Appendixes – “Neon Green Fear”

ポートランド出身のトリオ Appendixes が、限定7インチをセルフ・リリース。そちらに収録の “Neon Green Fear” と “Four Leaf Clover” です 。女性ヴォーカルのドリーム・ポップ路線ですが、サイケデリックでスロウコア寄りな雰囲気を交えていて、暖かくて寂しげな雰囲気があります。

The Stargazer Lilies – ‘We are the Dreamers’

新幹線に乗った。車内はわりと空いているのに、指定された席の一つ隣りには先客がいる。よく思うのだが、席順を決める基準てなんなんだろう。車両自体もかなり後方で、駅での移動距離もかなりあった。お年寄りは階段付近とか、おっさんはまとめちゃえとか、なんかあるんだろうか。空いていた理由はすぐに分り、次の駅で学生団体が乗ってきた。なんかの部活なんだろう、今日は試合なんだろう、楽しそうである。ちょっと騒がしいのでこうやって音楽を聴いている。かかっているのは The Stargazer Lilies と、いかにもシューゲイズ風な名前の人達。おっと、ヘッドフォンをしてるから何をしゃべっていたか分らないが、鼻を赤くした車掌が切符の拝見に来たっぽいぞ。となりの兄ちゃんは寝ていて気付いていない。すると車掌も起こさずスルー、なるほど。しかし列車の速度は全く似合わない音楽だ。全部の曲がとにかく遅い。ただ、どんよりとした今日の天気には凄く合っている。外を眺めているといい感じ。今度は車内販売のお姉さんがやってきた。一名はデッキにて待機しているが、なかなか可愛い。うむ、誰かと談笑しているぞ。相手は女性の車掌さん。ってことはさっきの赤っぱなは拝見専門係なんか。いやしかし、こちらも美人さんだ。小さいとき新幹線に乗って憧れてたのだろう。自分もガキの頃、家族旅行かなんかで高速道路に乗ると興奮して、道路で働くおっさんがカッコ良く見えたもんだ。ここにいる女学生達もきっと将来は美人アスリート。みんなそれぞれが夢追い人。お、引率してる教師も若くてべっぴんさんだ。と、おっさんは夢より女のケツを追うのに夢中。

Crooks on Tape – ‘Fingerprint’

いま、渋谷のとある場所から外を眺めていて、再開発がどんどん進んでるなあと、ふと思ったのですが、山手線の場合、内周り側から外周り側に見た際、駅の左側が大体再開発されているよなあと。他の駅もそんな感じじゃないかと思い出してるけど、電車にあんま乗らないから確信は持てない。たまたま新宿と渋谷だけな気もするし、気のせいか。バンド活動を続ける上でも再開発は必要なんだろうか。長年同じメンバーや同じ名前で活動できる人達は限られている。聞き覚えのない名前のバンドだなと思いながら、初めて彼等の音を聴いた時に、どっかで聴いたことあるような感じがしたんで、よく確認してみれば、Brainiac そして Enon と活動をしてきた人達による新しいバンドで、なるほど!と、納得するのでした。このふたつのバンドといえば Touch and Go からリリースしてましたが、三たび古巣からとはならず、今回は地元デントン繋がりで Misra Records からと、渋い再発進となりました。前身バンドの時にも感じていた歌謡曲てゆうか、J-Pop風なへんなメロディは今回のバンドでも継続中で、それ以外の音作りも硬柔らかい質感の音と隙間ファンクを合体させた当時を思い出させるもので、特に Enon の後期の感じ。新しい要素としては、それらに難解さを足し、テクニカルな部分を見せつけている。中心人物の John Schmersal は、最近では Caribou のツアー・メンバーとしても活動中。

That Fucking Tank – ‘A Document of The Last Set’

昨日のそば屋は繁盛店で、いつ行っても誰かしらお客がいる。そこから僅か5軒隣くらいに、もうひとつそば屋があるのだが、そこはいつ行っても誰もいない。歴然とした差は言うまでもない、旨くないからだ。店内もあまり清潔とは言えず、客が来ない要素が一通り揃っている。だけど、たまに行きたくなる理由が幾つかあって、ひとつはその誰もいない加減が落ちつくのだ。マンガを持ち込み、ビールだけでひたすら時間をつぶす。その間、店主や娘さんと思われる人達も裏の方に撤収。お店全体が自分だけの空間になるのがたまらなく気持ち良い。ただ、以前はマンガを持ち込む必要がなかった。何故かスペリオールだけは欠かさず揃えてくれていたので、わざわざ買って読むほどの雑誌じゃないから都合が良かったのだが、ある日からそのコンプ状態が途切れてしまうのであった。あれが継続されていれば、もう少し頻度を上げて通うのにな。最初のリリースが2004年なので、結成9年目を迎える彼等。お世辞にも演奏は巧いとは言えず、同じ人数のバンドで例えるなら繁盛店は Lightning Bolt で、こちらはその例のそば屋。だけど、ひたむきさみたいなもの感じる。ふたりしかいない状態を音楽に反映させていて、ギターからベースに持ち替えて演奏する瞬間があったりと、なんだか微笑ましい。そう言えば、もうひとつ好きな理由があって、それは店主が丸顔で目がまんまるでなんだか可愛いんだけど、無愛想っていう憎めない感じ。なんだろな哀愁っていうか、陰ながら応援したくなるんだよ。

Crystal Antlers – ‘Nothing Is Real’

調子こいて日本酒を2本目いっちゃうと、やっぱ頭がいてぇくなる。いや、頭がいてえのは店内で大騒ぎしていた客のせいかもしんねぇな。そば屋でいきなりでけ声出されちゃ、誰だって驚くさ。さすがにマズいと思ったか、さっと奥から若旦那が出てきて客を戒める。長いこと通ってる店だが、旦那を見たのは初めてだ。なかなか出来ることじゃないね。そしてそんな客にもいつも笑顔を絶やさない若女将がちゃんと埋め合わせと、良く出来た夫婦で感心したよ。今日はちょっと運が悪かったが、またゆっくり食べにきたい店だね。と、いつもの通り音楽とは関係ねえ話しで久々の復活です。まぁ軽い感じで付き合ってくれたら何よりです。ならば音楽の方も久しぶりな人達でいってみよう。とは言っても、今年はやりの往年バンドの復活もんとはちょいと違います。記憶が正しければ確か、Touch and Go が一旦活動を休止する最後に契約したバンドだったと思う。そのデビュー作からは4年が経っているけど、デスコグによるとその間に実は変なレーベルから1枚出していたようだ。たぶんセルフレーベル的な感じじゃないかと思われ、全く知らなかった。そして今回はわりと新興大手 Innovative Leisure からと一安心の登場となりました。レーベルの説明文には、Black Flag, Psychedelic Furs, Wipers, Pixes, Sonic Youth, Dinosaur Jr. などの名前を挙げて比較しておりますから、それを意識して聴いてしまうのですが、まぁそれっぽい演奏は実際あるんだけど、なんかそうでもねぇなあと思うのです。何でかなあと考えると、そうかこのヴォーカルがなんか違うんだね。強いてこの中から挙げるなら Psychedelic Furs に一番近い感じで、その音でガレージ系統の人達のヴォーカルやスタンスで演奏してる印象。そういやあ復活と言えばその Touch and Go もだけど、大した動きがねぇんだよなあ。
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Vaadat Charigim – “Ze Beseder Lefahed”

これまで幾つか音源が公開されていましたが、イスラエルはテルアビブのギターポップ・トリオ Vaadat Charigim が、初のフル・アルバムをリリースします。先行曲 “Ze-Beseder Lefahed” は、80s後期UKギターポップ、90年代のUSローファイ、ニュージーランド系DIYポップ、そしてシューゲイズ路線を足した感じの曲。こちらの曲を収録したアルバム ‘The World Is Well Lost’ は、本国では今年の夏にリリースされていましたが、11/12 に Burger Records からリリースされます。

Dan Svizeny – “It’s Beautiful”

今年新作アルバム ’29’ を Bathetic レーベルからリリースした Cough Cool こと Dan Svizeny の本名名義での最新ナンバー “It’s Beautiful” です。本名作と、現在は Jon Phil Mack とのコンビになってる Cough Cool との方向性に違いはあんまり無いと思うけど、こっちの方がよりベッドルーム路線かな。”It’s Beautiful” を収録したセルフ・タイトルのEPが、Mirror Universe からこの秋にリリースされるらしいです。

White Lung – “Down With You”

今月初めに新曲 “Blow It South” をポストしましたが、新たな曲 “Down With You” がアップされたヴァンクーヴァーのパンク・バンド White Lung ですが、この音源と共に紹介されているアー写では3名しか写ってないんですが、一人抜けてしまったのかな? こちらの曲は、”Blow It South” のBサイドに収録される曲で、Deranged Records の他に、UKの Sexbeat レーベルからも同時にリリースされるようです。これまた今までとはちょっと違った音色感があるんだけど、2分程度で終るスタイルは変わらず。

Honeyblood – “Kissing On You”

グラスゴーを拠点にする Shona McVicar と Stina Marie の女子デュオ Honeyblood のデビュー・シングルを FatCat Records からリリースしました。Japandroids や No Age 路線のノイズ・ポップから、PJ Harvey, Breeers, The Throwing Muses などからの影響も感じさせます。以前アップされていたAサイド曲 “Bud” に加えてBサイドの “Kissing On You” のストリーミングもアップされました。

Big Ups – “Wool”

ブルックリンを拠点にする4ピース・バンド Big Ups の最新曲 “Wool” です。クールなポストコア、ハードコア路線の曲で Fugazi 系。以前にアップされていた “Goes Black” も同時に収録されるデビュー・アルバム ‘Eighteen Hours of Static’ が、イギリスは、Touh Love、他は Dead Labour レーベルから 1/13,14 にリリースされます。