多国籍なルーツが織りなす有機的な音のタペストリー:Faunaが追求する現代のサイケデリック・リチュアルと没入的なサウンドスケープ

Fauna が4月10日にリリースするデビュー・アルバム『Taiga Trans』から、セカンド・シングル「Dunans torka」が発表されました。本作は「未来的なシリア風ウェディング・パーティー」のサウンドトラックを標榜しており、伝統的なハンドパーカッションと催眠的な電子音楽が融合した、超越的なダンスフロア体験を提示しています。クラウトロックの推進力とサイケデリックな儀式、そしてアンダーグラウンドなレイヴ・エネルギーが衝突する、Fauna ならではの独創的な音世界がここに展開されています。

ヨーテボリを拠点とする Fauna は、Tommie Ek と Ibrahim Shabo によって約3年前に結成された8人組の国際的なコレクティブです。フランス、フィンランド、ポーランド、シリア、スウェーデン、トルコなど、多様なルーツを持つメンバーが集まり、歴史の外側に存在するような架空の世界を音楽で表現しています。彼らは単なるバンドというよりも「有機的なコレクティブ」であることを重視しており、メンバー同士の信頼関係を基盤に、ライブでの即興的なサイケデリック・リチュアルを通じて、唯一無二のサウンドを築き上げてきました。

デビュー・アルバム『Taiga Trans』には、1960年代から70年代のスウェーデンのサイケデリック・ロックの残響や、アシッド・ハウス、テクノ、そして中東の伝統楽器(ダルブッカやサズ)の響きが混在しています。Ibrahim Shabo は、このアルバムについて「ライブのエネルギー」と「スタジオ・プロダクションの精緻さ」という二面性の共存を目指したと語っています。彼らの音楽の中心にあるのは、聴き手をトランス状態へと誘う意識変容的な力であり、リスナーが音楽の中に飛び込み、すべてを委ねて漂うことができるような体験の提供を追求しています。

Fauna – “Bland träden”

スウェーデン・ヨーテボリを拠点とする8人組の多国籍コレクティブ Fauna が、2026年4月10日に発売予定のデビューアルバム『Taiga Trans』から、先行シングル「Bland träden (Among Trees)」をリリースしました。結成からわずか3年、地元のロックシーンで活動してきた Tommie Ek と Ibrahim Shabo を中心に集まった精鋭たちが生み出すサウンドは、クラウトロックの脈動、サイケデリックな儀式、そしてアンダーグラウンド・レイヴのエネルギーが催眠的に衝突するもの。Goat や Can を彷彿とさせる超越的なダンスフロア・ミュージックを提示しています。

新曲「Bland träden」は、電子音とハンドパーカッションが織りなす脈動的なリズムに、中毒性の高いギターが絡み合う、まさに「月光に照らされた深き森」へと精神を溶け込ませるような一曲です。長年、型にハマった音楽活動に限界を感じていたメンバーたちが、即興演奏や有機的な繋がりを重視して辿り着いたこのスタイルは、すでにライブシーンで熱狂的な支持を得ています。1月15日にはオランダの ESNS (Eurosonic) への出演、春には Roadburn 等を含む欧州ツアーも決定しており、21世紀のスペクトル音響を駆使した彼らの原始的なエネルギーが世界へと解き放たれようとしています。