SUUNS – “C-Thru”

モントリオールの SUUNSは、新作アルバム ‘The Witness‘ をリリースしますが、その中から新しいシングルを公開しました。”C-Thru” は、ダークでスリンキーなグルーバーで、雰囲気たっぷりの曲です。Liam O’Neill(リアム・オニール)は次のように語っています。「このアルバムに収録されているスローでデリケートな曲の多くは、かなりの技巧を必要とするものです。だから、ベンが良いメロディのシンプルな曲を書いてくれたら、考えすぎないようにして、自分たちが楽しんでいる音をテープに残すようにしています。」

“C-Thru” のビデオは、Jared Raabと Luca Tarantini(AOK)が制作したもので、「交差目」(コンバージェンス)方式と「平行目」(ディバージェンス)方式の2つの方法で見ることができる「オートステレオグラム」となっています。「”C-Thru” は、抽象的で難しいイメージを求めているような曲でした」と Raabは言う。「スクリーン上ですべてを見なければならないことに疲れを感じていたのかもしれませんが、ビデオを作るという経験は、それを見るのと同じようなものでした。私たちは、静的なテクスチャーの層の下にゆっくりと身を沈めていました。私たちは、ますますスクリーンに媒介された世界に生きていますが、この曲は、目に見えない水面下にある、より意味のあるものを表していると考えるようになりました。この曲は、まさに目の錯覚を利用したものです。別のイメージの下にあるイメージなのです。」


Posted on 07/13/2021