この連休からここ数年開催されている街を挙げてのとあるフェスが始まった。開催を重ねることでイベントとして成熟してるようで、パンフレットを片手にした人達が昨年よりも一段と増えてるなあと感じた。直接の参加店以外も経済効果があるようで、以前腹を下した原因のおでん屋も繁盛してるのが、なんか腹立たしかった。あのキチガイオヤジの本性を知らない人達がお店に入ってしまったことを残念に思う。その恩恵は少なからず自分の仕事先にもあようで、イベント目的ついでに来店されたと思われる人の中に久々に会う人もおり、近くのコーヒー屋さんの兄さんとこれを企画した若手の人達は素晴らしいねと話しておりました。 久々に会うといえばこの人達。メンバーの死や住む場所がそれぞれバラバラになって活動が休止していたけど、その困難を乗り越え遂にリリースした本作。一聴してすぐに彼等の音楽だなと分るグロい部分では、再びこの人達の音楽が聴けて喜ぶ。でもポップに歩み寄った部分では、なんか違うような気がしていいようのない哀しさも覚える。ただ過去を期待して聴いては古い側の人達と一緒だから良くないね、反省。だいたい、この人達のテクニカルな部分なんてたかが知れてるから、低品質は保たれているからご安心下さい。
experimental
Kayo Dot – “Library Subterranean”
ブルックリンを拠点にするプログレッシヴ・エキスペリメンタル・ドゥーム・バンド、Kayo Dotが新作アルバムをリリースします。彼等はTzadik, Robotic Empire, Hydra Headなどからリリースを重ねてきましたが、新作はFlenserからのリリース。”Library Subterranean”は、10/16にリリースされるアルバム’Coffins On Io’からの先行曲です。
Ian William Criag – “On the Reach of Explanations”
音楽の他に絵も描いてるヴァンクーヴァーのアーティスト Ian William Criag がリリースするアルバムからの曲 “On the Reach of Explanations” です。Fennesz や Tim Hecker 路線の哀愁ノイズ・アンビエントにオペラ的なヴォーカルを混ぜ込ませた曲でなかなかです。アルバム ‘A Turn of Breath’ は、Recital からリリース.
Dirty Beaches – “Displaced”
昨年のダブル・アルバム ‘Drifters/Love Is The Devil’ に次ぐ新作を遂にリリースする Dirty Beaches。新作アルバム ‘Stateless’ は、4曲構成のインスト作だそうで、収録曲 “Displaced” の抜粋がアップされています。で、Phill Niblock や György Ligeti なんていうアーティストを引き合いに出されているように、まさかのミニマル・ミュージック路線なのです。しかも “Displaced” は、 Father Murphy や Gomma Workshop などのアヴァン・バンドのメンバーで知られるイタリアのミュージシャン Vittorio Demarin とのコラボレート曲だそうで、Demarin のヴィオラの演奏と Hungtai のサックスの演奏による本気のミニマル・ミュージック。コンセプト作としての位置付けかもしれないけど、なかなかやってくれます。アルバム ‘Stateless’ は、Zoo Music から11/4にリリース.
Pharmakon – “Body Betrays Itself”
ニューヨークのインダストリアル姉さん Margaret Chardiet による Pharmakon がリリースする新作アルバムから先行曲が遂にアップされました。冷徹なインダスビートとエレクトロニクス、そしてスクリーミング・ヴォーカルの痛々しいサウンドを今回もやっております。アルバム ‘Bestial Burden’ は、Sacred Bones から10/14にリリース.
Banal Anml – “Robot Safari”
名前がちょっとヤバい感じですが、シカゴのソロ・アーティストと思われる Banal Anml が、地元の Solid Melts からリリースするカセットからの先行曲 “Robot Safari” です。サイケデリックなアナログ・シンセにフリーク・フォークなギターとヴォーカルを載せたもの.
Bugskull – “Icarus Rising”
今度Digitalisから出るBugskullは、Sean Byrneによるプロジェクトで、結構活動歴は古い人だから知ってる人もいるでしょう。音楽活動は1991にさかのぼり、最初は元祖ローファイ・レーベルShrimperからカセットを出したりして、その後にScratch Recordsや
Road Coneなどのアングラなレーベルからリリースもしていました。そして2009年にDigitalisからアルバム ‘Communication’ を出したのでこれがレーベルから2作目。”Icarus Rising”は、生温いローファイ・ダブをミニマルにループさせて、サイケ・アンビエンスなギターを重ねたインストもの。普通にフォーク・ソングもやるひとですが、Digitalisからなんで、前作同様にエレクトロニック路線でしょう。新作アルバム ‘Collapsed View’ はそのうち出るでしょう.
Smokey Emery – “The Room Falls Away”
オースチンのアーティスト Daniel Hipolíto によるソロ・プロジェクト Smokey Emery は、オープンリールやアナログ機材などを使ってドローンなサウンドを作るひとで、最近全然リリースがない Indian Queen Records から7インチを出している他は、Holodeck からカセット作を2作品リリース済みでしたが、また新しいのをリリースするようです。”The Room Falls Away” は、アルバム ‘Soundtracks for Invisibility Vol. III: Qui Mal y Pense’ の収録曲になり、7/15にリリースになります.
Excepter – “Sunburned Kids”
遂に再始動した、Excepter の最新ビデオ音源 “Sunburned Kids” です。メンバーの死や離ればなれになっていたけど、この曲を聴くと久々になるニュー・アルバムはかなり良さそうな予感。昔よりも音が良くなってるし、ある意味音楽している。とはいえ、普通に考えたら変な曲だし、どこの国の音楽か分らないようなグニャグニャ感は保っています。”Sunbuned Kids” を収録したアルバム ‘Familiar’ は、Blast First Petit から出るようですが、いまのところリリース日は未定です・・.
