Deep Sea Diver – “Teardrop”

Deep Sea DiverのJessica Dobsonは、今回のカバーについて「私たちはいつもElizabeth Fraserの声とスピリットを愛してきました。彼女がMassive Attackとコラボレーションした楽曲は、私の人生において最もお気に入りの曲の一つです」と語っています。子供の頃に初めて聴いた瞬間に立ち尽くしてしまったという彼女は、その楽曲が持つ「否定できない魔法」の中に身を置き、自分たちの観客にもそれを示したいと考えたことが制作のきっかけであると明かしています。また、カバーに挑むことは自分たちが愛するものとの繋がりを取り戻すきっかけになるとし、現在進めている新曲の制作においても、この楽曲が持つ神秘的な美しさのように、純粋に自分たちが惹かれるものへと集中しようとしていると語っています。

この新しい「Teardrop」のカバーバージョンは、Deep Sea DiverのJessica DobsonとPeter Mansenが「ハイ・ビーム・スタジオ(High Beam Studio)」にてプロデュースを手掛けました。さらに、シアトルにある「ザ・クラム・スタジオ(The Crumb Studio)」にてAndy Parkがミックスを担当し、「スターリング・サウンド(Sterling Sound)」のSteve Falloneがマスタリングを行うなど、実力派のスタッフ陣によって緻密に作り上げられています。

The Go – “Free Electricity”

デトロイト出身のロックバンド The Go が、長年幻とされてきた伝説のセカンドアルバム『Free Electricity』を2026年9月4日に Sub Pop からついに世界初リリースすることを発表し、あわせて同名タイトル曲の先行シングルとミュージックビデオを公開しました。本作は2000年のレコーディング当時、周囲から「制御不能で正気ではない」と評されながらも、伝統的なロックの枠組みを破壊する実験的なアプローチが盛り込まれた楽曲です。プロデューサーの提案により、ノンストップで炸裂するリードギターが導入されたことで、フリージャズ・アンサンブルのような強烈なダイナミズムを放つ仕上がりとなっています。

楽曲のミックス作業では、スピーカーからまるで1968年の伝説的会場グランデ・バルルームから時空を超えて届いたかのような、巨大で不気味な空洞を思わせるサウンドが鳴り響いたといい、当時のスタジオの興奮と冒険がそのまま真空パックされています。公開されたミュージックビデオは、1960年代のフリージャズ(Pharoah Sanders や Sun Ra など)や、The Fugs、Allen Ginsberg といった型破りな芸術家たちにインスパイアされた彼らの特異なビジョンを視覚的にも表現しており、約4半世紀の時を経てついに日の目を浴びる「失われた傑作」の全貌へと聴き手を誘います。


Nation of Language – “The Conversation”

ブルックリンのシンセポップ・トリオNation of Languageが、ニューシングル「The Conversation」をリリースしました。本作は、ニュージャージー州出身のフロントマンIan Richard Devaneyが幼少期から親しんできたブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)の名盤『Tunnel of Love』に収録されている隠れた名曲「Tougher Than the Rest」のカバー曲です。昨年のツアー中の感情的なギグの後、音響エンジニアが退場曲としてこの曲を流した際に強烈なインスピレーションを受けた彼らは、1000枚限定の7インチ・シングルとしてもこの楽曲をリリースします。

カバーの制作にあたり、バンドはオリジナル版の1987年のセッションでも多用されていた伝説的なシンセサイザー「Yamaha CS-80」を幸運にも使用することができました。Ian Richard Devaneyが「オリジナルと同じ質感のサウンドを扱えると分かったことで、ブルースの曲をカバーするという畏れ多さが少し和らいだ」と語るように、巨匠への敬意を払いながらも彼ららしい現代的なシンセポップへと見事に再構築されています。これまでのオリジナル楽曲が持つ洗練された会話劇のような空気感を受け継ぎつつ、ノスタルジックでエモーショナルな輝きを放つシングルに仕上がっています。

Girl and Girl – “Hell + It’s Dead”

オーストラリア・ブリスベン出身のインディー・ロックバンド、Girl and Girlが、ニューシングル「Hell + It’s Dead」を発表しました。本作は、Rolling Stone Australia誌から「誰もが共感できる、非常にキャッチーな感情の混乱(エモーショナル・メイヘム)」と評された2024年の傑作デビューアルバム『Call A Doctor』、そして2025年のシングル「Okay」「The Cow」に続く、ファン待望の新曲。彼ららしい鋭利なギターサウンドと、焦燥感やユーモアが爆発するエネルギッシュなオルタナティブ・ロックを展開しています。

収録曲「It’s Dead」について、フロントマンのKai Aubort(カイ・オーボート)は「僕たちはいつも音楽の中で死を仄めかし、遠回しに語ってきたけれど、そろそろはっきりと口に出すべき時が来たと思ったんだ……『そいつは死んだ(IT’S DEAD!!!!)』ってね!」とコメント。バンドが持ち前とするダークでどこかシニカルな死生観を、瑞々しくも破壊力のあるパンキッシュなガレージ・ポップへと昇華させており、彼らの新章の幕開けにふさわしい、中毒性の高い強烈な2曲入りシングルに仕上がっています。


Cartel Madras and Jide – “EVIDENT 2 ME”

カナダ・カルガリーを拠点に活動するヒップホップ・デュオ Cartel Madrasの最新シングル「EVIDENT 2 ME」は、高く評価された2021年のプロジェクト『The Serpent & The Tiger』以来、約5年ぶりの新章を告げる鮮烈な帰還シングルです。復讐心を胸に宿し、目の前に広がる新たな冒険へと踏み出す彼女たちの不敵な決意が込められた一曲であり、これまでの沈黙を破るにふさわしい圧倒的なエネルギーに満ちあふれています。

サウンド面では、彼女たちの代名詞である硬質なミリタント・ラップを軸に、エレクトロニック・ミュージック、ジャングル、そしてインダストリアルな質感を大胆にブレンド。さらに映画的な世界観構築(ワールドビルディング)が施されています。流行のトレンドサイクルなど一切一蹴し、独自の重厚な空気感、ヒリつきそうな緊張感、そして音楽的な変革(トランスフォーメーション)に執着した、彼女たちのダークで孤高な宇宙の奥深くへとリスナーを引きずり込む、中毒性の高いトラックに仕上がっています。


Sera Cahoone – “Pulling Up Roots”

シンガーソングライターでありプロデューサーの Sera Cahoone が、8月28日に Sub Pop からリリースするニューアルバム『I’ve Missed You All These Years』に先駆け、先行シングル「Pulling Up Roots」を公式ミュージックビデオとともに発表しました。E. Ryan McMackin が監督を務めたビデオを伴う本楽曲は、困難な時期を乗り越えた先にある「成長と前進」をテーマにしています。親友、父親、そして愛犬を立て続けに失うという深い喪失の嵐が去り、暗い冬から再び自身の身体へと意識が戻っていくような、光に満ちた前向きなエネルギーが込められた一曲です。

サウンド面では、卓越した才能を持つ友人たちとの歓喜に満ちたコラボレーションが具現化されており、どこか酒場のスウィングを想起させる生き生きとしたグルーヴが特徴です。ブルース、フォーク、ポップ、カントリーを自在に行き来する彼女の音楽性は Loretta Lynn や Lucinda Williams をも彷彿とさせ、クリエイティビティとコミュニティがもたらす強さを証明しています。人生の儚さを知りながらも生を祝福するような、洗練された大人のフォーク・ロックに仕上がっています。


激動の8年を経て放たれる、ルーツミュージックの極上の祝福!カントリーからフォークまでを縦横無尽に昇華したSera Cahooneの最新作と、前進のグルーヴが光る新曲「Pulling Up Roots」

シンガーソングライターでありプロデューサーの Sera Cahoone が、ニューアルバム『I’ve Missed You All These Years』を8月28日にインディーレーベル Sub Pop からリリースすることを発表しました。通算6作目となる本作は、共同プロデューサーに John Morgan Askew を迎え、ワシントン州ウッドインビルのベア・クリーク・スタジオ(Bear Creek Studios)などでレコーディング。ブルース、フォーク、ポップ、そしてカントリーを縦横無尽に行き来しながら、Loretta Lynn や Lucinda Williams の系譜を継ぐ洗練されたルーツミュージックを展開しています。

このアルバムが形作られた8年間は、彼女にとって激動の季節でした。短期間のうちに親友、父親、そして最愛の犬を立て続けに亡くすという深い喪失を経験しています。しかし、本作は決して暗闇を描いたレコードではありません。それは嵐が去った後の世界、つまり「暗い冬」を経て再び自分の身体に魂が戻ってくるような、光と再生の瞬間を描いています。ペダルスチールの切ない響きや軽やかなファルセット、そして信頼する才能豊かな友人たちとの歓喜に満ちたコラボレーションを通じて、コミュニティの中で自分自身を再発見していくプロセスが温かく表現されています。

アルバムの発表にあわせ、先行シングル「Pulling Up Roots」が E. Ryan McMackin 監督による公式ミュージックビデオとともに公開されました。Sera Cahoone 自身が「困難な時期を乗り越え、その先にある成長と前進を実感することについて歌った」と語る通り、どこか酒場のスウィングを思わせる小気味よく生き生きとしたグルーヴが特徴です。人生の儚さを知りながらも生を祝福するような、彼女の不屈のクリエイティビティと円熟味を象徴するキラーチューンに仕上がっています。


Sweeping Promises – “Cocoon”

Sweeping Promisesが放つニュー・シングル「Cocoon」は、2026年8月14日にSub Popからリリースされる彼らのニュー・アルバム『You Say I Romanticize』からの先行トラックです。バンド自身が録音とプロデュースを手がけた本作は、彼ららしいソリッドで中毒性の高いポストパンク・サウンドが炸裂しています。「同じ街の同じ部屋にいるのに、まるで二つの異なる宇宙にいるみたい」と、すれ違う関係性や孤独をシニカルかつエモーショナルに描いた歌詞が、疾走感あふれるビートと鋭角的なギターに乗せて小気味よく響き渡ります。

楽曲と同時に公開されたビデオは、Shawn BrackbillとSweeping Promisesが共同で監督・プロデュースを務め、制作会社Unacceptable Colorが手がけています。Faith MaddoxやJack Goodrichをはじめ、多くの「コクーン・ビルダー(繭の建築士たち)」が制作に名を連ねており、楽曲が持つDIY精神と独創的な世界観を視覚的に表現した、アートでDIYな映像美が見どころとなっています。


世界のインディーパンクを牽引するSweeping Promisesが名門Sub Popへ移籍! 狂熱の最新作『You Say I Romanticize』を8月に発売、Liraの限界突破の咆哮が炸裂する先行シングル「Shooting Shadows」を解禁

2020年のデビュー作『Hunger for a Way Out』で世界のパンク・アンダーグラウンドに衝撃を与え、2023年の前作でも数々の主要メディアの年間ベストに選出されたSweeping Promisesが、待望のニューアルバム『You Say I Romanticize』を2026年8月14日にSub Popからリリースすることを発表しました。これに先駆け、アルバムの幕開けを飾る強烈な先行シングル「Shooting Shadows」が公開されています。アートパンクの先駆者である彼らの帰還を告げる、熱狂的で抗いがたいエネルギーに満ちた新曲となっています。

ギタリスト兼プロデューサーのCaufield Schnugとベーシスト兼ヴォーカリストのLira Mondalのデュオは、カンザス州にある自宅兼スタジオに拠点を置き、他バンドの制作を精力的に手がけながら、18ヶ月の歳月をかけて本作をレコーディングしました。意図的な「ウォール・オブ・サウンド(音の壁)」を構築するため、独自のチェンバー・レコーディング手法を考案。さらにツアーメンバーのドラマーSpenser Grallaを迎え入れることで、定評のあるライブさながらの生々しく frenzied(狂熱的)なアンサンブルをスタジオ録音で見事に再現しています。

全10曲が収録される本作では、Lira Mondalのヴォーカルがかつてないほどの進化を遂げており、先行シングル「Shooting Shadows」を筆頭に、叫び、咆哮し、トリッキーなフレーズを自在に操る圧倒的な歌唱が炸裂しています。また、アルバムは社会から疎外されたアウトキャストや執念深い作家タイプの登場人物をテーマに据えており、孤立や抑圧といった重い題材を扱いながらも、全体を貫くのは驚くほど飛翔感のあるポジティブな初期衝動です。彼らが培ってきた「手段を問わずアートを生み出す」というDIY精神が最高形で結実した、コンセプト性の高い傑作アートパンク・アルバムの誕生を予感させます。


Telehealth – “Yassify Me”

Seattleを拠点に活動するポストパンク・バンド Telehealth のニューアルバム『Green World Image』は、The B-52’s を彷彿とさせるパーティー・ニューウェーブと、Devo に通ずるシニカルな世界観を融合させた野心作です。彼らは、ミレニアル世代が「殺した」とされるトピックを列挙する「Things I’ve Killed」のように、現代文化の衰退や社会問題をネオンカラーのパンク・ファンクに乗せて鮮やかに描き出しています。

アルバム発売直前に公開されたシングル「Yassify Me」は、過度なビューティーフィルターで顔を加工するネット用語を題材に、過剰に最適化・商業化された現代社会の空虚さを鋭く突いています。Kendra Cox が監督したミュージックビデオでは、シアトルのジェントリフィケーション(都市の富裕化)が進むエリアを背景に、アーティストの Becky Harbine が即興で踊る姿を捉えており、楽曲が持つユーモアと grotesque(グロテスク)な現実への批評性を見事に視覚化しています。


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