Excepter – Familiar (Blast First Petite)

この連休からここ数年開催されている街を挙げてのとあるフェスが始まった。開催を重ねることでイベントとして成熟してるようで、パンフレットを片手にした人達が昨年よりも一段と増えてるなあと感じた。直接の参加店以外も経済効果があるようで、以前腹を下した原因のおでん屋も繁盛してるのが、なんか腹立たしかった。あのキチガイオヤジの本性を知らない人達がお店に入ってしまったことを残念に思う。その恩恵は少なからず自分の仕事先にもあようで、イベント目的ついでに来店されたと思われる人の中に久々に会う人もおり、近くのコーヒー屋さんの兄さんとこれを企画した若手の人達は素晴らしいねと話しておりました。 久々に会うといえばこの人達。メンバーの死や住む場所がそれぞれバラバラになって活動が休止していたけど、その困難を乗り越え遂にリリースした本作。一聴してすぐに彼等の音楽だなと分るグロい部分では、再びこの人達の音楽が聴けて喜ぶ。でもポップに歩み寄った部分では、なんか違うような気がしていいようのない哀しさも覚える。ただ過去を期待して聴いては古い側の人達と一緒だから良くないね、反省。だいたい、この人達のテクニカルな部分なんてたかが知れてるから、低品質は保たれているからご安心下さい。