Sarah Mary Chadwick – “Am I Worth It”

ニュージーランドで結成されて、その後はオーストラリアを拠点に活動しているバンドBatriderのメンバーである、Sarah Mary Chadwickの2作目になるソロ・アルバムからの先行曲 “Am I Worth It” です。ローファイ、ミッドファイなエレクトロニスとユルいヴォーカルによるベッドルーム・サイケ。アルバム ‘9 Classic Tracks’ は、Rice Is NiceSiltbreezeから3/27にリリースです。

Them Are Us Too – “Us Now”

ノース・カルフォルニアを拠点にする男女デュオ、Them Are Us TooがDais Recordsからデビュー・アルバムをリリースします。エレクトロニックを用いたシューゲイズ・サウンドで、先行曲 “Us Now” は、Cocteau Twinsをちょっとアナログ・シンセ風にしたような感じです。彼等のデビュー・アルバム ‘Remain’ は、3/24にリリースです。

Eartheater – “Homonyms”

こちらのEartheaterは、Guardian Alienの女性メンバーAlexanda Drewichinによるソロ・プロジェクト。ランダム・エレクトロニクスとフリーフォーク的生音を交えて、ヴォーカルを加えたサウンドです。こちらの “Homonyms” を収録した作品 ‘Metalepsis’ は、Hausu Mountainから2/24にリリースです。

Programm – “Like The Sun”

トロントを拠点にするProgrammは、Volcano Playground名義でも活動していた女性によるシューゲイズ・プロジェクト。こちらのビデオ “Like The Sun” は、The Hand Recordingsから2/17にリリースされるEPに収録のものです。

Jimmy Whispers – “(Summer In Pain)”

恐らく、この人の名前を聞くのは皆さんが初めてだと思います。Jimmy Whispersは、シカゴを拠点にするアーティストで、地元ではライブ活動などを通じ、地元が生んだ新たなヒーローとして注目をされているようです。でもって、デビュー作となるアルバムからのファースト・カット “(Summer In Pain)” がアップされましたが、結構なヘロヘロ・ベッドルームでした。アルバム ‘Summer In Pain’ は、Moniker Recordsから3/24にリリースです。

Doldrums – “HOTFOOT”

モントリオールを拠点にするAirick Woodheadによるエレクトロニック・ワーイアード・ポップ・プロジェクトDoldrumsSub Popと契約して新作アルバムをリリースするようです! 2013年にリリースされたアルバムは、Arbutus RecordsとSouterrain Transmissionsからリリースしていて、その前にはNo Pain In Popからもシングルをリリースしていました。新作からの先行曲”HOTFOT”は、インダストリアルで、ちょいEDM風なビート&エレクトロニクスと、いつもの特徴的なヴォーカルで絡んだ、ねじれポップ満載な曲。新作アルバム ‘The Air Conditioned Nightmare’ は、Sub Popから4/6にリリースです!

Bile Sister – “Haagen Baadz”

トロントを拠点にするJulie Reich率いるローファイ・エレクトロニック・パンク・グループBile Sisterの最新曲のビデオ”Haagen Baadz”がアップされました! これまでカセット作を幾つかリリースしていますが、この曲は​Nick Storringとのスプリット7インチに収録される曲で、この7インチは昨日トロントで行われたライブ会場のみで販売していたそうです。こちらに他の曲も入ったデジタル・ヴァージョンがございます。

Dean Blunt – Black Metal (Rough Trade)

訳あってとある会社に行ってきた。メールでやり取りしていた印象から相手はオジさんと思っていたが、私が代表取締役の◯◯ですと、実際はオバちゃんだった。オバちゃんとの話しは、すぐに要点からズレて世間話へと向う。本来であれば、話しをして頂くだけ有り難い立場であるが、段々眠たくなってくる。いつになったらこの話は終るんだろう。でもそんな感じで話しが出来るこの会社は面白くて居心地が良さそう。いずれまた来る事があるかもしれないが、とりあえずはありがとうございました。 この男性も大事なところよりも世間話が好きなのかも。タイトルは色々皮肉めいているが、実際の内容からそれを題するのは少々失礼。あんたにブラメタの何が分るんっていうんだ。それは置いといて、この作品は彼の本性をさらけ出したようなもの。思い切った結果がこれだとして、今までを忘れてくれとまではいかないにしても、十分すぎる裏切り。今更Hype Williamsを聴きたいなんて全然思わないから、今回の彼の選択は尊重できるが、女を使わず勝負して欲しかった。

Sui Zhen – “Infinity Street”

シドニー生まれ、メルボルン拠点にする女子によるミッドファイ・シンセポップ・プロジェクト、Sui Zhenが来年Two Bright Lakesからリリースするアルバム’Secretly Susan’からの先行ビデオ! Peaking Lightsに通じるようなダブ・シンセポップなサウンドとふわふわヴォーカル。

Torn Hawk – Let’s Cry And Do Pushups At The Same Time (Mexican Summer)

今の店と前の店の丁度間にあるおでん屋のオヤジ。この辺じゃ有名な口うるさじじいで、色んなものに噛み付く事のは日常。ずっと行われている踏切工事にも散々文句を言っているのを見たことがある。でも口うるさじじいは、なにもおでん屋だけではなさそうだ。ひとつ隣りの駅の同じく工事をしている踏切近くにある米屋のオヤジが同じように工事の人に噛み付いていた。どことなく声のトーンやしゃべり方もおでん屋と似ている。ただ文句を言いたいだけ、そして文句をやんわり受け流すだけの工事担当者。どちらにしても意味がない時間がただ過ぎて行く。 この音にもなにか聞き覚えがある。初期DucktailsやRangersとか、うん、ちょうど前の店の頃に流行っていたような感じの音。それ以降のわずか2,3年の間にトレンドになった要素は加わっていて、ハッキリとした音でぐっとくる。ものすごく好きだし、もしこれが2,3年前に完成していたら超名盤。しつこいが凄く好きだけど、彼にはギターに頼らないで突き抜けて欲しかったかな。