Shoko Igarashi – Onsen Music

ARTIST :
TITLE : Onsen Music
LABEL : RECORDS
RELEASE : 12/6/2024
GENRE : , ,
LOCATION : Brussels, Belgium

TRACKLISTING :
1.EN
2.Suzy
3.Rainy
4.Yamagata
5.Belleville
6.Open The Door
7.Pinu
8.Mme. Poisson
9.Nesty GAL
10.Ukigusa
11.Hinotori
12.Snow Land

2022年に発表されたデビューアルバム『Simple Sentences』が、その年の過小評価されたアルバムリストの隠れた名盤となったパリを拠点とするレーベルが、サックス奏者、フルート奏者、そしてボーカリストである五十嵐翔子の新作を紹介します。

この2枚目のアルバムで、翔子は「温泉音楽」という新しいジャンルを打ち出しています。どの曲も、日本の伝統的な温泉(Onsen)で湯けむりに身をゆだねて疲れを癒すような、リラックスした旅へと誘います。 バラエティ豊かな温泉に倣って、塩辛く熱い温泉、なめらかで澄んだ温泉、泡立ちの多いカラフルな温泉、そして清冽な水に浸かるようなさわやかな温泉など、さまざまな曲が揃っています。 いずれも、曲そのものと同じくらい、心地よい満足感をもたらします。

この「リラックス」への賛歌は、思わず踊り出したくなるような魅力を保ちつつ、心に直接響くような心地よいバイブレーション、メロディ、フック、卓越したサックスの演奏、複雑な電子音楽、新しい世界を夢見させるようなボーカル、そして一晩中踊り続けたくなるようなビートで満たされています。

アルバムからの最初のシングルは「EN」で、彼女は同曲のライブ演奏のミュージックビデオを公開しています。翔子は次のように説明しています。日本には「縁」という言葉があります。もともとは仏教哲学のサンスクリット語「pratyaya」から来ており、直接的な原因(hetu)とは区別される、補助的な、または間接的な原因を意味します。私たちは日常的にこの言葉や表現を使っています。「これも縁だ」と口にするだけで偶然を必然に変える力があり、また人と人との密接な愛情のあるつながりを表現する言葉でもあります。

彼女は続けます。「私は人生の節目節目で、この『縁』を何度も感じてきました。縁とは、ぐるぐると巡る円のようなもので、引力のようなものです。人は知らず知らずのうちに引き寄せられ、離れてはまた巡り合う。まるで潮の満ち引きや月の満ち欠けのようです。縁には良い縁も悪い縁もあります。この一言に、人生の本質が凝縮されているかのようです。

五十嵐翔子は山形県鶴岡市出身。テナーサックス奏者として活躍する一方、アルトサックス、ソプラノサックスも自在に操るマルチなフルート奏者でもあります。彼女はすでに、アレンジャーおよび作曲家としても名を馳せています。庄子は、日本一のお米の産地として知られる神秘的な雪国の田舎、鶴岡の豊かな自然に囲まれた夢のような風景の中で育ちました。彼女は「水も空気も一番きれい」で、山々や神社には太古の神秘が溢れていると言います。

東京で音楽活動を始めた後、ボストンのバークリー音楽大学に進学し、音楽学士号を取得しました。その後、ニューヨークのブルックリンに移り住み、数えきれないほどの才能あるジャズミュージシャンたちとともに定期的にライブ演奏を始めました。2018年にはベルギーのブリュッセルに移住しました。

2018年より、Shokoは、Sly & the Family Stone、Earth Wind & Fire、日本のシティポップ、70年代のジャズ・フュージョン、そして彼女が幼少期に演奏を学んだアニメ映画音楽など、多様な影響を織り交ぜた、巧みに作られたカラフルな電子音楽のシリーズを制作・編纂しています。これらの全く異なる要素を、軽快かつシームレスに独自のサウンドへとまとめ上げる彼女の手法は、驚くほど自然です。2022年にTigersushi Recordsからリリースされた初の公式ソロアルバム『Simple Sentences』は、PitchforkやLes Inrocksなどから高い評価を受けました。