2026年10月2日にリリースされるCharlotte Greveのニューアルバム『WATERBODIES』と、そこからのシングル「Membranes」は、彼女がこれまでのバンド名義での9つのプロジェクトを経て、初めて自身の本名名義で送り出す記念すべき作品です。Shahzad Ismailyプロデュースのもと、ニューヨークを拠点とするボーカル・アンサンブルのKHORIKOSや、ブラチスラヴァ交響楽団(Bratislava Symphony Orchestra)といった豪華なゲストを迎え、ジャズやアンビエント、クラシックから、パワー・バラード、80年代風のダンス・ポップにいたるまで、極めて幅広いジャンルを網羅した壮大なスケールのサウンドを構築しています。
シングル「Membranes」を含む本作は、特定のスタイルに縛られることをあえて拒絶し、Charlotte Greveが心から愛する多様な音楽世界を自由に冒険する、彼女にとってこれまでで最もパーソナルなアルバムです。ジャンルの統一感をあえて排除し、一見バラバラに思える多様な影響源を隣り合わせに配置しながらも、彼女という唯一無二のフィルターを通して表現されることで、すべての楽曲が確かな説得力と美しさを持って響き渡ります。
これまでのキャリアで通算10作目のリリースでありながら、彼女自身が「多くの意味でデビュー作のように感じる」と語る通り、本作は彼女の音楽的な可能性を狭めるのではなく、むしろ最大限に解き放った意欲作です。自分の中に流れるすべての音楽的ルーツを恐れることなく注ぎ込み、自らのフィルターを通してダイナミックに表現された『WATERBODIES』は、まさにCharlotte Greveの新たな出発点を示す輝かしい一枚となっています。
