青の『Light Verse』から赤の『Hen’s Teeth』へ:I’m With Her ら盟友と 1 日数テイクで録り上げた、Iron & Wine 史上最も自由で剥き出しの8作目

Iron & Wine(Sam Beam)が、2024年の『Light Verse』に続く通算8作目のフルアルバム『Hen’s Teeth』を Sub Pop よりリリースし、先行シングル「In Your Ocean」を公開しました。本作は前作と同じローレル・キャニオンのスタジオで同時に録音された「二卵性双生児」のような作品ですが、空想的で軽やかだった前作とは対照的に、より土着的でダーク、そして肉感的な手触りを持つ、官能的で力強い世界観が描かれています。

音楽面では Van Morrison の『Astral Weeks』のように、ジャズの即興性をフォークに融合させる実験に挑んでいます。David Garza らの腕利きミュージシャンと共に、1日に数曲を録り終える驚異的な瞬発力で制作された本作は、トロピカリズムやフォーク・ロックの要素を内包しながら、時にアポカリプス(黙示録)的な終焉へと向かう劇的なアレンジが特徴です。Sam 自身も「証明すべきことはもう何もない」と語る通り、かつてない自由な精神が音に宿っています。

また、本作は「家族と友人」との絆が深く刻まれた作品でもあります。人気トリオ I’m With Her とのドラマチックなデュエットに加え、Sam の実娘である Arden Beam が初めて父のアルバムにコーラスとして参加し、親密なポエジーを添えています。愛する仲間や家族がさらけ出す「最も傷つきやすく表現力豊かな自己」との対話を通じて完成した本作は、Sam Beam にとって最も刺激的なコラボレーションの結晶となりました。

Iron & Wine – Robin’s Egg (feat. I’m With Her)

Iron & Wine が、Sarah Jarosz、Aoife O’Donovan、Sara Watkins からなる3声ハーモニーグループ I’m With Her をフィーチャーした、鮮やかな新シングル「Robin’s Egg」をリリースします。I’m With Her の各メンバーは、それぞれが個性的なスターとして活躍しています。

この曲について Beam は次のように語っています。「『Robin’s Egg』の冒頭部分は以前からあったんだけど、今年に入って I’m With Her のことを念頭に置いて曲を完成させ始めたんだ。すでに夏ツアーの計画を立て始めていたから、彼女たちが声を加えてくれることを期待して渡したら、幸運にもそうしてくれたんだ! この夏、この曲や他のサプライズを彼女たちと一緒に演奏するのが楽しみだよ。」

Iron & Wine、ニュー・アルバム『Light Verse』を発表、ニュー・シングル「You Never Know」を公開

Iron & Wineが7枚目のアルバム『Light Verse』をSub Popより4月26日にリリースすると発表しました。リード・シングル「You Never Know」は本日リリース。

『Light Verse』は、シンガー・ソングライターのSam Beamにとって、2017年の『Beast Epic』、2018年の『Weed Garden EP』に続く7年以上ぶりのIron & Wineのアルバム。Beamがプロデュースしたこのアルバムは、ロサンゼルスのWaystationとSilent Zoo StudiosでDave Wayがミックスとエンジニアリングを担当。Fiona Appleとのデュエット曲「All In Good Time」をはじめ、Tyler Chester(キーボード)、Sebastian Steinberg(ベース)、David Garza(ギター)、Griffin Goldsmith、Beth Goodfellow、Kyle Crane(ドラムス/パーカッション)、Paul Cartwright(ストリングス)、そして24人編成のオーケストラが参加。