Fix8:Sëd8 – Humanophobia:Dormicum

ARTIST : Fix8:Sëd8
TITLE : Humanophobia:Dormicum
LABEL :
RELEASE : 9/6/2024
GENRE : ,
LOCATION : Wiesbaden, Germany

TRACKLISTING :
1.Quiet
2.Oblivion
3.Blasphemia
4.Damien
5.Monolith (Rebuilt Word)
6.Dementor
7.Killing Field (Choeung Ek)
8.Tranquillized
9.Ultraviolent
10.Fetishist
11.Guilty
12.Minotaurus
13.Burial Ground
14.Lethargia
15.Guillotine Gratitude
16.Quarantine
17.Post Mortem Apocalypse
18.Insomaniac
19.Ambulant
20.Blood Delta
21.Methadone
22.Hiob
23.The Needle
24.Chromatose
25.Dormicum
26.Homicide In Heaven
27.Post Mortem Apocalypse (Club Edit)

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FÏX8:SËD8が2021年1月に5枚目のアルバム『The Inevitable Relapse』をリリースしたとき、このダーク・エレクトロ・アクトはすでにインダストリアル・シーンで確固たる地位を築いていた。精神医学用語の “fixated/sedated “に由来するこのドイツのプロジェクトは、Martin Saneによって設立され、長い間完売し、コレクターに引っ張りだこの2枚の自主制作アルバムで音楽の旅に出た。2006年に発表されたデビュー作『humanophobia』は、HAUJOBBのDaniel Myerがプロデュースし、2009年に発表された2枚目のフルアルバム『dormicum』はセルフプロデュースである。FÏX8:SËD8は、当初SKINNY PUPPYやFRONT LINE ASSEMBLYといったカナダのカルト・アクトを中心に活動していた自分たちの音楽の模範から離れ続けることで、独自のサウンドスケープを確立した。FÏX8:SËD8は、人類史上最大の犯罪のひとつをあえて芸術的に扱った印象的なコンセプト・アルバム『humanophobia』で誕生した。カンボジアを訪れ、ポル・ポト政権下のクメール・ルージュ政権(1975~79年)のいわゆる殺戮場と旧収容所を訪れたマーティン・セインは、特にダークなエレクトロニック・ミュージックの創作を通じて、人口の大部分を殺した共産主義者による大量虐殺の忌まわしいイメージを祓い清めた。2009年にセカンド・アルバム『dormicum』がエレクトロ・インダストリアル・アンダーグラウンドを駆け巡り始めると、音楽はダークなままであったが、より焦点を絞ったソングライティングと洗練されたスタイルに明らかな進化が表れた。続く各アルバムがソングライティングとプロダクションの面で新たな高みに到達するにつれて、最初の2枚のリリースの再発を求める声は次第に大きくなっていった。その結果、両タイトルをまとめたアートブックのアイデアが生まれた。さらに、PYRROLINEの思想的リーダーであるArnteとのコラボレーションと、彼のプロデュースとミキシングにおける鋭いスキルは、すでに『The Inevitable Relapse』に恩恵をもたらしていた。そのため、両ファースト・アルバムのリマスターに彼が選ばれるのは明らかだった。幸運にも、Arnteはこの挑戦を引き受け、巧みに仕事を遂行した。ついに、伝説的なFÏX8:SËD8の最初の2枚のアルバムが間もなく再び入手できるようになる。『humanophobia:dormicum』で、マーティン・セインのエレクトロニック・インダストリアル・ダークネスの初期に戻る準備をしよう。