Erika Angell、ソロ・アルバム『The Obsession With Her Voice』を発表

Thus Owlsのメンバーであり、多くのアーティストの伴奏者でもあるErika Angellが初のソロアルバム『The Obsession With Her Voice』を発表。

スウェーデン生まれのモントリオール出身のErika Angellが、初のソロ・アルバム『The Obsession With Her Voice』を発表。初アルバムとはいえ、このシンガー・ソングライターは、Thus Owlsの片割れであり、Patrick WatsonやMarie-Pierre Arthurのステージに同伴するなど、長い実績を持っています!

今回の発表では、セカンド・シングル「One」を発表。彼女は昨年12月に「Dress of Stillness」を発表。このアルバムについて、Erika Angellは次のように語っています。「自分自身を解放し、ありのままを認める試みです。歌いたいものを歌うために。この音楽のほとんどは、私がそれに気づかなかったときに創られたもので、リラックスしようとして費やした時間の海の中で、真のリラックスの希少で美しい瞬間なのです」

James Brandon Lewis – “Fear Not” (feat. The Messthetics)

サックス奏者のJames Brandon LewisがANTI-と契約し、レーベル初のシングル “Fear Not” をリリースしました。この曲にはThe Messthetics(ギタリストAnthony Pirog、FugaziのJoe LallyとBrendan Canty)、Shahzad Ismailyがムーグのシンセサイザーで参加しており、激しいサウンドとなっています。

6月にUnion Poolでこのトリオと演奏したLewisは、「Messtheticsはこの時点では友人なんだ」と言う。「長年にわたって彼らとコラボレーションしてきたことで、今、音楽的な絆と純粋なエネルギーという別の高みを目指しているんだ!」

ルイスはMarc Ribot(マーク・リボー)によってANTI-に引き抜かれ、彼は、James Brandon Lewisのソロはジャンボジェットのようなものだと言う。「ジェームズ・ブランドン・ルイスのソロはジャンボジェットのようなもので、離陸と着陸のために十分な滑走路スペースを確保する必要がある。なぜなら、音、チョップ、ソウル、アイデア、エネルギー、オリジナリティといった点だけでなく、ジョン・コルトレーンの生きた遺産という貴重な貨物を運んでいるからだ。私は、歴史的なジャズ・サウンドを巧みに再現する “若いライオン “の話ではなく、今、流されるべきものを流そうとする若いアーティストの精神的な挑戦の話をしているんだ」

Thought Gang – Woodcutters From Fiery Ships

David Lynch と Angelo Badalamenti が、Thought Gang が、90年代初期にセッションし幻の作品が発見され、Sacred Bones から11/2にリリースされます。作品には、12曲が収録されていて、フリー・ジャズ、インプロ、ノイズロック・テイストなサウンドにスポークンワーズが重なるものです。

Greg Jamie – “Inherit the Wind”, “This Life”

ブルックリンを拠点にするオルタナ・カントリー/フォーク・バンド O’Death のメンバーであるソングライター、ギタリスト Greg Jamie によるソロ・アルバム ‘Crazy Time’ を Orindal Records から1/19にリリースします。そしてそちらのアルバムから先行曲 “Inherit the Wind” と “This Life” が公開されています。トラッド・フォークに、アシッドサイケ、フリーフォークなテイストを交えたサウンドです。アルバムは彼の自宅のあるメイン州のポートランドで録音され、Caleb Mulkerin (Big Blood, Cerberus Shoal) によってマスタリングされました。

Rivener – “Noiren”

ドラマー Michael Kiefer と、ギタリスト Paul Belbusti によるニュー・ヘヴンのフリー、インプロ・デュオ Rivener が、セルフタイトルの新作アルバムを9/1に These Are Not RecordsTwin Lakes Records から共同リリースされます。そしてそちらのアルバムに6曲収録されたうちのひとつ “Noiren” を先行公開しました。ノーウェーヴ、ノイズ、フリー・ジャズ、サイケなどをインプロで展開するスタイルです。

Parlor Walls – “Play Opposites”

ブルックリンを拠点にするアヴァン・ロック/ジャズ、サイケロック・トリオ Parlor Walls が、フルアルバム ‘Opposites’ を Northern Spy Records から3/10にリリースします。そちらのアルバムから収録曲 “Play Opposites” が公開されています。ノーウェーヴ的なダークなサウンドと Alyse Lamb の妖艶かつモノトーンなヴォーカルが重なる曲です。

Storm Ross – “We Need To Be Fugazi Now, More Than Ever”

Skeleton Birds というバンドにも在籍するアナーバーを拠点にするギタリスト Storm Ross による新作アルバム ‘Welcome, Sunshine’ が、Satellite Records と Already Dead Tapes から10/14にリリースされます。アルバムでは、ドラムやサックス、そしてベースを担当するミュージシャンも参加した、フリージャズ・テイストなアヴァン・ロックをやっていて、アルバムより収録曲 “We Need To Be Fugazi Now, More Than Ever” が公開されています。

Supersilent – “13.9”

20年以上の活動歴になるノルウェーのドローン、フリージャズ・バンド Supersilent がなんと、Smalltown Supersound とサインをして新作アルバムをリリースするようです。初のレーベル移籍作となる通算13作目の新作 ’13’ から、収録曲 “13.9” のストリームが先行シェアされています。ギターやフルート?などの生楽器とエレクトロニクスも用いた、彼等らしく超絶なドローン・エキスペリメンタル・ジャズな曲です。アルバム ’13’ は、9/30にリリースされます。

The Writhing Squares – “Balloon To The Moon”

フィラデルフィアを拠点にする The Writhing Squares は、Kevin Nickles (Ecstatic Vision) と Daniel Provenzano (Purling Hiss) によるスペーシー・サイケ、ジャズ、フリージャズ、アヴァンポップ・デュオ。これまで、7インチやカセット作などを多数リリースしていますが、Siltbreeze からフル・アルバムをリリースします。アルバムよりループするリズムにジャズ・サックス、ヴォーカル、ガレージなどが混ざった “Balloon To The Moon” を先行リリースしています。アルバム ‘In The Void Above’ は、7/29にリリースされます。

Saqqara Mastabas – “Uto On The Upswing”

こちらの Saqqara Mastabas は、Fiery Furnaces の Matthew Friedberger が Sebadoh の Bob D’Amico と始めたプロジェクトで、彼らがリリースするデビュー作 ‘Libras’ から、収録曲 “Uto On The Upswing” のストリームがシェアされました。フリージャズ、チャンバーポップなどにエレクトロニックなブロークン・ビーツをミックスさせたインスト・サウンドです。アルバム ‘Libras’ は、6/3に Joyful Noise からリリースされます。