Snarls – With Love,

ARTIST :
TITLE : With Love,
LABEL :
RELEASE : 5/3/2024
GENRE : ,
LOCATION : Columbus, Ohio

TRACKLISTING :
1.With Love
2.Big Fish
3.Heavy Drinker
4.Baby Bangss
5.Moon Tides
6.Driving Faster
7.Wishing Bones
8.Star Power
9.Sugar Rush
10.Ur Song / Lovers Of Valdaro

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オハイオ州コロンバスのトリオ、はバンドとして海外に出たことがなかった。2020年3月にデビューLP『Burst』がシーンに登場して以来、彼らは何度もアメリカをツアーしてきたが、池を渡る機会はまだなかった。そこで、プロデューサーのChris Walla(Tegan & Sara、Death Cab For Cutie)が通常のスタジオであるワシントン州シアトルでの制作がうまくいかなくなったとき、彼はノルウェーにある実際の家に来て彼らの2ndフルアルバムを制作するというアイデアをバンドに提案した。このオファーは、バンドにとって断れないものとなった。

13時間のフライトと数時間のドライブで、彼らはノルウェーのスルナダルというほとんど人里離れた場所に辿り着き、そこで2枚目のLPとなる『With Love』をDreamFarm Studiosでレコーディングした。

Snarlsの新作LP『With Love』(5月3日にからリリース)を一聴してすぐにわかるのは、その緊急性だ。SnarlsはWallaと手を組み、ハイパワーなギターと幽玄なヴォーカル・ハーモニーのバランスがとれた贅沢なサウンドスケープ・プロダクションを作り上げ、彼ら独自のサウンドを構築している。ぜひヘッドフォンで聴いてほしい。

『With Love』はほとんどがインディー・ポップの水域を彷徨っているが、このアルバムは時折、よりヘヴィーなオルタナティヴ・ロックの深みにも足を踏み入れている。シングル曲「Heavy Drinker」 は、簡潔でポップなソングライティング、大きなフック、ファジーなリフを駆使しており、”Oh Yea, Oh Yea, Oh Yea”という力強いコーラスが炸裂する。「Driving Faster」ではミニマムなパーカッションとアコースティック・ギターが瑞々しいサウンドの風景を作り出し、シンガーのChlo Whiteが手招きしながら「driving faster, will you race me?”」と恋人に一刻も早く会うよう促している。このアルバムを見事に表現しているのは、8分近いエンディング・トラック “Ur Song / Lovers Of Valdaro “だ。

Snarlsに2年目のスランプはなく、バンド結成当初から常にやってきたことを継続し、さらに発展させているに過ぎない: 真実味に溢れ、正直で、心の琴線に触れるインディー・ロックを創り出す。