Purling Hiss – “Mercury Retrograde”

フィラデルフィアのサイケデリック、オルタナ・バンド Purling Hiss が新作アルバムを遂にとういか、 Drag City からリリースすることになりました。ちょっと前にアルバムのトレイラー音源が聴けましたが、アルバム収録曲 “Mercury Retrograde” が先行でアップされたようです。かなり聴き易い路線になってますね。リリースは 3/19 です。

Pissed Jeans – ‘Honeys’ (Sub Pop)

ライブの帰りに円山町を歩いて帰ろうとしていると、後ろから警官が走って追っかけてきた。ちょっとよろしいですか?と、またか・・職質である。確かに頭が痛くて顔色が悪かったかもしれねえけどさ、ほんと勘弁してもらいたい。お、怪しいやついたぞーってな感じの勢いだったもんな。こっちが、普通の反応をしていたから、シロと判断してそこからは言い訳攻撃。渋谷は治安が悪いからってさ、違うだろ。そういえば同じ繁華街でも新宿では一回も職質受けたことないなあ。そういう意味では新宿の方が懐具合が深いと言うか、見る目があるのかもね。ほんとにさ、見た目での判断とかさ、そこらへん今後は頼みますよ。まぁ、こちらはそんなに怒ってはいないけど、Pissed Jeans さんの怒りは収まらないようです。これで通算4作目になるのに、ガッデムな音楽に拍車がかかっている。こりゃ警官も怯むんじゃないか。バンド全体で塊になってぶつかってる感じで、かなりでかくて硬くていびつな岩石。そういや最近隕石が落っこちたようですが、コイツ等の衝撃波もなかなか。ただちょいとサイケにした Jesus Lizard ってな感じなところもあり、少し粘っこい感じの物質で、大気圏で溶けてドロドロになっていたよう。マジで熱っちいな。

7.0/10

The Coathangers – “Derek’s Song”

アトランタのガレージ・パンク女子4ピース、The Coathangers の久々の新曲です。なんか路線ちょいと変りましたね。以前のゴリゴリした感じじゃなくて、オルガンを交えた軽くなったガレージ・ポップです。でもドスは利いています。こちらの “Derek’s Song” は、Suicide Squeeze から 3/5 にリリースされる Nü Sensae とのスプリット・シングルからの曲です。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=MC_6BDIV28k&w=640&h=200]

Implodes – “Scattered in the Wind”

シカゴ出身の4ピース・バンド Implodes の最新曲 “Scattered in the Wind” は、シューゲイズとサイケロックの中間的なサウンドで、ギターの鳴りっぷりが凄まじい。こちらの曲は前作に引き続き Kranky からリリースされる新作、サード・アルバム Recurring Dream からの音源で、4/1 にリリースになります。

Foals – ‘Holy Fire’ (Transgressive)

Transgressive Records っていつの間にか大手レーベルになってましたね。初期の頃の作品は、お店をやっていた時に入荷していたが、こんな感じの位置になるとは思わなかった。そして、Foals も初期の作品は少し入荷していたはず。ファーストのジャケットに記憶があるもん。でも、やっぱり憶えていない。あの当時は12インチとかも一杯あって、やたらと入荷タイトルが多かったからね、みんなで分業してコメントとか書いていたから、自分が担当しないとなかなか憶えていないし、実際聴いていないものもいっぱいあったとおもう。だから、彼等を意識して聴いたのは前作 Total Life Forever からかな。それは Sub Pop がライセンスしてリリースしていたので、ワルシャワ的には気付いたのだろう。で、今作は Sub Pop からのリリース・アナウンスがないけど、Transgressive がワールドワイドのテリトリーが欲しかったのか、Sub Pop が見限ったのか分からないが、ちゃんとこうやって無事聴いております。先行ビデオで上がっていた “Inhaler” のイメージが凄く残っていて、アルバムを聴くまではかなりロックでオルタナなものを想像していたけど、それなりに Foals でした。むしろ “Inhaler” だけがグランジみたいな雰囲気で、あとはプログレみたいのもありますが、他は大体爽やか系。そしてやっぱりインディとメジャーの中間路線バンドらしく、演奏が手堅い。ここまでくると常に確実なものを供給してくれて、大きく崩れることは今後もないだろう。つまり、このアルバムが1年前に出てようと、1年、2年後に出ようとも聴き終えたときの感想は変わらないだろう。

6.5/10

Black Pus – “1000 Years”

Lightning Bilt のドラマー Brian Chippendale によるソロ・プロジェクト Black Pus が早くも新作をリリースするようです。昨年のアルバムはデジタル・リリースのみでしたが、8作目になる新作 All My Relations は、Thrill Jockey からのりりーすになるようです。本作は Battles, The Skull Defekts なども仕様する Machines with Magnets で録音されたようです。先行曲 “1000 Years” はこれまでよりもある意味普通にオルタナロックしてます。リリースは、3月予定。

Thee Oh Sees – “Minotaur”

間もなく来日するサンフランシスコのガレージ・サイケ Thee Oh Sees は、2003年以降、11枚のアルバムをリリースしてきており、毎年1枚はリリースしてきていて、今年ももちろん新作がリリースされます。新作アルバム Floating Coffin からの先行曲 “Minotaur” は、グイグイくるいつもの感じとは違って、パブロック風なスロウ・ナンバー。Floating Coffin は、John Dwyer 自身が運営する Castle Face Records からのリリースになるようです。

PVT – ‘Homosapien’ (Felte)

アルバムのリリースに向けてのプロモーションにも様々な方法がある時代で、最近ではタダ、もしくは一定料金を払えばいろんなアルバムを全曲聴けるサービスなど色々とありますが、音楽サイトで先行でアルバム全曲をストリーム試聴をさせて、リリースと同時に試聴を中止するのが流行ってますね。先に全部聞けてしまうと買わないんじゃないかとか、考え方は色々あるでしょうが、それなりに売上に繋がっているらしいので有効な手段のひとつなんだとおもう。そして、こちらの PVT のプロモートの仕方はちょっと変っていた。アルバム全曲を1曲づつ様々な音楽ブログに振分けて、全てのサイトにアクセスすれば全曲聴くことが出来るという仕組み。アーティストとブログの両サイドにとっての狙いはよく分かるし、おもしろいと思うが、実際にどれくらいの効果があったのだろうね。自分も全てのブログにアクセスするのは面倒だったから、今まで知らなかったサイトだけ覗いた程度でした。なので、アルバムを通して聴くのは普通にリリースされてからでした。さて、こちらのシドニーのトリオは、Pivot として2枚、そして PVT になってこれで2作目のアルバムとなり、同時に Warp Records を離れての新作となるのですが、Warp からリリースをしていた実績ほど効果的なプロモーションはないと思う。まぁ、大きいレーベルを離れるという事実にあまり良い印象はないかもしれないが、なかなかいい新設レーベルに収まったと思う。PVT としての音楽性に大きな変化はないし、今度はこのレーベルを引張っていく立場になったので頑張って欲しいし、次回作で本気のアルバムを待ってます。

5.5/10

CocoRosie – “Gravediggress”

昨年、Touch And Go の復活第1弾としてシングルがリリースされていた CocoRosie が遂に新作アルバムをリリースするようです。”Gravediggress” は新作からの先行曲で、CocoRosie らしい不思議ポップ。新作アルバム Tales of a Grass Widow は、ヨーロッパでは City Slang から 5/27 にリリースされ、北アメリカは 5/28 とあるのですが、これは Touch And Go からなのだろうか?

Radar Brothers – ‘Eight’ (Merge)

タイトル通り8枚目になるのでしょう、きっと。今回は Merge だけで、Chemikal Underground からのリリースはなし? ロス・アンジェルスの Radar Brothers の3年ぶりの新作。活動歴は15年以上経ってるので、ちょいちょいメンバー・チェンジをしながら、今日までやってきたわけです。そういうことはメンバーもそこそこいいお父さん世代ですね。アー写にお父さんというか、じいさんがひとり写っているけど、メンバーじゃないですよね。常々、活動歴の長いバンドやアーティストの写真を見ると自分の年齢を痛感されられる。バンドによっては、見るも無惨な姿になっているひともいたりと、あまりいい気分はしない。こちらの Radar Brothers の場合、残念ながらハゲあがっちゃてしまってるメンバーも2名ほどいるようですが、見窄らしさはなくて、爽やかでいい年の取り方をしてる印象です。そんな雰囲気は音楽にも反映されているようで、鳴っている音自体にはそんなにおっさん臭さは感じられず、構成のアイディアのおもしろい曲やフレッシュなメロディがあり、まだまだ錆び付いていないようです。ただ、年来なりの落ち着きは当然あるのですが、それはこのバンド本来のものであり、いまこの作品だからとというわけではないと思う。でもね、なんやかんやでこれが響いちゃうのは、オルタナ畑の音楽を聴いてきた人にとって、いわゆる琴線みたいなものなのかもしれないけどね。

7.0/10