Ok Cowgirl – “It Wasn’t You, It Was The Feeling”

ニューヨークのブルックリンを拠点に活動するプロジェクト Ok Cowgirl が、最新シングル「It Wasn’t You, It Was The Feeling」をリリースしました。このインディー・ポップ・バラードは、甘美なシンセサイザーとたなびくギター、そして軽やかな二層のドラムに包まれ、親密さと広がりを同時に感じさせるサウンドに仕上がっています。楽曲の核心にあるのは「私たちは時に、特定の人物ではなく、その人が自分の中に呼び覚ます高揚感(ラッシュ)を追いかけているだけなのではないか」という静かですが力強い気づきです。

歌詞では、バーの奥まった部屋で過ごす水曜日の夜の情景や、相手を自分の頭の中で勝手に描き出してしまう危うさが綴られています。「It wasn’t you, it was the feeling(それはあなたではなく、その感覚だった)」というリフレインは、相手を鏡や影のように捉えていた自分を俯瞰する、切なくも客観的な視点を表現しています。バラ色の空想と切実な問いかけの間を揺れ動きながら、人間関係における「承認」への欲求や、実体のない感情を追い求めてしまう心理を鮮やかに描き出しています。