Wooden Shijps – ‘Back To Land’

日曜の昼下がり、ブログの更新をしながらお腹がすいたので飯に行こうと移動を開始。盗まれた自転車の替わりに見つけた中古車は、更に車輪が小さくなってかなりのゆっくり運転。行こうと決めた店がやってないから、ここはもう少しゆったり運転で遠くに行ってみよう。着いた駅前商店街は何かの催し物で、露店やテーブルが道を塞いでいる。普段通りの街並を楽しみたかったが、ここは自転車を降りて探索してみよう。一軒いい感じの中華屋を見つけ入るか迷っていると、男性客がさっそうと店内に入っていこうとする。が、あれ、おい、知ってる人ではないか。めったに来ない街で、しかも気になっていた店の前で、なんていう偶然。彼のお墨付きを頂き、安心して一緒に中華屋へ。その後は久々なのと、暇だったのを好都合に、ふたりで昼から飲み歩き。一番嬉しかったのは、当時のレコ屋で一緒に働いていた頃と変らず音楽を聴いていたこと。なんかいいねこの感じ、いい景気付けになったよ。きっとアイツなら気になると思うこのバンド。いつも通りじゃ、そろそろ困るぞと思って聴き始めると、まぁやっぱり一緒か。かといって変化を期待したわけでもない。でも少し違うような。微妙な変化は年を取ったぶん、少しふっくらしたんだね。まぁお互い様か。

Million Brazilians – “Untitled VI”

ポートランドを拠点にするフリー・サイケ・ユニット Million Brazilians は、Psychic Sounds や カセット・レーベルなど、アンダーグランドなレーベルから幾つかリリースしておりましたが、新作アルバムが間もなく Moon Glyph から出るようです。フリー・ジャズ、ドローン、民族音楽、クラウトロック、ダブなどを交えたサイケデリック・ミュージック。現在、アルバム ‘Wet Dry Jungala’ からの先行曲 “Untitled VI” が以下で聴けますが、さっきの Psychic Sounds 経由では、’Nightside in Jungala’ というタイトルからの先行曲として2曲アップされているんですが、タイトルが微妙に違うので、別物アルバムになるのかちょっと謎です。

Fake Limbs – “Kill the Mouth”

シカゴの地元民によるサイケデリック・バンド Fake Limbs の新曲 “Kill the Mouth” のストリーミングです。昨年、地元のレーベル BLVD Records からデビュー・アルバムをリリースしていましたが、間もなく同レーベルからセカンド・アルバムをリリースします。”Kill the Mouth” はアルバムからの先行曲で、ハードロックの臭いがプンプンするサイケデリック/ガレージで、音はイカした感じなのにメンバーの風貌が。。。それはさておき、やっぱり現在のシカゴはこんな感じのバンドが多いんですかね。アルバム ‘The Power of Patrician Upbringing’ は、BLVD Records から 11/15 にリリースです。

The Wytches – “Wide at Midnight”

ブライトンを拠点とするサイケ・ノワール・トリオ The Wytches の最新曲 “Wide at Midnight” のストリーミングです。演奏はノイジーでアグレッシヴそしてヘヴィな路線ですが、フロントマン Kristian Bell のヴォーカルとダークなメロディとで、エレガンスな要素を加えて、2面性のある曲になっていあす。こちらの曲は、Hate Hate Hate Records から 11/18 にリリースされる7インチ収録曲からのものになります。

Lord Dog Bird – “The Trinity Knot”+

2008年に Jagjaguwar からアルバムをリリースしていた、Wilderness のメンバー Colin McCann によるソロ・プロジェクト Lord Dog Bird の最新曲 “The Trinity Knot” と “Clandestine Origins of Light” です。Wilderness は音沙汰ないので解散してる? こちらの曲は、間もなく Moon Glyph からリリースになる新作アルバム ‘The Trinity Knot’ からの音源で、連続するシンセやオルガン、そしてベースをバックに歌う、サイケデリック・フォーク。

Has A Shadow – “John Lennon”

メキシコのガレージ/サイケ・シーンから素晴らしいバンドがまたひとつ登場。Has A Shadow は、Victor “Remi” Garay, Rodolfo Samperio そして Daniel Garciano によるトリオで、アルバムのレコーディングを手掛けたサイケ・デュオ Lorelle Meets the Obsolete の Alberto Gonzalez が生ドラムでサポート。先行曲 “John Lennon” は、ノイジーなフィードバック・ギターとスペーシーなシンセ/オルガン、ループするドラムとベースによるクール&ダークな曲。デビュー・アルバム ‘Sky Is Hell Black’ は、11/12 に Captcha Records からリリースです。

Tara Jane O’Neil – “Wordless in Woods”

90年代後半から00年代初頭に、Sonora Pine, Rodan, Retsin のメンバーとして活動し、その後はソロ活動を続けてきたタラちゃんこと Tara Jane O’Neil が、ソロ作となると 2009年に K Records からリリースされた ‘A Ways Away’ 以来となる新作アルバムをリリースするようです。ソロ活動を極めるに連れ、実験的な要素が深まっておりましたが、こちらの先行曲 “Wordless in Woods” も生音響系にミニマルなギターとヴォーカルを加えた美しく瞑想的な曲になっています。そして、新作アルバム ‘Where Shine New Lights’ は Kranky からのリリースとなり、1/27 にリリースされます。

Excepter – “Christisland”

ちょこちょこなんかリリースがあったけど、今度は完全復活のリリース。2008年の ‘Dept Dept.’ 以来となる Excepter のスタジオ作が遂にリリースされます。現在メンバーは様々な街に点在しておりますが、この作品は、デンマークはコペンハーゲンで 2012年の7, 8月に Niels Kristian Eriksen によって録音されたもの。こちらのEPは、”Christisland” と “Beargarden” の長い曲が両サイドに1曲づつ収録されているようで、ストリーミングはそれらの抜粋ヴァージョンとなります。新作EP ‘Christisland’ は、コペンハーゲンの Escho と Cejero レーベルの共同で 11/18 にリリース。