aja monet – “hollyweird”

aja monetが2023年以来となる新曲「hollyweird」をリリースした。この楽曲はVic Mensaをフィーチャーし、monet自身とMeshell Ndegeocello、Justin Brownがプロデュースを手がけている。ビデオはB+とmonetの共同監督によるもので、シカゴのラッパーVic Mensaも登場する。monetはこの楽曲について、ロサンゼルスの山火事とその余波の中で感じた孤立や偽りの連帯感への苛立ちを表現した「Afropunk風のオード」だと語っている。彼女はこの曲を通じて、誠実さを失った現代の社会文化に対する鋭い批評を投げかけている。

この「hollyweird」は、monetのデビューアルバム『when the poems do what they do』以来の新作となる。このアルバムは2024年の第66回グラミー賞で最優秀スポークン・ワード・ポエトリー・アルバムにノミネートされ、彼女の詩人としての卓越した才能を世に示した作品だった。monetはこの新曲を携えて、2026年5月20日にニューヨークのカーネギーホール内ザンケルホールでライブを開催する予定だ。

Andreas Grundel – “Lydia”

スウェーデンのインディーレーベル VÅRØ が、設立10周年を迎えました。その歩みは2014年、Andreas Grundelの楽曲「Lydia」に心を動かされた友人たちが、既存の枠組みを超えた表現を求めて集まったことから始まりました。一度は所属レーベルの閉鎖という困難に直面しながらも、その灰の中から自分たちの進むべき道を見出し、2016年2月には正式にレーベルとして始動。スウェーデンのブレンネ島で執筆したマニフェストと共に、第1弾リリースとなるFutileの「I Don’t, You Don’t」を世に送り出しました。

設立から10年が経った2026年2月19日、レーベルは原点であるAndreas Grundelの「Lydia」を再リリースすることで、ひとつの大きな円を閉じます。これまでに発表された90もの作品群には、前進をもたらしたものもあれば、壁にぶち当たった苦い記憶もありますが、彼らはそのすべてを等しく価値のあるものとして誇りに思っています。音楽、友情、そして葛藤に満ちた10年間を祝い、VÅRØ はこれまでに関わったすべてのミュージシャンへの感謝と共に、これからも独自の歩みを続けていきます。

Hen Ogledd – “End of the rhythm”

Hen Ogleddが、通算3枚目となる意欲作『DISCOMBOBULATED』のリリース日である本日(2026年2月20日)、新曲「End of the rhythm」を公開しました。この楽曲は、閉塞感を打ち破り、歓喜と解放、そして癒やしへと向かう混沌としたダンスを想起させる仕上がりとなっています。Dawn Bothwellによる「彼らは我々の失敗を望んでいるが、労働者は勝利できる」という力強いフレーズが、楽曲に揺るぎない芯を通しています。

あわせて公開されたミュージックビデオは、James Hankinsが監督を務め、90年代初頭のレイヴ・ビジュアルや当時のコンピューター・アニメーションから着想を得ています。派手で鮮やかな3Dビジュアルが次々と展開される独創的な映像は、アルバムに向けた三部作の最終章として制作されました。これまでのビデオと繋がりを持たせつつも、全く異なる視覚体験を提示することで、新作の持つ多面的で魅惑的な世界観を完璧に補完しています。

GiGi Girls – “Amore Per Sempre”

ドイツのケルンを拠点に活動するJanosch PugnaghiとLaura Manciniによるユニット、GiGi Girlsが、Papercup Recordsよりニューシングル「Amore Per Sempre」をリリースしました。彼らは、80年代の輝きを現代に蘇らせるイタロ・ポップ(Italo-pop)の名手として注目を集めています。本作は、その名の通り「永遠の愛」をテーマに、聴く者を一瞬にしてノスタルジックな旅へと連れ出す、極上のポップ・サウンドに仕上がっています。

思わず身を委ねたくなるような魅惑的なリズムと、イタロ・ポップ特有の多幸感あふれるメロディが、本プロジェクトの真骨頂を物語っています。洗練されたシンセサイザーの音色と抗いがたいチャームが融合した「Amore Per Sempre」は、まさにイタロ・ポップの完成形とも言える一曲です。ケルンのモダンな感性とイタリアン・ディスコのレトロな熱量が交錯する、ダンスフロアでも日常でも輝きを放つサウンドスケープを体感してください。

Stuck – “Deadlift”

シカゴを拠点に活動するポストパンク・バンド Stuck が、近日リリース予定のアルバム『Optimizer』より、新曲「Deadlift」を公開しました。一見、音楽の題材としては縁遠い「ジムでのウェイトリフティング」を詩的なテーマに据えた本作は、フロントマンの Greg Obis 自身の経験から着想を得ています。彼は心身の健康のためにジムへ通い詰める中で、公共の場でありながら全員がヘッドホンをつけ、鏡の中の自分だけを注視して他者を拒絶する「孤立した空間」に、現代社会の断片化された孤独と空虚さを見出しました。

楽曲は、痛烈なリフと強烈なベースラインが交錯するサウンドに、「ヘッドホンをして、鏡の中の自分を見つめる男たちでいっぱいの部屋/お互いを無視しながら」という、鋭い観察眼が光る歌詞が乗せられています。Austin Vesely が監督を務めたミュージックビデオと共に放たれたこのシングルは、健康や効率を「最適化(Optimize)」しようと急ぐあまり、他者との繋がりを失っていく現代人の姿を鮮烈に描き出しています。

fanclubwallet – “Moving Unison”

カナダのオタワを拠点とするHannah Judgeのプロジェクト fanclubwallet が、ニューシングル「Moving Unison」をリリースしました。彼女らしい親密でDIYな雰囲気のベッドルーム・ポップを基盤にしつつ、今作ではより洗練されたプロダクションと、どこか心地よい疾走感のあるサウンドが展開されています。日常の些細な感情の揺れを捉える鋭い観察眼と、キャッチーながらも少し捻りの効いたメロディラインが、彼女のアーティストとしての進化を感じさせます。

「Moving Unison」は、対人関係における絶妙な距離感や、歩調を合わせようとする心の機微をテーマにしています。軽快なギターのカッティングと柔らかなヴォーカルが重なり合い、リスナーの耳に優しく残る仕上がりとなっています。これまでの作品で多くの共感を集めてきた「親しみやすさ」はそのままに、より多層的な音の重なりを楽しめる本作は、彼女が次なるフェーズへと着実に進んでいることを証明する一曲です。

Sunflower BeanのJulia Cummingがソロ始動。「私の人生は私のもの」心の解放を歌う至高のヴィンテージ・ポップ。

Sunflower Beanのヴォーカリスト兼ベーシストとして活躍するJulia Cummingが、ソロデビューアルバム『Julia』を4月24日にPartisan Recordsからリリースすることを発表しました。あわせて公開されたリードシングル「My Life」は、ヴィンテージな雰囲気を纏ったスローなポップ・バラードです。繊細なピアノの音色に乗せて、彼女は「私の人生は私のもの。私は私のために歌う」と力強く、解放感に満ちた歌声を響かせています。

この新曲は、パンデミック禍での苦悩や、長年のツアーとレコーディングの繰り返しの中で自分自身の居場所を見失いそうになっていた、激しいプレッシャーの時期を経て誕生しました。彼女自身、ある瞬間に「解放」を感じ、それが新しい何かの始まりになると直感したと語っています。アルバムの根幹を成すテーマ(テーゼ)であり、すべての始まりの種となったこの曲は、本作のオープニングを飾るにふさわしい重要な一曲に位置づけられています。

また、本作のミュージックビデオはロンドンで撮影され、映画監督のEdgar Wrightが手掛けていることも大きな注目を集めています。緻密な振り付けが施された映像美は、彼女の新たな門出を華やかに演出しています。20年にわたるバンドキャリアを経て、一人のアーティストとして真の自由を掴み取った彼女の「独立宣言」ともいえる一作が、世界に届けられます。

Fly Whoman – “Fly Bee”

ベルギーのブリュッセルを拠点に活動する Whoman によるシングル「Fly Bee Fly」は、反復と推進力によって構築された、機械的でありながら生命力に満ちたグルーヴが特徴です。日々の動作や仕事、本能がひとつの連続した流れの中に溶け込んでいくような、静かなトランス状態を表現しています。それはまるで、休むことなく動き、繰り返し、巣を築き続けるミツバチの営みのようです。また、このシングルに添えられた催眠的で万華鏡のようなビデオは、リスナーをその渦巻く旋律の中へと誘い込みます。

ブリュッセル出身の Whoman は、インディー・フォーク特有のエネルギーに満ちた叙情的な爆発力と、シンガーソングライターとしての親密で優雅な佇まいの間を自在に行き来します。本作においても、執拗なリズムがもたらす熱量と、繊細なメロディが織りなす静謐なムードが見事に共存しており、欧州の文化が交差する街で育まれた彼ならではの、多層的で洗練された音楽性を象徴する一曲となっています。

Grant Winters – “Bingo”

テネシー州ナッシュビル出身のGrant Wintersが、Better Company Recordsから最新シングル「Bingo」をリリースしました。音楽の街ナッシュビルで培われた確かな素養と、彼特有の瑞々しい感性が融合し、レーベルの洗練されたインディー・ミュージックとしての美学を見事に体現しています。

「Bingo」は、耳に残る軽快なメロディと、日常の機微を鮮やかに切り取ったリリックが印象的な一曲です。カントリーの聖地をルーツに持ちながらも、現代的なポップ・センスを惜しみなく発揮したこの新曲は、彼のアーティストとしての新たな地平を切り拓く爽快な仕上がりとなっています。

Snail Mail – “My Maker”

Snail MailことLindsey Jordanが、3月27日にリリースされる待望のサードアルバム『Ricochet』から、新曲「My Maker」をミュージックビデオと共に公開しました。MommaのAron Kobayashi Ritchと共同プロデュースされたこの楽曲は、空間に広がるメロトロンの響きとアコースティックギターの規則的なストロークに乗せて、彼女の歌声が軽やかに舞い上がる90年代的なオルタナ・ポップです。

気球の上で撮影された印象的なワンカットのビデオは、「ただの空だよ(it’s just sky)」という歌詞から着想を得たもので、死生観や、運命を自分の手から離すことで得られる自由を表現しています。Lindsey Jordanは、この曲がアルバム全体を構築する上での「アンカー(錨)」になったと語っており、天国へ飛んでいく飛行機や空港のバーといった象徴的な歌詞が、生と死を深く見つめるアルバムの核心を伝えています。

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