This Is Head – “Timmerdalen”

先日こちらでポストしました、スウェーデンはマルメを拠点にするサイケロック/ポストロック・バンド This Is Headが。Adrian Recordingsからリリース予定のセルフ・タイトルになるサード・アルバムから、新たなビデオ “Timmerdalen” のビデオが公開されました。映像は今回も、ギタリストの Henric Claessonが制作したもので、コズミックでミニマルなインスト・ロック曲です。

The Garment District – “The Feral Surfers”

昨年、Night-Peopleからフル・アルバム ‘If You Take Your Magic Slow’ をリリースしていたペンシルヴァニアを拠点にする女性アーティスト Jennifer Baronによるプロジェクト The Garment Districtが、Kendra Steiner Editionsからリリースする、アンビエントなコンセプト作品 ‘Luminous Toxin’ から、収録曲 “The Feral Surfers” の抜粋ストリームです。実際は9分ちょっとあるようです。

Self Defense Family – Heaven Is Earth (Deathwish Inc.)

よく分からないんだけど、調べるとこのバンドは他にも幾つか名前があるってことでしょうか。途中で名前を変更したか、並行して別名儀が存在するのか、謎ですが、とりあえずこの名前では2年ぶり2作目です。結構な人数が在籍しているバンドで、ポストパンクな方向であことからFucked Upを思わせる感じでもあるけど、もっとスマート構造で4人組くらいな音数。実は7名いるようで、内訳はギターx3、ベース、ドラムx2、ヴォーカルっていう編成っぽいですが、一般的なロックバンドの音以外はあんまり聴こえてこない。ただその分、音のそれぞれが綺麗に鳴っている感じで、その辺を大切にしたいのかなって思いました。そして本作は3カ所のスタジオで録音がされたそうで、それぞれのエンジニアのテイストが入っているようなので、その違いを探すのもひとつの楽しみ方です。 6.5 

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Dan Svizeny – Whitecaps (Group Tightener)

2人組になったユニットの方は放置して、結局1人での作品ばかりリリースしているこのお方。やっていることも大して変らないから、聴く側としても、もうなんでもいいやってなっちゃいます。昨年レコードとカセットで出ていた作品の印象と大体一緒で、打ち込みのヘボいエレクトロ・ビートに、どファズなギター、ぼかしヴォーカルという組合せが中心。それ以外として、シンプルなギターの音色を利用したおっとりソングの率が増えた印象がありますが、印象に残るのはさっき言った様な組合せの曲。ってことで概ね期待通りで期待以上のものはない、 モヤモヤ感の残る安定の自己完結音楽。 7.0 


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Jerusalem In My Heart – “7ebr El 3oyoun”

レバノン生まれでモントリオールを拠点にするプロデューサー Radwan Ghazi Moumnehを中心とするライブ・オーディオ/ヴィジュアル・プロジェクト Jerusalem In My Heartが、間もなく新作アルバムをリリースします。”7ebr El 3oyoun” は、アルバムからの先行シングルで、中近東系のフォークとドローン要素をミックス。新作アルバム ‘If He Dies, If If If If If If’ は、Constellation Recordsから9/4にリリースです。

Shelf Life – “The Curse”

たぶんフィラデルフィアを拠点にするソングライター Scotty Leitchは、Alex G. のライブ・バンドでドラマーを担当している人物で、そんな彼がやっているローファイ・インディ・フォークなプロジェクトがこの Shelf Lifeです。そして、間もなくデビュー・フル・アルバムがリリースされるようで、アルバムからの先行曲として “The Curse” のストリームがシェアされています。アルバム ‘Everyone Make Happy’ は、Lefseから9/18にリリースされます。

Eternal Summers – “Come Alive”

先月アルバム ‘Gold And Stone‘ からまたもやビデオが登場。爽やかなネオアコ風な曲 “Come Alive” を使用した作品で、スコーン作りを巡るストーリーの脇でバンドのメンバーが演奏してるビデオ・クリップです。映像はSara Carr, Stephen Shocket そしてAllison Appersonによる制作だそうです。因に彼等は、バンドのメンバーではありません。

Collin Thibodeauxx – “Tame”

リッチモンドを拠点にするローファイ・トリオ Collin Thibodeauxxが、Citrus City Recordsから今月リリースするデビューEP ‘Nothing Buttrock’ から、収録曲 “Tame” のストリームになります。初期の Ducktailsにちょっとガレージやサーフ感を加えて、盗聴的なへたっぴヴォーカルを加えたような感じです。

The Longshots – “Enantiodromia”

テキサスはフォートワースを拠点にするガレージ、ロックンロール・バンド The Longshotsが、先日 Mock Recordsからリリースした7インチ ‘Mucho Mango’ のBサイドに収録されている “Enantiodromia” のビデオを公開しました。映像は、SQUANTOによる制作のもので、B級でやんちゃなコラージュ映像を、バンドのサウンドに合わせてスピード感のある作品で仕上げています。

Azul Toga – “When are you going to”

ポートランドを拠点に活動する Jon Clowdusによるローファイ・ドリームポップ・プロジェクト Azul Togaが、Track and Field Recordsからリリースした最新EP ‘#2’ から、収録曲 “When are you going to” のビデオを公開致しました。映像はオリジナルではなくて、寺山修司の「迷宮譚」を編集したものです。EPの全曲ストリームもシェアされていたので、そちらも一緒にどうぞ。