This week’s singles

Menace Beach – “Super Transporterreum”

今年の始めにデビュー・アルバム ‘Ratworld’ をリリースしていたリーズのインディ・ロック・バンド Menace Beachが、新たなEPをリリースするようです。”Super Transporterreum” は、そのEPに収録される曲になりまして、メロディが深くなったノイズ・ポップ、グランジ・チューン。新作EP ‘The Super Transporterreum’ は、Memphis Industriesから8/25にリリースされます。

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Youth Lagoon – “The Knower”

先週突如フリー7インチをリリースしていた Trevor Powersによる Youth Lagoonが、新曲 ”The Knower” をシェアいたしました。エレクトロニックなトラックに始まり、チャンバー・テイストな演奏が加わる、Beirut風な曲です。彼の新作アルバム ‘Savage Hills Ballroom’ は、Fat Possumから9/25にリリースされます。

Bad Bad Hats – Psychic Reader (Afternoon)

さてくっそ暑い時期になってしまったわけで、リリースも減る時期です。秋頃には反動で凄いことになるますが、このタイミングで出せば、露出はし易いでしょう。ってことで、あんまりよく知らなかったバンドのデビュー作。時代が移ると音楽そのものの種類も増えていく訳ですが、同時にヴォーカル、歌い方のトレンドも変っていきますよね。最近ではR&Bやポップス・テイストな歌い方をインディロックのフィールドでも取り入れる傾向が強いですが、このバンドもその典型的な例で、ギタポ・ラインを思わせつつも、歌が太い。一昔前ならこんなもんメジャーもどきじゃんと烙印を押して、スルーで終っていたかもしれないですが、時の流れっていうのは恐ろしいもんで、普通に聴けちゃうんですよね。 7.0 

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Hooton Tennis Club – P.O.W.E.R.F.U.L P.I.E.R.R.E

リヴァプールを拠点にする4ピース・バンド Hooton Tennis Clubの最新曲 “P.O.W.E.R.F.U.L P.I.E.R.R.E” のストリームがシェアされました。Pavement系のローファイやガレージに、Blueみたいなブリティッシュ・インディ・ポップを足したような曲です。彼等の新作アルバム ‘Highest Point In Cliff Town’ は、Heavenly Recordsから8/28にリリースされます。

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Heathers – “Downtown Cop”

モントリオールを拠点にする女性3人によるサイケ/ガレージ・バンド Heathersの最新ビデオ “Downtown Cop” がシェアされております。こちらの曲は、昨年の暮れに Saturn Returnsからリリースになったセルフ・タイトルのデビュー・アルバム以来となる新曲で、タイトなポストパンク、デス・ロック路線。ビデオの撮影と編集は、Jess Leeによるもので、バンドのライブ風景を編集した作品となっています。

Girls Pissing on Girls Pissing – “Rainbow Islands”

ニュージーランドを拠点にするサイケ・ポップ・バンド Girls Pissing on Girls Pissingが、2013年にリリースされたアルバム ‘A Fraud Abroad’ に次ぐ新作アルバム ‘Scrying in Infirmary Architecture’ から、先行シングル “Rainbow Islands” のストリームをシェアしております。ドリーミーなメロディが包み込むソフト・サイケポップ。アルバムは MUZAI Recordsから間もなくのリリースです。

Former Bullies – “O, World Of Love”

マンチェスターを拠点にすえうローファイ・トリオ Former Buiiersが、2011年に作品 ‘Golden Chains’ 以来となるニュー・アルバム “Stranger” を CF Recordsからリリースします。(リリース時期は未定)アルバムからの先行曲として “O, World Of Love” がシェアされており、今回もゆるゆるなレイドバック・ポップになっています。

White Reaper – Does It Again (Polyvinyl)

リリースに至るまでの先行曲やビデオ攻勢が充実していたので、もう半分くらいは聴いた気になってますが、それだけレーベルも期待しているのでしょう。万を辞しての初のフル作は、完璧にプロデュースされた作品となっていて、彼らが目指すものが鮮明に伝わってくる。何の迷いもないことで、曲のクオリティを高めることに集中出来てるようで、デビュー作とは思えないほど、どの曲も既に自分達のものにしちゃっていて、それが初めて聴いた曲だとしても、このバンドのものと気付く感じ。こうも完璧だと、ビジネス的な戦略をし易いだろうから、すぐにメジャー方面に行ったとしても不思議ではないです。 8.5 

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Sapphic – “Stare”

ミシガンはグランドラピッズを拠点にする、ゴス/ポスト・パンク・トリオ Sapphicがリリースする、新作アルバムから、先行曲 “Stare” のストリームをシェア致しました。後ろめたいダークなメロディとサウンドによる、タイトな曲です。アルバム ‘A Thousand Blind Horses’ は、Jurassic Popからリリース予定です。

Triptides – “Where You Are”

ロスアンジェルスを拠点にするサイケポップ、インディ・ポップ・バンド Triptidesがリリースする新作アルバム ‘Azur’ から、収録曲 “Where You Are” のストリームになります。このバンドらしい甘酸っぱいメロディとレイドバックな演奏の曲。アルバムは、Requiem Pour un Twister/Lolipop Recordsからリリース。

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