フィラデルフィアのデスロック・リバイバリスト Poison Ruïn が、2024年の『Confrere』に続く待望のニューアルバム『Hymns From the Hills』を4月3日に Relapse Records からリリースすることを発表しました。本作は Fucked Up の Jonah Falco がミックスを、Arthur Rizk がマスタリングを担当しており、バンド特有の中世的でメタリックなパンクサウンドがさらなる高みへと引き上げられています。
アルバムの大きな特徴は、これまでの原始的なソニック・バイオレンスに加え、Scott Walker や The Durutti Column にインスパイアされたアンビエントな間奏曲が組み込まれている点です。Killing Joke 風のプリミティブな質感や強力なブラストビート、さらには鮮明なアナログシンセの旋律までもがモザイクのように散りばめられ、パンク、ゴス、メタルの垣根を越えて響く重層的なテクスチャーを構築しています。
先行シングル「Eidolon」は、壊れた現実に閉じ込められ、運命という機械の歯車として同じ呪われたループを繰り返す絶望を描いた楽曲です。中心人物の Mac Kennedy は、この曲について「変化をもたらす力を持っていた者たちが去り、残された惨状を静かに見下ろす亡霊たちの物語」であると語っています。Motörhead が「For Whom The Bell Tolls」を再解釈したかのような、瓦礫を撒き散らしながら地獄へと突き進む強烈なドライヴ感に満ちた一曲です。
