ブルックリンを拠点にするマス-ロック/ポップ・バンドで、以前 Double Denim から7インチをリリースしていた Celestial Shore のリリースされるデビュー・アルバムからの “Valerie” です。かなり複雑な展開が待っているまさにマスなサウンド。デビューLP 10x は、Oberhofer が設立した新しいレーベル Local Singles から 4/23 にリリースされるようです。
alternative
Milk Music – “Cruising With God”
オリンピアのグランジーなバンド Milk Music の新作アルバム Cruise Your Illusin が Fat Possum から 4/2 にリリースになりますが、先行トラック “Cruising With God” がアップされています。Dinosaur Jr 系のギターワークと Alex Coxen の熱いヴォーカルの組合せ。
Brazos – “How The Ranks Was Won”
オースチン出身、ニューヨーク在住のトリオ Brazos が Dead Oceans とサインをしてセカンドLP Saltwater を 5/28 にリリースします。アルバムからのファースト・シングル “How The Ranks Was Won” のビデオです。軽やかなオルタナ・ロック/ポップ。
1939 Ensemble – “Sabotage”
1939 Ensemble は、Jose Medeles (The Breeders) と David Coniglio によるデュオで、ドラムとヴィブラフォンを中心にしたインスト・ロック、ポストロック・デュオ。こちらの “Sabotage” を収録したフル・アルバム Howl & Bite は、4/16 に Jealous Butcher Records からリリースになります。
Purling Hiss – “Mercury Retrograde”
フィラデルフィアのサイケデリック、オルタナ・バンド Purling Hiss が新作アルバムを遂にとういか、 Drag City からリリースすることになりました。ちょっと前にアルバムのトレイラー音源が聴けましたが、アルバム収録曲 “Mercury Retrograde” が先行でアップされたようです。かなり聴き易い路線になってますね。リリースは 3/19 です。
Pissed Jeans – ‘Honeys’ (Sub Pop)
ライブの帰りに円山町を歩いて帰ろうとしていると、後ろから警官が走って追っかけてきた。ちょっとよろしいですか?と、またか・・職質である。確かに頭が痛くて顔色が悪かったかもしれねえけどさ、ほんと勘弁してもらいたい。お、怪しいやついたぞーってな感じの勢いだったもんな。こっちが、普通の反応をしていたから、シロと判断してそこからは言い訳攻撃。渋谷は治安が悪いからってさ、違うだろ。そういえば同じ繁華街でも新宿では一回も職質受けたことないなあ。そういう意味では新宿の方が懐具合が深いと言うか、見る目があるのかもね。ほんとにさ、見た目での判断とかさ、そこらへん今後は頼みますよ。まぁ、こちらはそんなに怒ってはいないけど、Pissed Jeans さんの怒りは収まらないようです。これで通算4作目になるのに、ガッデムな音楽に拍車がかかっている。こりゃ警官も怯むんじゃないか。バンド全体で塊になってぶつかってる感じで、かなりでかくて硬くていびつな岩石。そういや最近隕石が落っこちたようですが、コイツ等の衝撃波もなかなか。ただちょいとサイケにした Jesus Lizard ってな感じなところもあり、少し粘っこい感じの物質で、大気圏で溶けてドロドロになっていたよう。マジで熱っちいな。
7.0/10
The Coathangers – “Derek’s Song”
アトランタのガレージ・パンク女子4ピース、The Coathangers の久々の新曲です。なんか路線ちょいと変りましたね。以前のゴリゴリした感じじゃなくて、オルガンを交えた軽くなったガレージ・ポップです。でもドスは利いています。こちらの “Derek’s Song” は、Suicide Squeeze から 3/5 にリリースされる Nü Sensae とのスプリット・シングルからの曲です。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=MC_6BDIV28k&w=640&h=200]Foals – ‘Holy Fire’ (Transgressive)
Transgressive Records っていつの間にか大手レーベルになってましたね。初期の頃の作品は、お店をやっていた時に入荷していたが、こんな感じの位置になるとは思わなかった。そして、Foals も初期の作品は少し入荷していたはず。ファーストのジャケットに記憶があるもん。でも、やっぱり憶えていない。あの当時は12インチとかも一杯あって、やたらと入荷タイトルが多かったからね、みんなで分業してコメントとか書いていたから、自分が担当しないとなかなか憶えていないし、実際聴いていないものもいっぱいあったとおもう。だから、彼等を意識して聴いたのは前作 Total Life Forever からかな。それは Sub Pop がライセンスしてリリースしていたので、ワルシャワ的には気付いたのだろう。で、今作は Sub Pop からのリリース・アナウンスがないけど、Transgressive がワールドワイドのテリトリーが欲しかったのか、Sub Pop が見限ったのか分からないが、ちゃんとこうやって無事聴いております。先行ビデオで上がっていた “Inhaler” のイメージが凄く残っていて、アルバムを聴くまではかなりロックでオルタナなものを想像していたけど、それなりに Foals でした。むしろ “Inhaler” だけがグランジみたいな雰囲気で、あとはプログレみたいのもありますが、他は大体爽やか系。そしてやっぱりインディとメジャーの中間路線バンドらしく、演奏が手堅い。ここまでくると常に確実なものを供給してくれて、大きく崩れることは今後もないだろう。つまり、このアルバムが1年前に出てようと、1年、2年後に出ようとも聴き終えたときの感想は変わらないだろう。
6.5/10
Black Pus – “1000 Years”
Lightning Bilt のドラマー Brian Chippendale によるソロ・プロジェクト Black Pus が早くも新作をリリースするようです。昨年のアルバムはデジタル・リリースのみでしたが、8作目になる新作 All My Relations は、Thrill Jockey からのりりーすになるようです。本作は Battles, The Skull Defekts なども仕様する Machines with Magnets で録音されたようです。先行曲 “1000 Years” はこれまでよりもある意味普通にオルタナロックしてます。リリースは、3月予定。