Föllakzoid – III (Sacred Bones)

全4曲でアルバム構成という、なんかミニマル・ハウスっぽいなあって思ったら、そういえばチリのアーティストにいましたね。同じフレーズの繰り返しで曲が長いのは国民性なのだろうか。ハウスやテクノの場合はミニマルと表現しますが、ロックはクラウトってことになるけど、チリの名産品を用いて表現し直した方がいいのではないか思い調べてみたけど、最近の代表する特産品はワインになってしまうようですね。仕方ないのでアルパカにしておきましょう。ってことで、アルパカ・ロックの真骨頂ここにあり。 6.5 



assocbutt_gr_buy._V371070192_

Sparkling Wide Pressure – “Return to Window”

テネシー州のマーフリーズボロ出身のアーティストFrank BaughによるプロジェクトSparkling Wide Pressureが、間もなく新作アルバムをリリースします。自身が主宰するKimberly Dawn RecordingsやDigitalisほか、アンビエンス系のレーベルからリリースをしてきましたが、新作は以前もカセット作をリリースしていたNo Kingsからのリリースになります。ドローン・シンセ・サイケとアシッド・フォーク、ドローン・フォークにヴォーカルも加えたものです。アルバム ‘Clouds and Stairs’ は、4/14にリリースです。

The Woolen Men – “Rain”, “No Deal”

ポートランドを拠点にするフォーク/カントリー・ローファイ・バンドThe Woolen Menが、オークランドのLoglady Recordsから3/31にリリースした4曲入り7インチから、収録曲”Rain”と”No Deal”のストリームになります。カントリー化したParaquet Courtsみたいになサウンドになっています。

Twiga – “Fledglings”, “Control”

ニューヨークを拠点にするヴァイナル専門インディ・レーベルで、レコード屋さん?North End Recordsからリリースとなるブルックリンの4ピース・バンドTwigaのシングルから収録曲 “Fledglings” と “Control” のストリームです。フォーク、DIYインディ・ロックなサウンドです。

Quadrilles – “Tightropes”

ロンドンを拠点にする4ピース・オルタナ・バンドQuadrillesが、間もなくリリースするデビュー・レコードから先行曲 “Tightropes” のストリームになります。レーベル・サイトにマス・ミーツ・ポップって書かれてますように、Cap’n Jazz, 初期Joan of Arc的なサウンドです。彼等のデビュー・レコード ‘Isotopes’ は、Lonely Voyage Recordsから4/27にリリースされます。

Alyx Dennison – Alyx Dennison (Popfrenzy)

今回初めて彼女のことは知りましたが、幾つかのバンドへのヴォーカル・サポートやプロジェクト歴など、ただの新人ではないようです。そして最近多い、等身大系歌い手なのかなあと思いましたが、全然違いました。透ける様な歌と生パーカッションの組合せを基本とし、音響的な作りから、フォーク、バンドなものへとわりと幅広に展開。でも基本は生音と打楽器が中心で、雰囲気はエレクトロニクスを用いた実験系女性シンガー作に通じる。とても興味深いが、もう少し狙いが定まっていた方が面白いと思う。 7.0 

assocbutt_gr_buy._V371070192_

Crown Larks – “Blood Mirage”

シカゴを拠点にするアヴァン・ロック/ジャズ・バンドCrown Larksがリリースする新作アルバムから、収録曲 “Blood Mirage” のストリームになります。クラウト、フリー・ジャズそしてポスト・パンク、ポスト・コアを交えたような感じのバンドです。アルバム ‘Blood Dancer’ は、Already Deadから4/7にリリースされます。

Simon Joyner – Grass, Branch & Bone (Woodsit)

地元オマハを拠点に90年代初頭から活動し、徐々にレーベルを移しながら全国区へと名をあげてきた彼ですが、最新作は意外なところに収まりました。自分は00年代からの作品しか聴いたことありませんが、それらのものと比べてみても、本作はかなりカントリーおじさん。しゃがれた声からアルバムが始まるという、血の通った人間くさいもの。自分がこの先日本人として演歌を好きになる時が来るのかと想像したけど、そうはならないだろう。だとしたら、ジジイになった時はこんな音楽を聴いていたい。 6.5 

assocbutt_gr_buy._V371070192_

Day Ravies – “Hickford Whizz”

最近新しいカセットEPをリリースしていたシドニーのDIYバンドDay Raviesが、その前にフランスのBeko Disquesからリリースしていた7インチに収録されていた曲 “Hickford Whizz” のビデオをアップ致しました。映像は、メンバーのSam Wilkinsonが自身で制作したものらしく、音楽同様に手作りなアニメーションです。

Meg Baird – “Counterfeiters”

フィラデルフィアのアシッド・サイケ・フォーク・バンドEspersなどのメンバーである女性シンガー、Meg Bairdが4年ぶりにリリースする3作目になる新作アルバムから先行曲 “Counterfeiters” のストリームになります。アコギの演奏中心のシンプルで美しいアシッド・フォーク・ナンバーです。アルバム ‘Don’t Weigh Down The Light’ は、Drag Cityから6/23にリリースされます。