Y2Kエモからポップパンクまで網羅:Nihilistic Easyrider、デビュー作とシングル「Getaway Plan」で多才なサウンドを披露

Nihilistic EasyriderはNarrow Headのフロントマン、Jacob Duarteによるプロジェクトで、彼のソロではなく、これまでのキャリアで書かれた楽曲を集めたミックステープ『DELUXE EDITION』を発表しました。同時に、このアルバムからのシングル「Getaway Plan」もリリースされています。

このミックステープは、Y2Kエモからポップパンク、オルタナティブ、ポップロックまで、幅広いスタイルを横断する楽曲が特徴です。Narrow HeadのドラマーであるCarson Wilcox、プロデューサーのGraham Hunt、MommaのAllegra WeingartenとElla Friedmanといった多彩なゲストが参加し、Duarteの持ち味であるソングライティングの美学がフックに満ちた形で提供されています。

「Getaway Plan」を含むこれらの楽曲は、長年のNarrow Headのリスナーが親しんできた恋愛の失敗や脳の神経結合の燃焼といった混乱を、新たな視点から描いています。孤独、期待、人生の複雑さを歌うDuarteの物語は、シンセのうねり、ピアノの音、アコースティックギター、レコードスクラッチといった活気あるサウンドに囲まれています。

『DELUXE EDITION』を通して、Duarteは絶え間なく動き続ける人生の日記のような作品を提示し、ステージを中心に生活しながらも、究極的には別の場所で生きるソングライターの内面的な関心事へと深く切り込んでいます。Duarteは、Nihilistic Easyriderの楽曲が「自分が子供の頃からずっと作りたかった音楽に近い」と語り、「音楽を通して成長する個人的な日記」であると述べています。

Superchunk、13thアルバム「Songs In The Key Of Yikes」発表!新ドラマー迎え新章へ

Superchunkは、2024年1月にシングル「Everybody Dies」をリリースし、その後の3月にはRosaliをフィーチャーした「Bruised Lung」をリリースしました。本日、このインディーロックのレジェンドたちは、これらの2曲が彼らの13枚目のスタジオアルバムに収録されることを明らかにしました。そのアルバムは「Songs In The Key Of Yikes」というタイトルです。そのさらなるプレビューとして、オープニングトラック「Is It Making You Feel Something」も現在公開されています。

「Songs In The Key Of Yikes」は、Superchunkにとって2022年の「Wild Loneliness」以来のアルバムであり、長年のドラマーであるJon Wursterがその翌年に円満にバンドを脱退して以来初の作品でもあります。Wurster脱退後にSuperchunkのツアー・ドラマーを務めていたLaura Kingが、「Songs In The Key Of Yikes」で正式にバンドに加入し、クラシックラインナップのメンバーであるMac McCaughan、Laura Ballance、Jim Wilburを支えています。「Is It Making You Feel Something」について、McCaughanはプレスリリースで次のように述べています。

「この曲は、歌詞や音楽を書くという、非常に疑わしいプロセスの中で、自分を疑わないことについて歌っています。『誰がこれを必要としているのか、何に役立つのか?』という正当な問いかけもありますが、同時にアートを作るためのハードルを上げすぎて、決して始められない状態にならないことについても歌っています。『何かを感じさせているか?』それが、出発点なんです。」

Leon Michels率いるEl Michels Affair、Clairo参加のリードシングル「Anticipate」と共に新作発表

Leon Michelsが、自身のEl Michels Affair名義での新作アルバム「24 Hr Sports」を発表しました。このアルバムは9月5日にBig Crown Recordsからリリースされ、Clairoをフィーチャーしたグルーヴィーでブルージーなリードシングル「Anticipate」で幕を開けます。

「私はただ愛を待ち望んでいるだけ/待つのも苦じゃない/落ち込むことを予期するのはワクワクするって分かってる/私を入れてくれないかい、ねえ」とClairoはMichelsのきらめくアレンジに乗せて歌い上げます。「もしもっと優しくしてくれたら/話し合えるのに/もっと軽くしてよ、ベイビー/私はただ可愛いだけのものじゃない/もう一回りする前に話し合えると思わない?」

「24 Hr Sports」は、Black Thoughtとのコラボレーションアルバム「Glorious Game」(2023年)以来のEl Michels Affairのアルバムとなります。Michelsが単独のリードアーティストとしてリリースした直近のアルバムは「Yeti Season」(2021年)でした。その間、彼はClairoの最新アルバム「Charm」、Norah Jonesの「Visions」、Kali Uchisのバイラルシングル「Moonlight」などのプロデューサーを務めました。

「24 Hr Sports」にフィーチャーされているMichelsのコラボレーターには、「Anticipate」のClairoのほか、「Mágica」のRogê、「Say Goodbye」のFlorence Adooni、「Oakley’s Car Wash」のDave Guy、「Indifference」のShintaro Sakamoto、「Carry Me Away」のNorah Jones、そして「Take My Hand」ではサンプリングでRahsaan Roland Kirkが参加しています。Michelsは声明で次のように述べています。「私は意識的に自分のやり方でやることを決め、提示されたあらゆる『機会』を断りました。私はこう考えました。『自分の好きな音楽を作ろう。』そうすることが、もし私がポップミュージックなどを作っていたとしたらよりも、結果的により強力な名刺代わりになったと思います。」

Big Crown Recordsによると、「24 Hr Sports」は「80年代と90年代の『Sports Illustrated』誌のファッションとグラフィックデザイン、MF DOOMの『Special Herbs』アルバム、それらに使用されたサンプリングソース、そしてPastor T.L. Barrettのようなゴスペル音楽からインスピレーションを受けている」とのことです。Michelsは「私のサウンドの進化はこうです。古いレコードから来ているので、過去を多く参照していますが、私は純粋主義者ではありません。現代テクノロジーのファンです。私がやっていることは新しいと思います。それは過去と現在の融合であり、前例がないわけではありませんが、当時と今の良い融合です」と語っています。

Will Johnson と Jason Molinaが率いていたMagnolia Electric Co. のメンバーが新バンドを結成

Will Johnson(Centro-matic, Jason Isbell and the 400 Unit)と、Jason Molina が率いた Magnolia Electric Co. の元メンバーである Mike Brenner、Jason Evans Groth、Michael Kapinus、Mark Rice、Pete Schreiner が「Magnolia & Johnson Electric Co.」を結成しました。これは、2009年に予定されていたものの、Molina のアルコール依存症との闘いにより中止された Molina と Johnson の共演ツアーを再開する形となります(Molina は2013年にアルコール乱用による臓器不全で亡くなりました)。

この新グループは、9月19日に Keeled Scales から7インチシングルをリリースする予定で、Jason Molina の「Wooden Heart」と Will Johnson の「Twenty Cycles to the Ground」の新バージョンが収録されます。

真実の事件に着想を得た新曲「Bitter Root Lake」:Case Oatsが語るデビューアルバム「Last Missouri Exit」

シカゴを拠点に活動するバンド、Case Oatsが、デビューアルバム「Last Missouri Exit」を8月22日にMergeからリリースすると発表しました。この発表は、リードシングル「Bitter Root Lake」の新しいミュージックビデオと共に届けられました。

Case Oatsは、Casey Gomez Walker(リードボーカル、アコースティックギター)、Spencer Tweedy(ドラム)、Max Subar(ギター、ペダルスチール)、Scott Daniel(フィドル)、Jason Ashworth(ベース)で構成されています。このグループは、今年の3月に「Seventeen」という曲を先行リリースしています。

新曲のインスピレーションは、Walkerがプレスリリースで語ったところによると、1982年に実際に起きた事件、つまりカナダ人カップルがチャーター機で逃亡し、モンタナ州のリトルビタールート湖に墜落、そして男性が恋人を置き去りにしたという真実の犯罪事件から来ています。「この話は暗いけれど、恋をしている人なら誰にでも起こりうることだと感じています」とWalkerは言います。「夢に最高の自分が飲み込まれて、突然ひどい状況に陥るんです。これはすべてがうまくいかなくなった後のこと、そしてうまくいく道への憧れについての歌です。」

アルバムについて、Tweedyは次のように述べています。「意図的に必要最低限のもので作りました。録音できるだけのものを地下に持ち込んだんです。セッションまでの数ヶ月間、たくさんのショーをこなせていたのは幸運でした。だから、僕たちはただ演奏し続けていたように演奏したんです。気負うことなくね。」

Alex G、メジャーレーベルデビュー作『Headlights』発表、先行シングル「Afterlife」公開

Alex G が昨年 RCA と契約し、ついにメジャーレーベルデビュー作となる『Headlights』を発表しました。アルバムは、マンドリンが主導するフォーク調のインディーソング「Afterlife」で幕を開け、新たな時代を爽やかで心地よいメロディでスタートさせています。 Charlotte Rutherford が監督したビデオは以下で視聴可能です。

『Headlights』は、2022年の『God Save the Animals』に続く作品であり、2024年の映画『I Saw The TV Glow』のスコア以来となる新リリースで、7月18日に発売予定です。BVショップでは、限定盤の不透明なフルーツポンチカラーのヴァイナル盤『Headlights』を独占販売しており、現在予約受付中です。ヴァイナル盤のモックアップ、カバーアート、トラックリストは以下で確認できます。

サウスアジアのSijyaが新章へ:EP「Leather & Brass」で挑む音楽キャリアとアイデンティティ

サウスアジアを拠点に活動する作曲家、プロデューサー、グラフィックアーティストの Sijya が、ニューレーベル One Little Independent Recordsからの初リリースとなるEP「Leather & Brass」を発表しました。

EPの他の曲が厳密な推敲を重ねられたのとは異なり、ファーストシングル「Tabla」は最小限の修正で難なく生まれました。当初、Sijya自身はこのセッションの中心的な曲とは見ていませんでしたが、最終的には「Leather & Brass」を特徴づける曲の一つとしてその地位を確立しました。このトラックには、Urvi VoraとShiv Ahujaが手掛けた、Sijya自身の個人的なビデオが添えられています。

彼女の音楽と同様に、タイトルもまた21世紀のトレンドに対する批評となっています。「タイトルはちょっとした個人的なジョークなんです」と彼女は明かします。「この曲にはターブラのサンプルが一つしかないので、『Tabla』が仮タイトルでした。私たち南アジアの人々には、自分たちのアイデンティティや文化を商品化するという大きなプレッシャーがあって、それが今とても蔓延しています。だから、これは私がそれを笑い飛ばしているんです。」

Sijyaは、今回のリリースについて次のように語っています。「これを完成させるのは長いプロセスでした。苦痛でした。何かを作るのが苦痛であるというだけでなく、実際にそうでしたから。アイデアはワクワクするけれど、すぐに飽きてしまう。そして、また火花が散るまで、ただただ歩を進めるんです。このEPを作る前は、ただ遊んでいたような気がします。音楽のキャリアは無理だと思っていました。長い間音楽の周りをうろつき、グラフィックデザイナーとしてアルバムアートを作っていましたが、『Young Hate』が初めて音楽を『作った』試みでした。そして今回、このセカンドEPで、私はミュージシャンになったと感じています。今は意図を持ってこれに取り組んでいます。このEPは、私が自分のサウンドを見つけようとする始まりのように感じています。」

「『L&B』は、大きな学習曲線があったので大変でした」と彼女は続けます。「たくさんの実験と失敗、たくさんの自己嫌悪、そして長い離脱期間がありました。でも、ついにこの作品を誇りに思える場所までたどり着きました。もちろん、エンジニアのJay、Seth、Hebaがいなければ不可能でした。音楽を寝かせて待つことも、このEPの大きな部分でした。もう、物事を寝かせておきたくありません。」

Eve Adamsの新たな境地:叙情的なニューアルバム「American Dust」が描く、もうひとつのアメリカ

Eve Adamsが、深い情感を湛えたニューアルバム「American Dust」を2025年8月22日にBasin Rockからリリースします。アメリカ南西部のありのままの美しさに着想を得たこのアルバムは、砂漠での生活と忘れ去られた歴史を、豊かで個性的な10曲を通して描き出しています。

「American Dust」は、Adamsの2021年のアルバム「Metal Bird」の夢のような親密さを踏襲しつつも、より地に足の着いた物語的なアプローチを取っています。これまでの作品が映画のような霞に包まれていたのに対し、この新しいコレクションは、彼女のソングライティングを鮮明に浮き彫りにし、特にすべてを静かに支える女性たちの視点を通して、根性、愛、犠牲、そして生き残りの物語を紡ぎます。

「人里離れた場所」と彼女が呼ぶ場所に移り住んだAdamsは、砂漠のゆったりとしたペースに没頭しました。その結果、その土地のリズムと神秘に触発され、その設定の中から語りかけるアルバムが生まれました。「家庭生活には、非常に過激な何かがあります」と彼女は説明します。「多くの女性は、人生のすべてを人目を忍んで、完全に影の中で生きています。その生活の中には、多大な犠牲、献身、そして愛があります。私はそれを称えたかったのです。平凡さの中にある詩、反復の中にある憧れ。退屈と埃と時間を乗り越えて愛が生き残る方法を。」

オープニングトラックであり、最初のシングルである「Nowhere Now」は、煮えたぎるような激しさでアルバムのテーマを導入し、その歌詞には失恋と静かな反抗が幾重にも重ねられています。「私が綺麗だなんて言わないで、平凡に感じるから」とAdamsは歌い、その声は、視覚的なイメージである乾燥した熱さを映し出す穏やかな楽器演奏に包まれています。

「American Dust」は、カナダ人アーティストのBryce Cloghesy(Military Genius、Crack Cloud)とのコラボレーションで制作されました。彼は共同プロデューサーとして、また演奏家としてアルバム全体に参加しています。Gamaliel Traynor(チェロ)とCarolineのOliver Hamilton(ヴァイオリン)によるストリングスは、アレンジに豊かで憂鬱な深みを加え、アルバムの持つ時間、場所、記憶の感覚を強めています。

この作品についてAdamsは、自身の作品を過去の世代と結びつけてこう語ります。「私の祖先がグレートアメリカンデザートを横断した際に覆い馬車に付着したのと同じ渦巻く埃は、1936年のダストボウル時代に私の高祖母がポーチを掃き清めたのと同じ埃であり、今私が住む砂漠で窓の隙間から吹き込むのと同じ埃で、遠い昔の物語を運んできます。」

NZオークランドのポストパンクバンド Soft Bait、新曲「New Leaf」発表。アルバム『Life Advice』で日常の歪みを描く

ニュージーランド、オークランドのポストパンクバンド Soft Bait が、ニューシングル「New Leaf」とそのミュージックビデオを公開しました。

この曲は、Flying Nun Records より7月25日にリリース予定の彼らのセカンドアルバム『Life Advice』からのリードシングルです。

Joshua Hunter、Patrick Hickley、Keria Paterson、Cameron Mackintosh から成る Soft Bait は、Tāmaki Makaurau 出身の4人組で、鋭く、一風変わった、絶え間ない勢いで突き進むポストパンクを鳴らしています。2020年の結成以来、彼らはそのエネルギッシュなライブパフォーマンス、鋭い歌詞、そして日常の不条理やうろ覚えのポップカルチャーを熱狂的に表現する才能で評価を築いてきました。

『Life Advice』は、鋭く、フック満載で、突き進むベースライン、絶え間ないエネルギー、そして緊張感のある展開が特徴のアルバムです。収録曲は、オンラインの奇妙さ、キウイ(ニュージーランド人)の典型、そして私たちが無意識のうちに陥っている静かな習慣などを掘り下げています。歌詞の面では、おそらくアドバイスを求めるべきではない友人から聞きかじった知恵のようなフレーズに満ちています――半分は真実で、半分はひねくれていて、それでも翌日まで耳に残るような。

Anders Rhedin、新シングル「Regnsang」と共にアルバム『Water Songs』の詳細を発表。自然の知性に耳を傾ける瞑想的な旅

DINNER名義でも知られるデンマークのアンビエント作曲家で瞑想ガイドのAnders Rhedinが、最新シングル「Regnsang」をリリースしました。このシングルは、彼の新しいアルバム『Water Songs』からの楽曲です。

「Regnsang」は、2025年5月28日にCaptured Tracksからデジタルリリースされたようです。タイトルの「Regnsang」はデンマーク語で「雨の歌」を意味すると考えられ、Anders Rhedinの自然や環境への深い敬意と繋がりを感じさせます。

彼の音楽は、日本の環境音楽の巨匠たちからもインスピレーションを受けており、自然界の音を単なる背景ではなく「演奏者」として取り入れることで知られています。「Regnsang」もまた、彼の瞑想的なアプローチと、音を通じて静けさや存在感を追求する姿勢が反映されていると予想されます。アルバム『Water Songs』が「騒音ではなく、注意深さによって形作られる知性への静かなオマージュ」であることから、「Regnsang」も同様に、リスナーを穏やかな内省へと誘うような、繊細で没入感のあるアンビエントサウンドを特徴としているでしょう。

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