5/21 に Zoo Music からリリースされる Dirty Beaches の新作ダブル・アルバム Drifers/Love is The Devil から、新たな音源 “Landscapes in the Mist” がアップされました。前回の “Love Is The Devil” 同様に、サックス主体ドローン・テイストなインスト曲です。
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Zomes – “Cave Mountain Stream”
Dischord Records から、90年代を中心にリリースしていたボルチモアのポストコア・バンド Lungfish に在籍していた Asa Osborne が始めたソロ・プロジェクト Zomes が新作をリリースしますが、今作はスェーデンのフェスで The Skull Defekts を介して知り合った女性シンガー Hanna Olivegren をヴォーカルに全面的にフィーチャーした作品になります。アルバム Time Was は、4/16 に Thrill Jockey からリリース。
[soundcloud url=”http://api.soundcloud.com/tracks/74047086″ params=”color=000000&auto_play=false&show_artwork=false” width=” 100%” height=”166″ iframe=”true” /]Benoit Pioulard – “Hymnal” (Kranky)
先日の暖かさと強風で、花粉症に酷くやられてノドも痛いなあの思っていたら、そちらはどうやら普通に風邪だったようでした。熱もしっかりで出てくたばっておりました。いやぁ、油断してたなあ、気をつけよう。そんなこんなで熱が出ると思考回路も全く働かずになんも出来なくなっておりました。だから病み上がりなんでお手柔らかに。本名と思わせて実は違うソロ・アーティストって結構おりますが、このひともそのパターン。いわゆる芸名っていうやつですね。小さい頃大好きだった野口五郎はほんとは佐藤 靖っていうんですよ。小学校のとき同級生だった友達の兄ちゃんの名前と一緒で、すごく憶えているんです。因に新御三家の西城 秀樹 は 木本 龍雄、郷 ひろみは原武 裕美です。って考えると、他のふたりに比べるとなぜにわざわざ五郎なんてダサイ名前にしたのか調べてみたら、彼の出身地である岐阜の飛騨山脈にある野口五郎岳から由来しているそうって、相撲取りみたいだな。Benoit Pioulard はなにに由来しているか分かりませんが、もっとカッコイイ意味があるんだろう。一作品を他レーベルから挟み、Kranky から再び登場となったわけですが、もうひとつその間に Morr Music から出ていた Orcas としてのデュオ作があったりと、定期的なリリースは実は続けていましが、なんとなく久々感があります。でも基本路線は変らずにフォークとアンビエンスがこの作品でも鳴っている。彼の音楽の好きな点は、多分ヴォーカルであり、その声質とも言える。もし、もっと感情的であったり、渋めの声であったら、なんか違う。全体的に暗さが存在しているなかでの、ちょっとアーバンというか、か細い声質で歌われる感じが合ってるんですね、音楽と。後ろ側では実験的なものをやってるかもしれないが、この音楽にはこの声がないと始まらない。だから、唄無しのインスト・ドローンは、そんなに求めていないから、なくてもいんです。これはヴォーカルが入る曲、そうでない曲との区別がハッキリしている構成なんですね。最初の曲みたいに、ドローンの上でも唄うのを聴いてみたいんですよ。でもシンガーソングライターとしての作品という意味では成立していますよ。ちなみに、本名は Thomas Meluch っていいます。
6.5/10
Hookworms – “In Our Time”
前も彼等だったか忘れましたが、バンドの画像検索をしててグロ画像ばっかでてきてへこんだことがあったけど、このリーズの Hookworms の場合もキツいのでお気をつけて。ドローン、フリーク・フォークなサウンドである彼等の最新アルバム Pearl Mystic が、 Gringo Records から 3/4 にリリースになります。アルバム収録曲 “In Out Time” は以下でストリームできやす。
Barn Owl – “The Long Shadow”
互いのソロ活動も盛んですが、サンフランシスコのドローン・サイケ・デュオ Barn Owl としての新作が Thrill Jockey からリリースされます。”The Long Shadow” はアルバム V からの先行曲ですが、今までもドローンな雰囲気はあったけど、それよりもドローンしてるし、メロウな曲。リリースは 4/16 です。
Anthroprophh – Anthroprophh (Rocket Recordings)
やっと最近になってたまにflacを使うようになって、変換ソフトをダウンロードしてまた使おうとしたらお試し期間が過ぎていて使えなくなっていた。なんだよも〜う、と思って普通にファイルをクリックしたら前から持っていたソフトで開いてもらえた。なにがどう使えるかちゃんと理解出来てないことが多いですよね。便利なんだか不便なんだか。そんわけで少し高音質でこちらを聴いております。Anthroprophh は、 Paul Allen っていう人のソロ・プロジェクトで、普段は The Heads っていうバンドに在籍しているひと。2000年ごろから活動していますが、このバンド名を聞いて分かる人もいるかも知れませんが、自分が憶えているのは Rooster Records から出しているうちのジョーズがジャケットになってるやつや、Sweet Nothing のレーベルからのやつ、あとは最近の Agitated Records からのスプリット作くらいかな。そして、今回は Goat などの作品で知られる Rocket Recordings というここまでのレーベルの並びからして、知ってる人なら大体想像出来るような路線です。つまり、サイケデリック・ロックが土台となっている音楽で、そのソロ・ヴァージョンなのですが、Anthroprophhの場合は基本はインストでギターのオバーダブとトライバルなミニマル・パーカッションの組合せ。若干ドローン的な要素もあり、土着瞑想系。
5.0/10
Grouper – ‘The Man Who Died in His Boat’ (Kranky)
Type 以降は、レーベルがよく分かんなかったんで、Kranky に収まってもらったのは分り易くて好都合です。そしてその Type から 2008年にリリースされた Grouper の Dragging A Dead Deer Up A Hill (今回同時に再発)は、それ以降の Grouper よりも、最も Grouper していたというか、そこから彼女はどんよりと深い方向に向かっていった。と、言ってもこの当時でもそれなりにドローンを基調としたスタイルであったので、一般的なフォーク・ソングに比べたらかなり屈折した音楽ですが。でも、言うなれば最もポップであったと言われる作品と同時期に録音されていたらしい未発表音源を集めたものがこの The Man Who Died in His Boat だそう。よくある未発表音源がリリースされる場合は、大体がお金以外の他ならないと思うのですが、こちらの作品集はそういうものでもなさそう。彼女自身がこれらの曲をリリースしなかったのは、Grouper としての音楽ではないと自己診断したからなのか、ただ曲が気に入らなかっただけなのか、それともすっかり忘れていただけなのか。初期段階でこのようなフォーク・ソングを密かに作っていた彼女がその後、実験性を高めていったのはなんでだったんだろう。そして、このような音楽をやることはもうないのだろうか。それは今年中には出るらしい本当の新作アルバムで判るでしょう。
8.0/10
Ekin Fil – “Anything Anywhere” +
イスタンブール出身の女性アーティスト Ekin Üzeltüzenci によるソロ・プロジェクト Ekin Fil の新曲が幾つかアップされています。2011年に Root Strata からカセット Language をリリースしていたので知ってる方もおられるでしょう。こちらの曲達は、間もなくリリースされるアルバムからの音源だそうで、 Grouper や Jessica Bailiff が好みの方にも受入れられそうなドローン・フォーク・ソング。セルフ・タイトルのアルバムは、リリース時期は未確認ですが、Student Of Decay からリリースされます。


