Panther Ray – “Get to You”

セントポールを拠点にする4ピース・インディ・バンド、Panther Rayがリリースするフル・アルバムからの先行シングル “Get to You” がアップされました。ノイジーなガレージ・ロックとシューゲイズ・ギター・ポップをミックスしたような感じです。アルバム ‘Ripple’ は、Forged Artifactsから4/28にリリースされます。

Hollow Sunshine – “Coral”

ヴォーカル/ベースのMorgan Enosとマルチ奏者で、Deafheaven, Destruction Unitのアートワークも手掛けるヴィジュアル・アーティストReuben Sawyerによるカリフォルニアのドゥーム・ゲイズ・バンドHellow Sunshineが、新作アルバムをリリースします。先行曲 “Coral” は、前作よりもメロウな感じになっています。新作アルバム ‘Bring Gold’ は5/12にIron Pierからリリースされます。

Benoît Pioulard – Sonnet (Kranky)

てっきりベノイトさんと思っていたら、ただの芸名だったと気付いたのが案外最近。先日、とあるお店に行ったら聞き覚えのある曲がかかっているが何か思い出せず、シャザムったらBibioだった。それもまだリズミックになる以前の。ベノイトさんも前作を聴いた感じでは、ビビオさんがダンス要素を加える以前の音に近い路線に向って行くのかなと思いましたが、急に巻き戻して深いアンビエンス路線へと逆戻りです。実験路線でも構わないけど、歌が入っている曲の方が好きだし、いいものがある。 6.0 


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Marching Church – “King of Song”

Sacred Bonesなどからリリースとなった、デンマークの・ポスト・パンク・バンドIceageのヴォーカリストElias Bender Rønnenfeltによるソロ・プロジェクトMarching Churchが、アルバム収録曲から “King of Song” のビデオ・クリップをアップ致しました。サックスを交えたスモーキーな曲です。

Death Cab For Cutie – Kintsugi ( Barsuk)

Ben Gibbardは、律儀というかソロ活動へ向ってしまったとしてもおかしくないのに、こうやってデスキャブとしてもやり続けるのが嬉しい。でもメンバーはデビュー当初からはだいぶ変っているので、実質は彼のソロ・バンドみたいな感じなんでしょうけどね。で、4年ぶりに聴いたデスキャブはやっぱりデスキャブでした。もし、デスキャブを聴きたいなあっと思って古い作品を聴いても、この新作を聴いたとしても、その欲望にはきっと応えてくれると思います。 6.5 


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Courtesy – “Slow Bruise”

メンフィスとシカゴを拠点にするKirk RawlingsとDrew Ryanによるスペーシー・ポスト・パンク・プロジェクトCourtesyが間もなくリリースする新作アルバムからストリームを幾つかどうぞ。写真中央に写っている人は新たなメンバーかなのか、よく分かりませんでした。サイケメロディのシンセとスカったポスト・パンクの組合せ。アルバム ‘Slow Bruise’ は、Moon Glyphよりリリースです。

Jerry Paper – Carousel (Bayonet)

昨年立て続けにアルバムが出たので、少し間が空いてくれて助かった。彼のようなアーティストが曲を作ってポンポンと出すのは分るけど、あんまり宜しくない。安っぽさを売りにしている音楽こそ、落ちついたリリースがいい結果が生むと思います。9ヶ月空いたので、少しこちらも聴く体勢になれましたが、大体同じような曲で統一されている。なので、最初は気持ちよく楽しんでたけど、中盤辺りからもう全部終ってループしたのかなと勘違いしてしまった。次作は来年以降でお願いします。 6.0 


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IAN – “If You’re Cryin”

ロスアンジェルスを拠点にするファズ・ロック・トリオ、IANのビデオ・クリップです。”If You’re Cryin” は、昨年ボストンを拠点にするBufu Recordsからリリースされたカセットに収録されていた曲で、等身大な感じが映像からキュンキュン伝わってきます。カセットはこちらで買えます!

Upset – “Glass Ceiling”

元Vivian Girls, Best CoastのAli Koehlerを中心にするバンドUpsetがリリースする新作アルバムから収録曲 “Glass Ceiling” のストリームです。デビュー・アルバムは2013年にDon Giovanniからりりーすされ、Rachel Galgiardi (Slutever)とPatty Schemel (Hole)のトリオ編成でしたが、どうやら4ピース・バンドになっているようで、前作の頃よりもポップになった感じ。アルバム ”76 CS’ は、Lauren Recordsから間もなくのリリースです。

Broken Water – Wrought (Night People)

1作のみで元レーベルに出戻ってきたようです。あんまり無理しても良くないので、ここでじっくりやり続ければいいと思うんです。とはいえ、なんか欲求不満があったか、既に結構やりたい放題です。前作の環境なら多少は予算もあって、ちゃんとしたものを作るというやり方を覚えたと思うのに、結局ほぼ無視。若干苦笑いをしつつ微笑ましく、全然嫌いじゃないのが悔しい。でもさ、ちょっと雑な感じは否めないというか、若手でもないので、もうちょっと違うもの期待したいです。 6.0 


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