Nerftoss – “Dream of Pennies”

先日素晴らしいアルバムをリリースしたボルチモアのバンドDope Bodyのメンバーである、John Jonesによるソロ・プロジェクトNerftossが新作アルバムをリリースします。デビュー作は、Leaving Recordsから出していた人です。先行曲”Dream of Pennies”は、サンプル・ビートのクラウト-サーフなグルーヴに、シンセ、ギターなどのフィードバック・ループが絡むサイケ・ミニマル。トライバル・サイケな”Bottomless”のストリームも一緒にどうぞ。新作アルバム’Maiden Powers’は、11/18にEhseからリリース。

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Rangers – “ETV / Clown Prince / The Journalist”

久々に帰ってきますよ!前作が出たのが、2011年なんで4年ぶりのJoe KnightによるRangersの新作アルバムです!昨年2本組みのカセットは出ていましたが、今度はヴァイナルのリリースでNot Not Funから。以前の雰囲気を残しつつもラウンジーでオシャレな感じに変っています。アルバム’Reconsider Lounge’は、もう間もなくのリリースだと思います。

Martial Canterel – “And I Thought”

Xeno & Oaklanderの片割れとして知られるSean McBrideによるソロ・プロジェクトMartial Canterelがニュー・アルバムをリリースするようです。デュオの作品よりはインダストリアルな路線をやってる印象で、Throbbing GristleやSPKそしてブリティッシュ・ニューウェーヴの初期の頃のサウンドに通じるものがあり。新作アルバム’Gyors, Lassù’は、10/28にDais Recordsからリリースされます。


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Crying – “Batang Killjoy”

ニューヨークのポップ・パンク/チップ・チューン・バンド、Cryingが新作EPをリリースします! EPって言っても13曲も入ってるんでアルバムみたいな感じかな。女の子ヴォーカルのエモいポップ・パンクと、8-bitなシンセがピコピコと絡む面白いバンドです。EP ‘Get Olde/Second Wind’は、Run For Coverから11/18にリリース。

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Excepter – Familiar (Blast First Petite)

この連休からここ数年開催されている街を挙げてのとあるフェスが始まった。開催を重ねることでイベントとして成熟してるようで、パンフレットを片手にした人達が昨年よりも一段と増えてるなあと感じた。直接の参加店以外も経済効果があるようで、以前腹を下した原因のおでん屋も繁盛してるのが、なんか腹立たしかった。あのキチガイオヤジの本性を知らない人達がお店に入ってしまったことを残念に思う。その恩恵は少なからず自分の仕事先にもあようで、イベント目的ついでに来店されたと思われる人の中に久々に会う人もおり、近くのコーヒー屋さんの兄さんとこれを企画した若手の人達は素晴らしいねと話しておりました。 久々に会うといえばこの人達。メンバーの死や住む場所がそれぞれバラバラになって活動が休止していたけど、その困難を乗り越え遂にリリースした本作。一聴してすぐに彼等の音楽だなと分るグロい部分では、再びこの人達の音楽が聴けて喜ぶ。でもポップに歩み寄った部分では、なんか違うような気がしていいようのない哀しさも覚える。ただ過去を期待して聴いては古い側の人達と一緒だから良くないね、反省。だいたい、この人達のテクニカルな部分なんてたかが知れてるから、低品質は保たれているからご安心下さい。

Peaking Lights – Cosmic Logic (Weird World)

日本酒よりハイボールにしなさいと指摘されたので今日はそうしてる。安いチェーン中華屋で何杯か入れてきたあとに、もうちょっと欲しいなあと思ったので、コンビニよって缶ハイボールを買ってきた。飲んでる途中でこれ濃くねえかと思って確認したら濃いめって書いてあった。何でも濃ければいいってもんでもない。バランスって重要なんだなと改めて感じた。 ある意味バランス感でここまでやってきていたこの夫婦。2,3年前までのダメダメな音が好感を得ていた時代は過ぎ、次のステップに向うのは必然。それと同時に本人達自身がスキルアップするという事実。当然この夫婦も音造りがそつなくなっているわけで、その辺りを巧く茶化すかが焦点。要所でダサ感を出して今までの特徴や彼等の個性を巧く演出してるのがわかる。出来損ないなりの巧さがあった人達が、出来るようになって意図した音楽を作ったとき、聴いてる時は良くても印象に残る度合いが違う。善くも悪くもこのレベルに達すると聴き手側の気持ち次第かな。

Lydia Ainsworth – Right From Real (Arbutus)

想像していていなかった抜歯からくる顎の痛み。口を大きく開くことができず、わずかに開いたところから流し込むように食事をとっている。食べやすいものとなると限られてきて、行きつけの定食屋にも行けないでいる。まだ暫く痛みは続くようで気が重い。何気ない生活に戻るのはいつになるのだろう。 だらだらと他の音楽を聴いていたら、いつの間にかこのアルバムに変っていたのでそのまま聴いている。エレクトロニックな音楽を用いて歌うソロシンガーは沢山いるだろうけど、そのトラック自体も本人が作っているか否かで、ポップスとそうでないものに分けられるのように思える。セルフ制作のそれをポストとかオルタナとかインディとか付け加えて表現することがあると思うけど、もっとなにかいい感じにまとめれる単語があればいいな。ただ必ずしもセルフ制作の方が良いとは限らないけど、この女性の場合は唄と含めて世界観がでてるし、そういう部分がこっち側の人達の音楽の魅力でしょうね。