Jo Passed、8年ぶり新作『Away』から先行シングル「Ico」解禁!Hans Zimmer風の重低音で愛猫の穏やかな日常を描写 — 燃え尽き症候群を癒やした「命の恩人」への切実なオマージュ
Jo PassedことシンガーソングライターのJo Hirabayashiが、8年ぶりとなるフルアルバム『Away』からの先行シングル「Ico」を公開しました。この楽曲は、Hans Zimmerの映画音楽でおなじみの「BWAWWHHH」という重低音のサウンドを特徴的に使用していますが、その不穏なイメージとは裏腹に、主人公である15歳のシベリアンロングヘアの愛猫Icoの、規則正しく穏やかな日常(「You wake up / You go eat / You go out / You come in / You go sleep / You repeat」)を表現しています。ギザギザしたオルタナティヴ・ロックと甘くきらめくサウンドが融合したこの曲のミュージックビデオは、Jo Hirabayashi自身が監督を務めています。
Hirabayashiは「Ico」について、「いまだ続くCOVIDパンデミックのロックダウン時代についての私の曲だ」と語りつつ、「それ以上に、この曲は私の猫についてです。反復の中にある彼女の自由、彼女の安定した日々のリズム」だと説明しています。彼の言葉によると、愛猫Icoの「穏やかで、地に足のついた存在」は、パンデミックの数年間、彼にとっての「指導者であり、命の恩人」となり、彼女に全てを負っていると感じています。
しかし、Icoは肺がんと腎不全を患っているとのこと。Hirabayashiは「彼女が逝ってしまう前に、このレコードとこの曲を出すことができるよう願っている」と切実な思いを明かしています。アルバムの他の楽曲が「不安と人間の固執についての暗く、陰鬱な探求」であるのに対し、彼は「よりポジティブなものが必要だと感じた」ことから、「Ico」が生まれました。セカンドアルバム『Away』は、Youth Riot Recordsより1月23日にリリース予定です。
oui merci – “Plus près”
oui merciは、長年の友人であるモントリオールの5人組のグループで、即席のバーベキューやカードゲームの合間に集まり、情熱を注ぐカラフルな音楽を作り上げています。彼らは、メンバーそれぞれの強みと弱みを結集させることで、インディー・ロックをベースにしながらも洗練されたサウンドを提示しています。そのサウンドは、外科手術のような正確さを持つアレンジと、意図的な音の事故(アクシデント)との間を揺れ動き、独自の音楽的テクスチャーを生み出しています。
今回リリースされた新シングル「Plus près」(もっと近くに)は、そのタイトルが示す通り、親密さと内省をテーマにした楽曲です。歌詞は、「viens plus près de toi / viens plus près de moi」(自分自身にもっと近づいて / 私にもっと近づいて)というフレーズを軸に展開し、物理的な距離ではなく、精神的な隔たりや自己との対話の重要性を探っています。「je veux casser nos miroirs」(私たちの鏡を壊したい)という言葉は、自己認識や固定観念を打ち破り、より深く、真の繋がりを求める切実な願望を表現しています。この曲は、人間関係における距離感と、内面的な真実への接近を描いた、思索的なインディー・ロックです。
疲弊した人々へ贈る「音の抱擁」:Joshua Idehen、ハウスビートと詩的瞑想が融合した高揚感あふれるニューアルバムを予告
詩人でありライターのJoshua Idehenは、ニューアルバム『I Know You’re Hurting, Everyone Is Hurting, Everyone Is Trying, You Have Got To Try.』を2026年3月6日にリリースします。これは、離婚やメンタルヘルスの問題といった個人的・職業的な困難を経て、クリエイティブパートナーであるミュージシャンのLudvig Parmentと共に制作された、Heavenly Recordingsからのレーベルデビュー作です。COVID-19パンデミック中のストックホルムへの移住が、Idehenに自己を見つめ直し、新たなスタートを切るための空間を与えました。この再生の経験が、アルバムに悲しみ、喜び、そして癒やしのテーマを融合させた、カタルシス的で高揚感のある作品へと結実しています。
アルバムは、ハウスの要素を取り入れたビート、合唱風のアレンジ、そして希望、自己肯定感、集団的な回復力についての詩的な瞑想を融合させた、疲弊した人々への音による抱擁となっています。アルバムの発表に合わせて、肯定のアンセムであるシングル「It Always Was」が公開され、Jonny Sandersが監督したスプリットスクリーンのビジュアルも同時公開されました。
Idehenは「It Always Was」について、過去の楽観的な瞬間を捉えようとしたものだと語っています。友人とロンドンをドライブし、夜明けに未来の計画を語り合った際、友人Martinが言った「自分にふさわしいものは、どうせ見つけるだろう」という一言が、十数年間彼の中に残っていたといいます。
Rusty Santos – Helium chasms
この楽曲は、別れをテーマにした痛烈な内容を、極めて stripped-down(最小限に削ぎ落とされた)なサウンドで表現しています。リバーブが深くかかったボーカルを支えるのは、アコースティックギターとシェイカーのみ。ミックスにはわずかにエレクトリックギターのコードやシンセベースが埋め込まれていますが、全体的には飾り気がなく、パーソナルで心臓をえぐられるような痛切な感情が前面に出ています。
この楽曲のサウンドは、ルー・リードとThe Clienteleが融合したような印象を与えつつも、彼らよりもさらに削ぎ落とされた独自の質感を持っています。特に印象的なのは、曲の終盤に現れる実験的な音響処理です。単発のドラムキットのクラッシュ音がディレイペダルを通して反復され、ゆっくりとフェードアウトしていきます。この処理が、楽曲の持つ孤独で内省的な雰囲気を際立たせ、聴き手に強烈な余韻を残します。
Bleech 9:3 – Ceiling
アイルランド出身の4人組バンド、Bleech 9:3がデビューシングル「Ceiling」をリリースしました。彼らは先日、Keoとの大規模なツアーを終えたばかりで、今後はShameのアイルランド公演のサポートアクトを務めることが決定しています。バンドは、ボーカルとギターのBarry Quinlan、ギターのSam Duffyを中心に結成されました。2人はAA(アルコホーリクス・アノニマス)のミーティングで出会い、SamがBarryのスポンサーになったという経緯があります。彼らは2024年にダブリンからロンドンへ共に移住しており、この最初のレコーディングについて、「ミーティングでの脆弱さのおかげで、最初からお互いにずっと気が楽だった」と語っています。
デビューシングル「Ceiling」は、90年代に影響を受けたヘヴィなオルタナティブ・グランジの要素を持ちながら、物質的な領域を超越した憧れ、ネガティブスペースへの固執、そして消滅への願望によって触発された音楽となっています。楽曲について、Bleech 9:3は「Ceiling」の裏にある物語は悲しいものであり、ダブリンの回復ミーティングで出会った、友人のRyanについて書いたものだと明かしています。彼は立ち直る機会を得る前に亡くなってしまったとのことです。バンドは、意図的に書こうとしたわけではなく、「長い間抱え込んできたものが、ついに解放されようと具現化しようとしているかのようだ」と語り、歌詞が無意識的に湧き出てきたことを示唆しています。「Ceiling」は、Ra-Ra Rok Recordsからリリースされており、今後もBleech 9:3からのさらなる楽曲の発表が予告されています。
OhNothing – What Do We Look Like
兄妹デュオによるOhNothingは、2025年10月3日にCelebration Recordsからセカンドシングル「What Do We Look Like」をリリースしました。この楽曲は、人間の根源的な実存的な感情を掘り下げ、それを踊れるオルタナティブ・エレクトロ・ポップへと昇華させています。人生の渦中に立ち、外側と内側の両方を見つめながらも、明確な答えを見出せない状態を歌っています。彼らはこの曲を、「私たちは本当にどこから来たのか、そして私たちの人生の目的は何なのか、という疑問を投げかける」ものだと説明しています。
このシングルは、The KnifeやCHVRCHESといったアーティストからインスピレーションを受けて制作されました。楽曲は、踊れるエレクトロニックなシンセサイザー、きらめくメロディ、そしてリズミカルなレイヤーによって、聴く人を映画的な雰囲気を持つ音の世界へと引き込みます。この脈打つサウンドの奥には、「身体的に感じられ、内省を呼び起こすエレクトロニック・ポップに包まれた考察」という、より深いテーマが潜んでいます。「What Do We Look Like」は、クラブ向けのダイナミックなエネルギーを持ちながらも、OhNothingの世界観を特徴づけるメランコリー(憂鬱さ)を失っておらず、心の逃避と夜の躍動の両方に寄り添うサウンドトラックとなっています。
Fred again.. & Amyl and The Sniffers – “you’re a star”
イギリスのDJ/プロデューサーであるFred again..と、オーストラリアのパンクバンドAmyl And The Sniffersがタッグを組み、新曲「you’re a star」をリリースしました。この楽曲は、Amyl And The Sniffersのトラック「Big Dreams」(アルバム『Cartoon Darkness』収録)をFred again..がリミックスしたものです。二人は今年8月、Fred again..のリーズでのセットにAmy Taylor(Amyl And The Sniffersのボーカリスト)がサプライズで参加した際、このコラボ曲を初めて披露し、その場に集まったファンを熱狂させました。
Fred again..は、8月のパフォーマンスの様子を収めた動画に、「これは、僕がエイミーの持つアイコンとしての度合いを目の当たりにしている映像だ」とキャプションを付け、Taylorへの賛辞を贈っています。彼は、Taylorとはその前日に初めて会ったばかりであるにもかかわらず、すぐに新曲を一緒に披露できたことに興奮を示し、「フルバンドと一緒にライブで演奏できるのが待ちきれない」とコメントしました。この異色の組み合わせによる新曲は、Fred again..のエレクトロニックなプロダクションとTaylorのパンクなエネルギーが融合した、注目のトラックとなっています。
INUDE – Cent’anni
INUDEが新シングル「Cent’anni」をリリースしました。この楽曲は、彼らの音楽活動における最新の単独作品として発表されています。検索結果では、このシングルが既に複数のプラットフォームで配信されていることが確認でき、ファンにとっては待望のリリースとなっています。また、この曲のライブ映像が、イタリアのプンタ・パラシア灯台で撮影されたものとしてYouTubeに公開されており、楽曲が持つ雰囲気や世界観を、美しいロケーションと共に楽しむことができます。
INUDEはこれまでも複数のシングルやEPをリリースしており、その独自のサウンドで知られています。「Cent’anni」が具体的にどのような音楽性を提示しているのか、詳細な情報はありませんが、公開されたライブ映像は、彼らがロケーションと一体となったパフォーマンスを通じて、楽曲に込められた感情や音響的なテクスチャを強調する傾向にあることを示唆しています。この新曲は、リスナーに対してINUDEの進化し続ける音楽的探求と、その世界観への新たな入り口を提供するものと言えるでしょう。
Activity – Halloween (Does it Make You Sad)
ブルックリンを拠点とするバンド、Activityが、10月の季節感を取り入れた新曲をリリースしました。メンバーは「これは僕たちのバージョンのホリデーソングだ」と表現しており、「誰にも10月の気分(Out-October’d)では負けない」と意気込みを表明しています。このコメントからは、彼らがこの時期特有の雰囲気を音楽に深く反映させ、遊び心と強いこだわりを持ってこのシングルを制作したことが伺えます。
Activityの「ホリデーソング」は、一般的に連想されるクリスマスソングではなく、10月の空気感、すなわち秋の深まりやハロウィンのスピリットといった要素を捉えた作品であると推測されます。このシングルのリリースは、批評家やファンに高く評価されている彼らの音楽性が、季節のテーマとどのように融合し、彼ら特有のサウンドスケープを生み出しているのかを垣間見せる機会となります。バンドの宣言通り、この楽曲はリスナーを10月の特別なムードへと引き込む、彼らの季節への敬意を示す力作となりそうです。
Maude Audet – Les joues usées
Maude Audetは、優しくかすれた歌声と示唆に富む歌詞を持つシンガーソングライターであり、日々の壮大な夢を音楽を通して表現しています。この度、彼女は新シングル「Les joues usées」(擦り切れた頬)をリリースしました。この楽曲の歌詞は、深い疲弊感と孤独感を率直に描き出しており、語り手は、脆く傷ついた状態から抜け出すため、誰かの助けを必要としています。
歌詞の核心は、絶え間ない感情的努力による消耗にあります。特にサビの「J’ai les joues usées à force de jouer / De sourire pour les gens」(人前で演じ、笑顔を作り続けたせいで、頬が擦り切れた)というフレーズは、内面の苦しみを隠すために表面的な振る舞いを強いられている状態を痛切に示しています。さらに、「J’ai le dos usé / À force de trembler si fort en dedans」(内側で強く震え続けたせいで、背中が擦り切れた)という表現は、精神的な緊張が身体的な疲労として現れていることを示唆しています。光と闇、希望と絶望の間で揺れ動きながら、「幸福の色は何か」を問いかけ、この孤独で不安な状態から救い出してくれる「風向きの変化」を願う、内省的で切実なバラードです。
