Tristwch Y Fenywod – Tristwch Y Fenywod

ARTIST :
TITLE : Tristwch Y Fenywod
LABEL :
RELEASE : 8/30/2024
GENRE : , ,
LOCATION : Leeds, UK

TRACKLISTING :
1.Blodyn Gwyrdd
2.Ferch Gyda’r Llygaid Du
3.Y Trawsnewidiad
4.Llwydwyrdd
5.Byd Mewn Cysgod
6.Gelain Gors
7.Awen
8.’Nes I Ddawnsio Efo’r Lleuad

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泥にまみれた泥沼の体をブラックライトに照らしながら歌い、月明かりに揺らめく夜の風景に魅了され、クィアな魅惑に力を得たは、ウェールズ語のゴシック・アヴァン・ロック・パワー・コヴェン。リーズのエクスペリメンタル・アンダーグラウンドの奥深くから発掘されたこのトリオは、Gwretsien Ferch Lisbeth(Guttersnipe、The Ephemeron Loop)、Leila Lygad(Hawthonn)、Sidni Sarffwraig(Slaylor Moon、The Courtneys)から構成。

峻厳で、印象的で、妖艶なTristwch y Fenywodのセルフタイトルアルバムは、わずか10回のギグとライブデモに続くスタジオ録音デビュー作。2022年に結成されたTristwch y Fenywod(「女性の悲しみ」)は、ウェールズ語のみでレコーディングを行い、デュアル・ツィター、エレクトロニック・ドラム、ベース・ギターで奏でられるエルドリッチで地底的、異質なフォーク・ミュージックを呼び起こします。ウェールズ語の子音に巻きつくサイレンのようなヴォーカル、荒涼とした武骨なリズム、渦巻く爪弾かれるストリングスを伴うTristwch y Fenywodは、まるでアングルシーの沼地から浚い出された初期の4ADレコーディングのよう。その効果は、同時に冷ややかで刺激的。

収録されている8曲は、最近再発見された、エッジーでアトモスフェリックなオカルト・フェミニスト・ゴスの聖杯のようなもの。グウェレツィアンのデュアル・ツィターによるメロディックな断片と螺旋状のハーモニー。ウェールズのヴォーカルと相まって、Tristwch y Fenywodは、Pornography時代のThe Cure、Svitlana Nianioの呪われた打ち込みストリングスワーク、Dead Can DanceやThis Mortal Coilのダークな美しさを等しく取り入れた、新しくユニークなケルト・ダークウェイヴ・サウンドを体現。冒頭のBlodyn Gwyrddは、ウコク王女の最後の乗馬のようで、重々しいベースと6/8のリズムが、懇願するような熱烈なヴォーカルと意外な歌詞のテーマとともに、事象の地平線へと行進していく感じ。特にFerch Gyda’r Llygaid Duのヘヴィでフューネラルな揺れや、Awenのゆっくりと高まる発作的なバンシー・ブレイクダウンでは、スリリングなカオスの驚くべきうねりを聴かせてくれます。

アルバムのレコーディングとプロデュースは、Ross Haldenとバンドが2023年夏、ブラッドフォードのHohm Studioで行なったもの。