ロサンゼルスを拠点に活動する作家・ミュージシャンのClaire Croninが、ニュー・アルバム『The Bruise』よりセカンド・シングル「Before the End of Time」をリリースしました。前作『Blue Light Of The Screen』や音楽活動を通じてフォーク・ホラーや精神的な恐怖(Spiritual dread)をテーマに描いてきた彼女ですが、今作は崩壊の危機に瀕した世界への深い郷愁と哀惜を歌った美しいトーチ・ソング(子守唄)に仕上がっています。夫のEzra Buchlaによる弦楽器とプロセッシング、Mark Wesselsによるミュージカル・ソウ(奏奏用鋸)が繊細に絡み合い、彼女が「フランク・シナトラの幽霊が難破船の犠牲者に歌いかけているイメージ」と語る通り、クラシカルで静謐なドゥーム・フォークの世界観を作り出しています。
あわせて公開されたミュージック・ビデオは、SNSを通じて公募されたユーザー投稿映像と彼女自身の映像を編集して制作されました。「世界の終わり、あるいは人生の最後に愛おしく思い出すであろう風景」というテーマで寄せられた映像には、海岸線や空、木々、子供や動物たちといった共通した美しい日常の瞬間が収められています。世界への愛着と喪失感が交錯する楽曲の展開に寄り添うように映像が切り替わり、ノスタルジックで胸を打つ映像作品となっています。
