は、初期のJimmy Eat World、Third Eye Blind、そしてblink-182を彷彿とさせるエネルギーに満ちています。

このシングル制作にあたり、NolenはSnow Ellet、そしてThe Academy Is…やSay Anythingで活躍するAdam Siskaとチームを組んでいます。彼らは、90年代から2000年代にかけてのオルタナティブ・ポップミュージックの精神を、新鮮でダイナミックな形で現代に蘇らせています。

Svart Katt – Allt suddas ut

これは、スウェーデンのインディーロックバンド、Svart kattが8月22日にリリースする3rdアルバム『Tills ingen langer minns』からの、3枚目にして最後の先行シングルです。

彼らの音楽は、最も熱狂的でノイジーなインディーロックの一つとして評価されています。

この曲のタイトルは「一時のものに抗う呪文。何かが永遠に続くことを願う、むなしい希望」という意味を持ち、時間の流れや儚さに対する切実な想いが込められています。

Vogues – Blood Moon/Cold Summer Nights

Voguesが新シングル「Blood Moon / Cold Summer Nights」をリリースしました。

このシングルは、バンドの独特なサウンドを凝縮した2曲を収録しており、リスナーをVoguesの世界へと誘います。「Blood Moon」は、そのタイトルが示唆するように、神秘的でどこか不穏な雰囲気を持ちながらも、バンドらしいメロディックな要素が際立っています。一方、「Cold Summer Nights」は、夏の夜の涼しさや郷愁を感じさせる楽曲で、対照的ながらも互いを引き立てる構成となっています。

このシングルは、Voguesの音楽性の幅広さと、彼らが織りなす繊細な音の情景を体験できる作品となっています。

Matías Roden – On the Run

“On the Run” は、Matías Roden が放つエネルギッシュで感情豊かなシングルです。この曲は、シンセポップやアートポップのエッセンスを取り入れ、軽快なリズムとロマンチックで深い歌詞が印象的です。Matías Roden は自身の過去と未来への思いを込めて、この楽曲を制作し、「自分探し」や「人生の旅路」といった普遍的なテーマを巧みに音楽に昇華させています。

Thee Marloes – I’d Be Lost

「I’d Be Lost」はThee Marloesが2025年にリリースした7インチ・シングルで、**甘くメロウなネオ・ソウル**とヴィンテージ感漂うアレンジが魅力の一曲。透明感あるヴォーカルが切なさと温もりを同時に表現し、チカーノ・ソウルやラヴァーズ・ロックの影響を感じさせるロマンティックでノスタルジックな雰囲気に包まれています。愛を失った喪失感と心の迷いを描いた歌詞が、70年代ソウル・バラードのような深みを与えています。

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