ロサンゼルスを拠点に活動するオルタナティブ/インディー・ミュージシャン、Josh da CostaがStones Throwと契約し、デビューソロアルバムからの第一弾となるシングル「Skygirl」をミュージックビデオと共にリリースしました。Regal DegalやCMONでの活動のほか、現在はNTSのラジオパーソナリティやDrugdealer、Jessica Prattらのサポートメンバーとしても知られる彼が、満を持してソロとしての第一歩を踏み出しました。
Josh da Costaが「至福のギター狂想曲」と表現する本楽曲は、自身の幼少期の記憶やNirvana、The Stone Rosesといったアーティストへの憧憬を反映しています。これら90年代の空気感と、ニュージーランドのFlying Nun Recordsに代表されるThe Cleanなどのバンドの質感を融合させ、独自の現代的なサウンドへと昇華させています。
アルバム『The Grass Grows, Antonych Grows (Росте Антонич, і росте трава)』は、3月20日にNext Door Recordsより全世界でリリースされます。本作は、ウクライナの詩人 Bohdan Ihor Antonychによる詩「Forest」や「Spring」をアダ奏曲した「The Grass Grows, Luka Grows」を含む、瞑想的な作品群です。カナダのソングライター Luka Kuplowskyは、合成音と有機的なサウンドが交差する「覚醒夢」のような響きの中で、1世紀前の詩人が抱いたレムコの異教主義や、植物・宇宙・超越への形而上学的な探求を現代の音楽へと転生させています。
VIA DOLORISが、3月20日にSeason of Mistよりリリースされるデビューアルバム『Guerre et Paix』の中心的な楽曲「For The Glory」を公開しました。本作はアルバムの核心に位置付けられており、内なる崩壊から微かな自己認識へと向かう緩やかな上昇を描いています。「忍耐」と「降伏」の間で揺れ動くプロジェクトの本質を見事に捉えた一曲です。
サウンド面では、Gildas Le Papeによる抑制と歪みを使い分けた精緻なギターラインが、上昇していくモチーフや緻密にコントロールされたクレッシェンドを形作っています。ドラムには1349やSatyriconで知られるFrostを迎え、揺るぎない力強さで「征服」ではなく「生存」への執着を表現。暗闇から測定されるように現れる光を、フィジカルな持続感と共に支えています。
DJ兼プロデューサーの Avalon Emerson が率いるインディー・ポップ・プロジェクト、The Charm が、待望のニューアルバム『Written Into Changes』を3月に Dead Oceans からリリースすることを発表しました。本作は、昨年11月に先行公開された「Eden」をオープニングトラックに据えた、彼女たちの本格的な始動を告げる一作となります。
アルバムの第2弾先行シングルとして公開された「Jupiter And Mars」は、力強いサウンドだった「Eden」とは対照的に、軽やかで清涼感あふれる楽曲です。The Sundays を彷彿とさせる繊細なアンサンブルに、U2風のギターが彩るバース、そして Madonna の「Ray Of Light」を思わせる煌めくシンセサイザーが重なるサビが、リスナーを優しく包み込みます。
カナダを代表するパワー・ポップ・コレクティブ The New Pornographers が、通算10作目となるニューアルバム『The Former Site Of』を2026年3月27日に Merge Records からリリースすることを発表しました。本作には、常連の Neko Case やドラマーの Charley Drayton が参加していますが、長年のメンバーである Dan Bejar は今回名を連ねていません。
フロントマンの A.C. Newman は、自身のスタジオでじっくりと制作に取り組んだことが、今作の音楽性を広げる鍵になったと語っています。かつてはバンドメンバーに未完成の曲を渡し、後から大幅に変更することに罪悪感を抱いていた彼ですが、今回は最小限の要素と核となるフィーリングを固めた「スケルトン(骨組み)」を先に構築。そこからバンドで肉付けしていく手法をとったことで、より自由度の高い創作が可能になりました。
アルバムの発表に合わせ、新曲「Votive」の先行配信と Michael Arthur が手掛けたアニメーション・ミュージックビデオが公開されました。この楽曲では、Newman と Kathryn Calder による美しいハーモニーが、マンドリンとシンセサイザーの音色の上で鮮やかに響き渡ります。長年培ってきたポップな感性と、新たな制作アプローチが融合した、バンドの次なるステージを予感させる一曲となっています。
今作のイメージの多くは、bobbie が毎朝記録している「夢やビジョン」から着想を得ています。Arthur Russell や Alice Coltrane などの幅広い影響を背景に、「人々や物事をあるがままに愛すること、そして世界を丸ごと受け入れようとする姿勢」をテーマに掲げています。不可能なことだと知りながらも心を開き続けようとするその探求は、2025年4月にブルックリンで録音され、Josh Bonati によるマスタリングを経て、極めて純度の高い作品として結実しました。
アルバム『Ruins』全体としては、The Sisters of MercyやThe Cureを彷彿とさせるサウンドをベースに、喪失の重みとその中に宿る奇妙な美しさを捉えています。ヒューマニズムとニヒリズム、絶望と受容といった相反する感情の共存を追求しており、「希望と絶望は打ち消し合うものではなく、同時に存在できるからこそ現実味がある」という彼の哲学が反映された一作となっています。
シリア・アルメニア系アメリカ人のシンガー兼プロデューサー、Káryyn(カーリン)が、2026年5月29日にMuteからニューアルバム『Physics Universal Love Language (PULL)』をリリースします。先行シングル「Collapse Phase」のMVも公開され、ベルリンやロンドンを巡るApparatのツアーへの帯同も決定。Muteからの2作目となる本作は、ホワイト・ヴァイナル、CD、デジタルの各フォーマットで発売されます。
昨年10月に30年ぶりの再始動を果たした Bob Mould 率いるオルタナティヴ・ロック・バンド、Sugar。新曲「House Of Dead Memories」の発表とニューヨーク、ロンドンでの公演に続き、このたび新曲「Long Live Love」のリリースと、2026年のワールド・ツアー「Love You Even Still 2026 World Tour」の開催を発表しました。本楽曲は2007年に書かれたもので、Bob Mould 自身が「無人島に持っていく一枚」と公言する Garbage の作品からの影響が色濃く反映された、力強いポップ・ソングに仕上がっています。